御用の向きで本屋で買って来たBE-PAL。
・・・まだ売ってたんだなぁ。創刊したときは、なんて素敵な雑誌が出たのだろーと嬉しがったものだけど、だんだん内容が陳腐化してきて買わなくなった雑誌の一つであります。モノ・マガジンも同類項ですね(笑)。最後に(それも久方ぶりに)買ったのは、前世紀の出来事ではないかしらん。
継続は力なりなのか、ギリギリ低空飛行なのかは存じ上げないけれど、久しぶりに懐かしい雑誌とのご対面でありました。
江戸たまねぎの見て聞いて触って思ったこと、ブログ第二版。
御用の向きで本屋で買って来たBE-PAL。
・・・まだ売ってたんだなぁ。創刊したときは、なんて素敵な雑誌が出たのだろーと嬉しがったものだけど、だんだん内容が陳腐化してきて買わなくなった雑誌の一つであります。モノ・マガジンも同類項ですね(笑)。最後に(それも久方ぶりに)買ったのは、前世紀の出来事ではないかしらん。
継続は力なりなのか、ギリギリ低空飛行なのかは存じ上げないけれど、久しぶりに懐かしい雑誌とのご対面でありました。
以前にも書いたけど、内地だったら特に意識しないでも電車通勤の途中で本屋に立ち寄ったりできるんだけど、クルマ移動ばかりの沖縄ではそうした習慣が欠落しがち。そこで、今日からの冬休みは気分転換も兼ねて、仕事とは直接関係ない書籍でも読みふけってやろうと企んでカブで本屋に向かいました。
思えば、学生時代も含めると7年近く沖縄で暮らしているのだけれど、自然ばかりに関心が向いていて、文化的な背景となっている(琉球王国時代の)歴史には無頓着でおりました。司馬遼太郎とか池波正太郎とか、ヤマトの歴史ものは好きなくせにね(笑)。そんなわけで、目についた沖縄モノをお買い上げ。
ついでにPS3のゲームも買ってしまったから、読書時間の創出が必用よ、と。
・・・やや本末転倒気味。
講談社刊「スティーブ・ジョブズ1」「同2」を読み終わりました。
80年代からパソコンに触れていたから、Apple(というか、Macかな)の存在はパソコン雑誌を通して初期の頃から知ってはいたのだけれど、実際にMacに触れたのは大学の頃(90年あたり)になってから。SE/30でHyper Cardを使っていたセンセの姿を見て、面白そーと感じて俄然欲しくなってしまったのを記憶しています。実際にMacを買ったのは、新卒入社してからだから93年頃。カラクラにするか迷った挙げ句、PowerBook145Bを選んだのでした。以来、基本的にMac使い。
そんな経緯だったので、ジョブズ不在の頃のMacの方に親しみがあるんですよね(笑)。それに、どっちかってぇと昔はウォズニアック贔屓で、ジョブズに対しては我がままが過ぎてAppleをクビになった挙げ句、NeXTで大失敗した人間という感じで、Appleにジョブスが復帰したときに良い印象を持っていなかったという、アンチ・ジョブズ(?)でもありました。
と、いう人間がこの本を読んでみたわけですが。
「1」はジョブズがどうのこうのというよりも、Appleの立ち上げからMacの誕生までが「プロジェクトX」風の読み物として面白かったです。一方、「2」は、主にApple復帰後の話ということもあり、結果的に成功した(している)ジョブズ的なモノ作り/サービス作り/ビジネスの進め方、そして病気という、よりパーソナルな内容が強くなってきて、なかなかに興味深かったです。
言葉や考え方に「なるほどねぇ」と感心することもありはすれど、(読んだ限りでは)やっぱりジョブスは天才奇人だと。このヒトの仕事の進め方はこのヒトにしかできないだろうと。ジョブズの仕事の作法だけマネた、勘違い管理職が日本企業に増えないことを切に祈ります(笑)。
総じて。「死んで直ぐの人の伝記本を読む」という行為自体が、そうそう起こりうるわけでもなく、なーんか、不思議な体験でもありました。
ちょっと、生々しすぎるよね。
改めて、合掌。