土曜日に事務所水槽を底砂だけ状態にしてから4日目の今日、ライブロックを組むことにしました。またしても底砂を舞い散らすことになるので、まずは海水の準備から。大潮の引き潮だったものだから、水を汲むまでいつもより余計に歩くことになりました。
大掃除直後、エライ色していたスキマー排水は、ほぼほぼイイ感じに。
100円ショップで買った、ミニ植木鉢。ミスジリュウキュウスズメダイとクマノミが盛大に底砂を舞い散らせ地形を変えるものだから、ライブロックの足場にしてやろうと考えたわけです。が、安定性に乏しい。しかも4個しか使わなかった。よってこの案、残念賞。
ともあれ、生体の避難水槽に放り込んでいたライブロックなど構造物を一切合切引き上げて、ガサガサと組み上げました。今回は、整備性に重きをおいてガラスから距離を取り、また、貝類が効率的に藻類をはめるよう低めに重ねて置いてみました。結果、なんかゴチャゴチャしちゃったよ、と。
掃除した水槽の水質確認と藻類除去を目的に、タフな貝類を先行移植。ちなみに、濾過装置はまだ避難水槽につけたままです。そんな新陳代謝が激しい連中でもなし、しばらくは大丈夫かなと。
これで問題が生じない限り、次の土曜日にでも残った生体(サカナとヤドカリ)を戻すつもりでおりまする。
藻に悩まされた挙げ句、
今日の午前中から作業開始。
ライブロックと生体を移しーの。
さてここで取り出したるは、コトブキの水切り抜群スコップ。
底砂を取り出してから洗うのは面倒だし海水も余計に必要になるので、洗いながら掬い取ることにしたのです。だもんだから、水槽内はうへって状態に。
吸い出して注水してを3度繰り返したところで清掃終了。底砂を均してネットを敷いて…
取り出していた最上層の底砂を、例のスコップでバケツの中で軽く濯ぎながら水槽へドカドカ投入。そして天然海水を注水。したら、みごとな白濁っぷり。避難水槽で使用中の濾過装置はさておき、パワーヘッドとスキマー(とヒーター)を元に戻してスイッチオン!
なんせ、底砂の深い所(嫌気層が発達していたであろう所)まで手を入れてしまったので、イヤナモノがワンサカ表出していること間違いなし。白濁しててちっとも不思議はないのであります。実際、今回のやり方はヒトに勧められる方法ではないよなぁ…。ともあれ、しばらくスキマーを強めにかけておくことにしたら、短時間で写真の通りの成果。
この成果にいささか不安を覚えたので、いそいそとサカナ屋に向かって硝化菌を購入。スキマーを照明用のタイマー(日中8時間通電)に繋ぎ直して動作を止めてから、菌をブチ込んでやりました。
1週間ごとに水換えをしながら清掃せねばならなかった事務所水槽を
ガラス面には、およそ10cm四方の面積で2ヵ所、藻が広がってました。また水面には、直径2mm程度に凝縮された藻の玉が、鶏鍋で出るアクのように漂っておりました。粒子が細かい珪藻とは違って、もっと粗いヤツらです。
そんな訳で、天然海水の利用は有効だったぞ、と。もっとも、天然海水が良い、というよりも、事務所の水道水に問題があった(或は問題を大きくしていた)可能性が高かった気配もありますが。だって、貯水槽付きの集合住宅ではことさら、昔から沖縄の水道水って雑味が多くて美味しくないんですもの。事務所では飲料用の水をポリ容器で買っているくらいなので、なんとなれば人工海水もソレ使えば良いんでしょう。リッター28円だから、20リットルで560円+塩代。…高いな。