PENTAX K-S2:王様のハンドストラップ

しばらく前から、20年前に使っていたショルダーストラップを K-S2 に取付けて持ち歩いていたわけですが。

なんかこう、日常的な写真を撮るにしては仰々しくなるというか、せっかくコンパクトな K-S2 を使っているのに気軽さに欠けるように感じられて、ハンドストラップに付け替えることにしました。って、10月初めのことですが…。

オトナの気分としては、キャメル色した本革ハンドメイドにしたいところだったのだけれど、そうなるとソコソコの金額を現物確認できない通販で支払うことになってしまう。それもどうかと思ったので、無難な価格の無難な商品を使ってみて、まずは一本吊りの革製ハンドストラップとやらの使用感を試してみようかぇというオトナの思考を優先することにしました。

そして選んだのが king の本革製ハンドストラップ ブラック(CCHS-01)。キングの商品って、学生時代にフィルムの保管アルバムを買って以来かも…。

カメラに取付けるベルト部分の幅は 8mm。
一般的な一眼用ストラップは 10mm なので、ちょっと頼りない印象。

K-S2 に取付けたところ。
見た目のバランスでは、取っ手部分が長過ぎるかな。
(装着レンズは SMC DA 21mm Limited)

ただそれも、手首に巻くとちょうど良い感じ(ハンドストラップなんだから当たり前!)。

一方で、カメラ本体を掴んでいないと、結構な重さが手首にかかるわ、ストラップが長い分だけ振り子の様に揺すられるわでヤな感じ。実際「ハンドストラップ」というより「落下防止ストラップ」かなぁ。それにしては仰々しいんだけど…。

てな具合で、あんまり印象は良くなかったのですが、そのうち馴れてしまいました。いまは犬連れのときはストラップを手首に巻き、一人の時は巻かずにカメラを直持ちしています。そんな使い方をしている限りストラップを邪魔に思うこともなく、値段の割には質感も良いこともあって、イイ買い物をしたのかな、といった心持ちでおりまする。

smc DA 21mm Limited、寄ればいいのか。

もともと「写真を撮るぞー!」という強い意思を持ってカメラを持ち出すことはほとんどなくって、もっぱら「何か面白いものがあれば撮っときますか」くらいの気持ちでいるので、まいど犬の散歩がてらの写真ばかりでナンですが(笑)。

歩き疲れた好機を逃さず!
PENTAX K-S2 / smc DA 21mm Ltd.
f4, 1/1600, ISO100, -0.3EV
初めてバリアングルでLV撮影
普段は液晶をウラ返してます
PENTAX K-S2 / smc DA 21mm Ltd.
f4, 1/2500, ISO200, -0.3EV

犬の散歩がてらの場合、出るときの気分でレンズ(単焦点)を変えています。使用頻度が高いのは、50mm と 28mm。ついで、21mm、15mm といった塩梅。カメラ嫌いのチワワとセットだと、どうしても(リードの分だけ)距離を取れるレンズを選びがちになりますね。smc DA 21mm Limited は、積極的に手に取るというより、消去法で選ばれる「無難なレンズ」という存在になりつつあります。

思えば、いままでどちらかというと状況を押さえるような撮り方をしていたので、今日は「寄り」を意識しつつ開放付近でのボケ具合を見てみようかなーという気分で撮影していました。結果、フィルムで A 28mm / F2.8 を使っていたときの印象にも似た、柔らかい感じになりましたよ、と。これはこれで好き、かも。

しっかし、ライブビューでの近接撮影は、水平出しがムツカシ…。

HD DA 15mm Limited と偏光フィルター

腰痛からの回復に費やされたシルバーウィーク。その最終日、空がイイ感じに高かったので、PLフィルターを HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited に取付けた K-S2 片手に犬の散歩に向かいました。

腰痛をあざ笑うかのような青空
PENTAX K-S2 / HD DA 15mm F4 Ltd.
f9, 1/60, ISO100, -0.3EV, PLフィルター
あまりの暑さに木から白煙ー
PENTAX K-S2 / HD DA 15mm F4 Ltd.
f8, 1/50, ISO100, -0.3EV, PLフィルター

今回使った PL フィルターは、学生時代に買ったもの(そんなんばっか!)。空と海の青みは気持ちいいんですけど、やはり暗いレンズに円偏光は視界が暗くて気分わるっ。

DA 15mm の内蔵フードは花形で、フードを伸ばしたまま偏光フィルターの前枠を回せそうな気配が感じられるものの、フィルター側面はほんのちょっぴり顔を除かせるだけ。よって、フードをしまう→フィルター前枠を調整→フードを伸ばす、というフローになります。また、ねじ込み式のレンズキャップは、前枠が回転する PLフィルターでは使いづらくってしょうがない。

犬のリードを持ちながらの撮影という制約があったにせよ、総じて面倒くさい組合わせでありましたとさ。

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