台風9号が接近。明日木曜から荒れはじめる見込み。
雨水が車内に進入する現状まま台風を迎えるとシャレにならないかもしれないので、昨夕、ドアのサビ部に生じた穴とサビ落しで薄くなった箇所をパテで肉盛りしておきました。ホントは強度が欲しいところだけど、作業性を優先して Holts のコントールライトを選択。パテをざっと研磨してから、改めてサビキラーを塗布。
ううむ。
労働後のお茶は美味い。
一服したら、スチール缶を開いて均して素材化。
と、いったところまでは先月のうちに済ませてました。
そして昨夜、ウェザーストリップ固定部の測定結果を元に、部材を切り出して…
折り曲げて、補修部品化する。
万力を持ってて良かった…と、思える貴重な瞬間。
補修部品は、二重構造のL字型。ウェザーストリップ内側に潜り込むヘリには、破断予防のR出しと補強の意味も兼ねて針金を通してあります。二重にしたのは、もちろん強度を増すため。もともとが、手で簡単に曲げられるくらいヤワな飲料缶ですものね。成形後、耐水ペーパーで表面を荒らして、準備完了。
そして夜が明け、今日も今日とて降ったりやんだり。雲の流れが速くて、まったく気象予測がたたないため、束の間の晴れ間を利用した突貫作業を強行。
補修部品の底面部は、ウェザーストリップ底面の幅の約半分にしてありました。まずは、ドア側にセメダインの金属パテを盛り、補修部品を上から割り箸で押し付けながら位置と角度を調整しつつ固定。はみ出したパテをカッターで除去。パテがざっと乾燥して補修部品が動かなくなってから、補修部品がカバーしていない残り半分に金属パテを塗り足して、水を塗った割り箸を使って水平面作り。そしてまたパテがざっと乾燥してから、ドア側の破断部と補修部品両端の隙間をパテで結合。今日はココマデ。
構造面で懸念されるのは、パテの接着能力に依存している補修部品が、ドアの開閉で繰り返し受ける衝撃と圧力に耐えられるかどうか。さすがに今日は、バタン!と勢いよくドアを締める勇気はありませんでした(笑)。ともあれ、これで堤防が復旧し、本来の排水経路が確保されている、ハズ。横から叩き付ける雨にも大丈夫、なハズ。今回の対策が有効かどうかは、台風が通り過ぎてからのお楽しみ!と。

改めて眺めてみると、やっぱりサビかたがヒドイ。サビを一掃しようとしたら、大穴が空くのは必至。そこで、余り薄くなりすぎない範囲で金属ヤスリでウロコ状のサビをコソぎ落し、100番の耐水ペーパーでできるだけ平滑化しました。それからブレーキクリーナーを軽く吹いてウェスで清掃し、希釈したサビキラーを筆塗り。
ウェザーストリップが触れたり、ドアを締めたときの圧がかかったりしても、サビ転換中の塗装面への影響が少なくなるよう、できるだけ長く乾燥させた方が良いので、ドアを開いたまま他の作業で時間つぶし。まずは、ドアとウェザーストリップ(引いては再構築予定の破損部)にかかる圧を下げる目的で、
剥離作業は比較的淡々と進められたものの、さすがに屋外用の強力両面テープ。ところどころ、イヤな感じでカスが残ったので、ここは塗装面に使うのはマズイかもしれない両面テープ剥がし剤の力を借りる。
テープ剥がし前。
テープ剥がし後。
そして、ウェザーストリップなど各部のゴム部品(ただしパテ盛り予定範囲を除く)に新たに購入したラバープロテクタントを塗り付けて、機能改善を願ってみる。いや、今更ながら感アリアリで、思えば中古車購入時から心がけとけよ、って保守作業なんですけどね。
先週末は、大学の知り合いとヤンバルまで河川調査。ひさびさにネイキッドで長い距離&山道を走らせることになりました。それから数日後、後ろの方からカタン・カシャンといった異音がすることに気づいたので、本日は車内清掃しつつの原因調査。
まずは、泥だらけになっていたフロアトレイを水洗い。
ここ数ヶ月、
6年前ほど前に、
異音発生源の第一候補は、
引き続き床掃除しながら調査を進めて行くと、ラッゲージのトリムのプッシュリベットが1本なくなっているのを発見。これが原因か?
あいにく手元に部品がなかったので、近所のイエローハットまでカブを走らせました。
ネイキッドのプラ内装はダークグレイなので、灰色のスズキ用をチョイス。紛失していた箇所と、見本として取り外していた箇所、計2点の取り付け。ずいぶん明度が違うけど、キチンと締結してくれさえすれば、どうでもイイや。
ふと視線を上げたら、左後部ドア窓内側のウェザーストリップの端っこが浮いているのが目に入る。ありゃりゃ。どうやら爪が割れてしまっている様子。