元祖。

土曜日に立ち上げた第二水槽。

前回の投稿で書き忘れてましたが、ヒーターによる生体のヤケド防止のため、第一水槽に設置した底面フィルターの残りで防壁を作りました。

ちょっと強度が頼りないし、長さも若干足りないのですが、ま、ないよりはマシでしょう。

立ち上げ翌日の日曜日。「本日まで生体20%オフ!」のポップに釣られてクマノミくん2匹を購入。

少し高目のパイロット・フィッシュ!ってところでしょうか。隔離していた暴君ミスジリュウキュウスズメダイをパイロットにしようかという頭もあったのですが、ただでさえジャイアンなのに、先住者になって手に負えなくなった姿が目に浮かんだので、その案、忘却。

水槽に放した時点では、「わたし、ちょっと気分が悪いの・・・」てな感じで余り動かずにへろ〜へろ〜としておりましたが、翌日ウッドストーンによるエアー補給を開始してからは、なかなかに元気。あまり争いもしないし、人工飼料にも慣れてたし、イイ感じです。巷で人気のカクレクマノミよりは泳ぎが達者なので、いずれジャイアンを放流しても、なんとかなりそうな気配。

ちなみに、私の海好きは、元を辿れば子供のときに見た、なべおさみの「生き物ばんざい!」という番組(と、「わんぱくフリッパー」)に行き着いて、そのとき心に刺さったのがイソギンチャクに戯れるクマノミの姿なのです。なので、カクレよりは元祖クマノミの方に親しみあり。それに、ネットで調べた範囲では、イソギンの嗜好の幅も広そうな感じでしたしね。第一水槽でカクレを飼っていた(過去形・・・)のは、たまたま元祖が売られてなかったから、という理由も大きかったのです。

え? スカンクシュリンプもいる??
そりゃ、20%オフですから。ふ。

生食

週末にオフィス海に投げ込まれたミズタマハゼ。砕いた人工飼料を目の前にスポイトで落としてみたりなんだりと工夫しているものの、一向に餌付かない。あんまりエサをばらまくのも水を汚すだけだし、かといって、ただでさえ痩せ気味だからこのままでは心配。ということで、暫定的に釣り餌を試すことを決意しました。そこでととっと釣り具屋に向かい、店員さんに「できるだけ小さいの選んで〜」と頼んで買ったのは、200円分のイソゴカイ(イシゴカイ)。

祭り状態になることを予想して他のサカナに注意しながら投入してみれば、ミズタマハゼは目の前をクネクネと動くイソゴカイを胡散臭そうに眺めてるだけ・・・。そうだよなぁ、あんた、フィルター食だもんなぁ。いくらなんでもデカすぎたかー。

そればかりか、他のどのサカナも突かなかったのが不思議。草食系のルリヤッコはともかく、スズメたちがゴカイを全く無視。なにやら、アウトドア料理に食指の伸びないインドア女子を連想いたしました。唯一ご満悦だったのが、スカンクシュリンプくん。あんたは何でも食べてイイなぁ・・・。

サカナのエサとしては機能しなかったゴカイだけれど、ひとまず床掃除用に合計3匹を水槽に放流しました(あんまり増殖されても困るし)。どうにも気分がスッキリしなかったので、家に持ち帰ってヨシノボリ水槽へ投入。したら、爆食い。ホントおまえら何でも食うなぁ・・・。

ちょと気が晴れました。

オフィス海の環境調査

どうにも藍藻の領土拡大に歯止めがかからない事務所の60cm水槽。そこで思い出した様に水質を確認することにしました。使用したのは、テトラの「TEST 5in1 Marine」。

サンゴ砂を入れている所為か、Caがやや高目ではありますが、その他は良好。いい感じの水でありました。

1ヶ月半前に水槽をリセットして、新しい魚達を迎え入れてからは、天然海水20Lをほぼ毎週交換していたから、そんなに悪いはずはないと思ってはいたのですが、ひとまず、ほ。

となると、藍藻どもの繁栄は、単に豊栄養だから、とも言い切れないですね。もう少し、生物の構成に多様性を持たせた方が良いのかな、という気になってまいりました。

といった頭とは別に、底砂の撹拌要員としてミズタマハゼを、さらにガラス面のクリーナーとしてシッタカ2個体を導入しました。

このミズタマ、いささか痩せ気味で不安があるのだけれど(だったら買うなって?)、ハゼのもつシブトイ生命力に期待。

サカナは、あと1匹くらいで打ち止めかなー。暴徒と化したミスジリュウキュウスズメダイどもを牛耳れる、カラフルなヤツが居れば良いなぁ。

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