名前。

今回の震災による身元判明済み死亡者リストを警察庁が発表しているのを知って、年齢をキーにして知った名前がないか調べていた。

報道で数字はさんざん目にしていたものの、PDFで100ページを超える宮城県の人名リストを開いたら、その量に圧倒されて、とてもじゃないが、やりきれない気分になった。

被災された方たちなんて、そんな気分どころじゃないんだろう。

何ともなしに生きてるんだから、ちゃんと生きなきゃな(俺)。

琉球大学 理学部 海洋学科

学生当時、私らの学年主任だった先生が今春退官されることになりました。生物系だもんだから、そこで整理を待っているのが大量の標本たち。

しばらく前から海洋博水族館への移管準備が進められていたようなのですけれど、腰とタイミングが悪かった所為で、本日ようやく手伝いに行ってきました。

久々にホルマリンやメチルアルコールと親しんでいる間に見つけたのが、私の卒業研究の過程で採集された標本たち。うわー、懐かしー。あなた、ちっとも変わってないわよ!(当たり前)

この先生、専門課程で私が指導を受けた先生方のうち、今なお在籍されていた最後の一人でありました。気さくな方なので、再び沖縄で暮らすようになってからちょくちょく研究室に顔を出していたのですが、もうじきそれもできなくなるのですね・・・。

だからといってソコに感傷はないのですけれど、遊び場を(失礼!)一つ無くしてしまったような、残念な気分でありんす。

ま、万物流転すってことで。

後方支援

宜野湾市でも被災地域に向けた市民からの支援物資の受付が始まりました。品目限定ですけどね。

今のタイミングで長距離輸送って現実的なのかなーと(&送り先で対応に困るんではないかなーと)疑問視していたものの、昨日までのニュースを見た限りでは物流の窓口となる空港や港、それに主要道路の復旧が進んでいるようなので心変わり。なんとなく一番集まらなさそうな「大人用オムツ」を4袋渡しておきました。

会社からは中央共同募金会を通じて義援金を出してありますが、私が思うに、この手の大規模組織が管理する大規模口座は受け渡しのタイミングからすると復興資金であって、この瞬間の現場資金にはならないかなぁと。また、早い段階でニッチな被災地で活動しているのは、大規模組織ではなくニッチなNPOだと想像しているので、そうした団体へ個人的にいくばくか寄付するつもりでいます。

って、みずほ銀行、システムダウン中やん・・・。
いいや、いまのうちに信頼できそうな団体を探しておこう。

と、いったあたり。
黙ってやっときゃイイ話で、口にするのも小っ恥ずかしい。
まして文字で残すなんて、偽善レベルが上昇するからすごくイヤ。

なんだけれど。
今なお続く大地震に端を発した一連の災害、そして今後アチコチに及ぶであろう影響を考えると、できることを積極的に行う気構えを今のうちから持っていた方が良いんじゃないかと。そこらへん、自分への念押しついでに、募金とか支援とかに躊躇している人の背中押しに少しでもなれば良いかな、という頭にて。

災い転じて、福となさなきゃ、ね。

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