DAIHATSU NAKED:アルミホイール&タイヤの選択

以前にも記しましたように、私のネイキッドは、沖縄だというのにスタッドレスを履いています。しかも、ホイールが前後で異径(F:13″/R:14″)。8月の中古購入時に、よもや沖縄で売られているクルマがスタッドレスつきとは思いもしなかったのと、昔の私ゃチェーン派だったからスタッドレスをちゃんと見た事がなかったのと、前後異径ってバイクだとよくある話だから気にも留めてなかった、あたりが最大の原因。というのは、十数年振りのクルマ選びだったといはいえ確認が半端だった自分に対する、ただの言い訳。タイヤは山の残りだけ見て(オフロードバイクに乗ってたから、単純にオフよりのトレッドだと思ってた!)、大半はエンジンとシャーシ回りのチェックに時間をかけていたもんなぁ・・・。

とはいえ、当初は来年3月の決算セールシーズンまでは(路面温度が極端に上がるまでは)このままノホホンと走らせるつもりでいたのですが。つい先日、雨の日に強めのブレーキをかけたときに(車体の挙動が乱れるほどではなかったにせよ)タイヤのグリップに違和感を覚えたので、ホイール&タイヤの全交換を前倒しすることにしました。

その意味で良かったのが前後の異径ホイール。それぞれネイキッドのラインアップにあったホイール&タイヤサイズだったので(13″がNA系で、14″がターボ系)、どちらかに合わせて買い替えたときの見え方が良くわかりました(笑)。私のネイキッドはNAモデルですが、ハンドリング面を考慮すると切れ味が改善されそうな165/55/14″で揃えたいところ。一方、この車は段差の突き上げが大きいので、ショルダーが高い165/65/13″の方が衝撃を吸収してくれそうに思える。まぁ、どっちもどっちかな、と、あとは横から眺めた時の見た目のバランスで決めました。タイヤハウスが大きいので14″の薄いタイヤだとすごく貧相に見えるから、13″に決定!

どうせ変えるならアルミホイールを履かせたい。でも安い車に高いホイールはもったいない。ネイキッド純正スチールのデザインは可愛気があって良いのだけれど、このデザインのアルミは中古でも高いので却下。

ネイキッドには案外メッシュホイールが似合いそう。でも、これまた高い・・・。たまたま昨日、ぶらりと立ち寄った解体屋でBBSのホイールを見つけたのですが、サイズ違いで残念賞。

ネイキッドは角が丸いけど基本ラインは直線的なので、さらに直線的なデザインのホイールを組み合わせるとクセが強くなりすぎて嫌みになるのは間違いない。一方、ある程度「面」として見えて、なおかつ全体に丸みを帯びたデザインなら上手く収まりそう。左の写真のようなタイプはいろんなメーカーから出ているので、沖縄のそこいらにある店でも見かける可能性が高いことが期待できるかな。

そんなことを昨夜遅くまで考えながらネットを徘徊していて気になったのが、HOT STUFF「CROSS SPEED X12 MBR」。あまり隙間が多いとネイキッドの貧相なブレーキシステムが丸見えになってイヤなのだけれど、これくらいの密度なら大丈夫そう。それにオリーブドラブの車体色には、ブロンズ調のホイールは似合うように思える。単体4本セットの値段はヤフオクで2万円半ば。ただ沖縄って離島送料がかかって割高に感じるし、でかい荷物がどかんと部屋に届くのもイヤだなー、と、そのまま思考停止。バタンキュー。

そして今朝。いっぺん頭をリセットして、まずは沖縄県内で売られているダイハツ純正アルミホイールをネットで調べてみる。中古4本で1万円〜2万円。安い新品社外アルミの値段と極端には変わらない。だったら、中古/新品問わず、複数の店をハシゴしてから考えよう!ということにしました。予算的にはタイヤ付きセットで中古なら4万円以下、新品なら6万円以下。

最初に寄ったのが一番近いオートバックス。ダンロップのアルミと訳のわからんメーカーのタイヤのセットで29,800円というのが目につく。あ、これなら即決♪と思い、165/65との組合わせにできないかスタッフに相談。比較的安いFALKEN SINCERA SN828とのセットで4万円少し超え。それでも安いとはいえ、+1万円というのが気に障る。そうなると欠点探しに走ってしまう私。デザインは無難なところなんだけれど、車体色に対してシルバーが明るすぎる気が。明るくてもマットホワイトだったら似合わなくはないけれど、塗り替えるほどの意欲は、ない。ということで、保留。

そこで代案がないか他の商品を眺めていたところ、昨夜気になっていたホイールと同じメーカーで同じようなデザインの「CROSS SPEED X6」の14″がタイヤセットで安く売られているのを発見。またまたスタッフに13″と先と同じタイヤのセットを見積もってもらったら、45,000円也。約5千円の差についてひと呼吸考えてから、「X6」を買い上げ! 当初予定していた店巡り計画はどこへやら。工賃やらタイヤ廃棄料やらを足して総額で51,100円でした。店内在庫がなかったので、前金払って1週間待ちです。まぁ、沖縄で1本あたり13,000円弱ならお買い得感あり。

「X6」は「X12」と違ってスポーク(というのか?)の間隔が不均等なので、ネイキッドの貧相かつ薄汚れたブレーキ周りが露出する範囲が広いのが気がかり。なので装着した姿に期待するというよりも、単純に「軽いアルミホイールをつけたら乗り味がどう変わるんだろう♪」といったところでワクワク感を抱いておりまする。もっとも、スタッドレスからサマータイヤに変わる方が、遥かに影響が大きいでしょうが!

ちなみに、13″に拘らなければ、14″(165/55)で38,800円というセットがあったんですけどね。
タイヤも13″の165/65だと、サイズが半端で商品の選択肢が少ないわ割高だわ。
でもまぁ、いっぺん「標準状態」というのものを確かめておかないと、ね。

ちなみにちなみに、私ゃそれなりの年数を生きてきましたが、クルマでもバイクでも「新規にホイールを選ぶ」という経験がなかったものですから、タイヤとホイールにまつわる数値の学習に結構な時間をかけてしまいました。PCパーツ同様、分かる人なら直ぐ分かるけどってレベルの煩雑さですな。

で、実際に装着した姿がこちら

DAIHATSU NAKED:リアゲートへのフック取り付け

海遊びで濡れたウェットスーツをブラ下げるために、ネイキッドのリアゲートにフックを取り付けました。

今まではリアゲート先端中央のロック部に無理矢理プラのハンガーをねじ込んでブラ下げていました。そのうちマグネット・フックを取り付けようかと考えていたのですが、もひとつ耐荷重性に疑問が残って放置していた次第。そんな折、たまたま昔のオプションカタログをWEBで見つけて(→リンク)、純正品でも「フックセット(O型×2、J型×2):2,200円」というものがあることを発見。とはいえ、たかがフックにそんな金額払うのもバカらしいですし、そもそも現在販売してるとも思えない(最終カタログが2003年度版ですもの)。

ということで、改めてWEBで調べていたら、ちゃんと記録を残してくれていた親切なページを発見(→リンク)。さっそくパーツを買いに近くのホームセンターまで車を走らせました。

ウェットスーツは濡れ物のうえに丈が長いので、ゲートを開けた時に外側になるネジをフックに変える事にしました。先のページによると、ここのネジ径は5mmということで、「J型」の「ステン玉付ヒルボルトM5×30(1本120円)」と、保険のため足の短い「O型」の「ステン丸カンボルトM5×15(2本147円)」を購入。

フックを取り付けると、当然その頭の分だけ荷室に出っ張るので、スペアタイヤが縦積みされてデッドスペースになっている運転席側のネジを交換することにしました。

交換するネジをプラスドライバーで外してみると、足の長さが15mmくらいしかない。30mmで大丈夫かなーと思いつつ、手で感触を確かめながらソロリソロリとヒルボルトをねじ込んでいったところ、根元まですんなり入りました。とりあえずは一安心。

逆回転で少し遊びを持たせてからフックの向きを整え、手とモンキーレンチを使ってナットを固定。

リアゲートを閉めてみると、斜めに取り付けられたスペアタイヤに対して、同じ高さでは1cmくらい内側、底面とはほぼツラ位置でした。これくらいならば、荷物への干渉を余り気にしないですみそうです。いやあ、良かった良かった。

しっかし、ネイキッドのオプションカタログには面白そうな物がいろいろ並んでいて楽しいですね。クルマのカタログというよりも、プラモデルのカタログを眺めている気分。ホント、男性向けのクルマですな(笑)。つくづく生産終了が惜しまれます。

carrozzeria DEH-P640とMP3ファイル

8月に中古で買ったネイキッドについてきたカセットレシーバー「carrozzeria KEH-P3786」から載せ変えたのが、CDレシーバー「carrozzeria DEH-P640」。

商品選定の条件は以下の通り。
1) せいぜい2万円程度
2) 日本語表示ディスプレイ
3) USBまたはSDカード経由のオーディオ再生
4) iPod/Bluetooth対応(将来的な用途)

こういった条件で各社の製品を絞り込んでみると、選択の余地がほとんどありません。すんなりDEH-P640 に決定。

Pionnerはその昔MacOS搭載パソコンを作っていたメーカーだし(内蔵スピーカーに惹かれてマジメに購入を検討していた私)、carrozzeriaでも割と早い段階からiPodに対応していたようなので、Mac版iTunesで作成されたMP3のCD-RやUSBメモリ越しのファイル単体再生時に、ID3タグのバージョン/文字コード違いや日本語ファイル名などに起因する、再生エラーや日本語表示の文字化けが生じる可能性が他社より低いかな、という期待もありましたけどね。そこらへん、Mac=Windows間のMP3ファイルの共有や、以前使っていたMP3対応デジカメCASIO Exilim M20、それに東京から沖縄までの船旅の友として昨秋購入したSONY CD Walkmanなどでウザイ思いをさせられていたので、気になっていたのです。

モノが決まった段階で、さっそく価格.comで店を調べてオンライン注文。
送料込みで21,465円でした(購入当時は東京住まい)。

カーステではメタル調のカクいデザインが好みである私ですが、これくらいシンプルならば丸くてもプラスチッキーでも許してあげようといったところ。ネイキッドのインパネも直線的な中に丸い形状が配されているので、見た目のバランスも悪くありません。

シンプルさとの引き換えで使いにくいのは左に集約されたツマミとボタン類。ディスプレイを見ながら操作することが前提になっているので、運転中の操作が難しい。特にボタン群は、機能表示の文字が小さい上に遠くて判読しづらく、さらに略号の意味が分かりづらく、おまけに使用頻度も低いので、いざ使おうとするときに一拍考える時間を生じてしまう。もっとも、運転中に多いのはツマミ単体の操作だけで完結する「音量調整」と「フォルダ/曲送り」なので、それだけであれば使いやすいのですけれども。

ただ、それでも気に食わないのが、ツマミの上下クリックで行うフォルダ(アルバム)送りの向き。通常多い操作は「次のアルバムに移る」だと思うのですが、この操作が「上にクリック」することになる。感覚的に「前」は「上」で「次」が「下」だと思いますし、運転中は下に押す方が容易ですし、そうすればフォルダをリスト表示した時の配列順とも一致する。なのに何故「上」に押させるのか理解しがたい。慣れればそれまでとはいえ、すごく気持ち悪いです。せめて設定画面で逆転できるようにして欲しいですね。なお、USBメモリ内のフォルダ/ファイルをリスト表示すると、不可視フォルダまで表示されるのが少々目障り(特にMacはゴミが多いから・・・)。

MP3ファイルはBuffaloの8GB USBメモリー(RUF2-PS8G)に入れてます。超小型なので収まりが非常に良くって、赤/白/黒と3つ買って使い分けています。赤だとヒューズが入っているように見えるのがチャームポイント(笑)。ネイキッドのセンターコンソールのイルミは緑、DEH-P640のイルミが青と全般に寒色系なので、赤モデルでは赤いプラスチック越しのアクセスランプが警告灯みたいに目立ってしまうのは、チャームポイントというには厳しいかなぁ。

気になっていたMP3のID3タグの文字化けは「ほとんど」ありません。カタカナの濁点/半濁点で稀に生じていますが、前述の通り、複数の再生環境用にタグを何度か編集し直したことがあったので、そこらへんが原因になっているのかもしれません。いずれ改めてiTunes上でタグのバージョンを揃えようかなとも思いますが、また3つのメモリに保存しなおすのが面倒くさいなぁ・・・。ちなみに説明書によると、ID3は2.4までの各バージョンに対応しているそうです。

再生機能の面では、USB内に収められたフォルダ単位(アルバム単位)のランダム再生ができないのが×(iPod接続のみ可)。それならば、アルバム間の再生音量の平均化機能をつけて欲しい(たぶんこれもiPod側の機能としてiPod接続なら可能なんだろうなぁ)。USB接続で曲単位でランダムをかけてると、音量がバラバラなのですぐにツマミに手が伸びる。それが面倒なのでランダムは切っています。

音自体は結構良いかな。世代が違うとはいえ、もともとついていたcarrozzeriaブランドのスピーカーとの相性が良いのかもしれません。もっとも、軽自動車でフロントドアスピーカーのみの2ch再生、おまけにエアコン嫌いで窓全開で走る人ですから、音が良いと言っても厳密な話ではありませんが。ネイキッドは全般に遮音性が低い(吸音材が少ない)からでしょう、低音がドアに反響して妙に響きます。いずれイコライザーで調整してみようかと思いつつも面倒くさがっているところ。Pionnerの圧縮音声信号の欠落部補完機能である「アドバンスド・サウンドリトリバー」はオン/オフで露骨に音質が変わりますが、それが「補完されたから良くなった」かはチと判断しかねる感じです。まぁ、せっかくついているので「オン」にしていますけどね。

総じて、操作性や機能の面で気に食わない所も多いのですが、カーステの本分である「音楽を聴く」という面については、値段に比して良い商品だと思いますよ。

そうそう、なんでいまどきiPodを使わないかというと。東京と違って沖縄ではクルマ利用が日常なので、いちいち脱着するのは面倒だし、かといって置きっ放しにして車上ドロを招きたくないし、そもそも常設したときにiPodが沖縄の熱に耐えられるかちょと怪しい(特に液晶)。それに空間に余裕のない軽自動車で余計な出っ張りを増やしたくない、といった辺りがその理由です。でも、新しいTouchは欲しいなぁ。カメラがついてない、それだけのことで衝動買いしてないのだと思います(笑)。

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