HD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited

ある日の職場。
いつかそして何度か)目にしたことのある光景…。

中古の HD DA 35mm macro リミが届いたのでした。手持ちの標準域の単焦点が、やわらかーい描写をする A 28mm F2.8 しかなかったので、もうちょいメリハリのあるレンズが欲しくなっていたのです。

どうせなら FA 31mm F1.8 Limited、お手頃価格になった FA 35mm F2、FA 35 の光学設計を受け継いでいるという DA 35mm F2.4 も考えてみたのですが、価格/大きさ/外装の質感/設計の新しさあたりのバランスと、そして何よりもクイックシフトフォーカスの存在が強く後押しした次第。かててくわえて良品中古を見つけたのでポチったと。春先にフルサイズ機が出たって、私ゃしらんもん。フィルムカメラでも 35mm 域、ほとんど使ってこなかったし。APS-C 専用で良いのです。

たまたま K-S2 が事務所に置いてあったので、さっそく合体!

全長は、15mm リミより若干長いくらい。K-S2 とのバランス、よいです。
(奥のズームは DA17-70mm F4)

幅の狭いK-S2でも、少しフォーカスリングが遠いかな(あと5mmくらい手前にあると嬉しいな)、な印象。

でも、15mm リミや、ましてや 21mm リミと較べてリング幅が太くて断然操作しやすいし、かつトルク感が MF レンズ並みに素晴らしいから、少し遠いくらい何だってぇの、であります。
写真はフォーカス無限大位置。

マクロだけあって、最短距離まで回すとにゅいーん。
内蔵フードを伸ばすと、さらににゅいーん。ちょっとした大砲状態。

最近接(13.9cm)にある被写体との距離感は、こんな感じ。
被写体は、タミヤ 1/48 Volks Wagen TYPE82E STAFF CAR

フードを伸ばすと、被写体がフードの中に入ってしまいます(笑)。

これはあれですね。普段はフードを必ず伸ばすようにして、被写体をレンズに触れさせぬための触覚として利用するですな。ネコのヒゲのように。

とはいえ、ここまで被写体に寄れる(寄りたくなる、そしてそれが許される)状況が日常的にそうそうあるとは考えられないので、やっぱり「マクロレンズ」ではなく「どこまでも寄れる標準レンズ」という解釈が正しそうですね。今までにマクロ機能付きのズームレンズとか、接写リングをかました単玉でマクロ撮影していたことはありましたが、標準域のちっこい単焦点を付けたまま被写体に無段階で(ほぼ)無制限に近づけるという体験は新鮮でした。

こりゃ面白そうなレンズだぞ、と。

鼻先にピント
さすがにこの距離は嫌がる犬
PENTAX K-S2 / HD DA 35mm F2.8 Macro Ltd.
f2.8, 1/60, ISO1600, -0.3EV

PENTAX K-S2:王様のハンドストラップ

しばらく前から、20年前に使っていたショルダーストラップを K-S2 に取付けて持ち歩いていたわけですが。

なんかこう、日常的な写真を撮るにしては仰々しくなるというか、せっかくコンパクトな K-S2 を使っているのに気軽さに欠けるように感じられて、ハンドストラップに付け替えることにしました。って、10月初めのことですが…。

オトナの気分としては、キャメル色した本革ハンドメイドにしたいところだったのだけれど、そうなるとソコソコの金額を現物確認できない通販で支払うことになってしまう。それもどうかと思ったので、無難な価格の無難な商品を使ってみて、まずは一本吊りの革製ハンドストラップとやらの使用感を試してみようかぇというオトナの思考を優先することにしました。

そして選んだのが king の本革製ハンドストラップ ブラック(CCHS-01)。キングの商品って、学生時代にフィルムの保管アルバムを買って以来かも…。

カメラに取付けるベルト部分の幅は 8mm。
一般的な一眼用ストラップは 10mm なので、ちょっと頼りない印象。

K-S2 に取付けたところ。
見た目のバランスでは、取っ手部分が長過ぎるかな。
(装着レンズは SMC DA 21mm Limited)

ただそれも、手首に巻くとちょうど良い感じ(ハンドストラップなんだから当たり前!)。

一方で、カメラ本体を掴んでいないと、結構な重さが手首にかかるわ、ストラップが長い分だけ振り子の様に揺すられるわでヤな感じ。実際「ハンドストラップ」というより「落下防止ストラップ」かなぁ。それにしては仰々しいんだけど…。

てな具合で、あんまり印象は良くなかったのですが、そのうち馴れてしまいました。いまは犬連れのときはストラップを手首に巻き、一人の時は巻かずにカメラを直持ちしています。そんな使い方をしている限りストラップを邪魔に思うこともなく、値段の割には質感も良いこともあって、イイ買い物をしたのかな、といった心持ちでおりまする。

smc DA 21mm Limited、寄ればいいのか。

もともと「写真を撮るぞー!」という強い意思を持ってカメラを持ち出すことはほとんどなくって、もっぱら「何か面白いものがあれば撮っときますか」くらいの気持ちでいるので、まいど犬の散歩がてらの写真ばかりでナンですが(笑)。

歩き疲れた好機を逃さず!
PENTAX K-S2 / smc DA 21mm Ltd.
f4, 1/1600, ISO100, -0.3EV
初めてバリアングルでLV撮影
普段は液晶をウラ返してます
PENTAX K-S2 / smc DA 21mm Ltd.
f4, 1/2500, ISO200, -0.3EV

犬の散歩がてらの場合、出るときの気分でレンズ(単焦点)を変えています。使用頻度が高いのは、50mm と 28mm。ついで、21mm、15mm といった塩梅。カメラ嫌いのチワワとセットだと、どうしても(リードの分だけ)距離を取れるレンズを選びがちになりますね。smc DA 21mm Limited は、積極的に手に取るというより、消去法で選ばれる「無難なレンズ」という存在になりつつあります。

思えば、いままでどちらかというと状況を押さえるような撮り方をしていたので、今日は「寄り」を意識しつつ開放付近でのボケ具合を見てみようかなーという気分で撮影していました。結果、フィルムで A 28mm / F2.8 を使っていたときの印象にも似た、柔らかい感じになりましたよ、と。これはこれで好き、かも。

しっかし、ライブビューでの近接撮影は、水平出しがムツカシ…。

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