smc PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited

K-S2が出て、K-3IIが出て、K-3が安くなってとまぁ、性能的に隔世の感が出てきたK10Dユーザにしてみれば、なんとも悩ましい今日この頃。いや、本気で悩んでいたのですが、なんかね、もひとつ購買意欲に勢いがないんですよねー。K-S1が2ダイヤルで出ていたら、案外サクッと買っていたような気がしないでもないですが…。

てな感じに、久しぶりにデジタル一眼に意識が向いていたせいで、なんとなくポチってしまった中古レンズが本日着荷。

それが、smc版の DA 21mm F3.2AL Limited。噂に違わずチッコイですね。

HD DA 15mm リミとの比較。フィルム時代に A 28mm F2.8 を常用していた私にしてみると、15mmのボディはすごく馴染みあるボリューム感なんですが、それより小さいのにやや危惧を覚えたり…。

同じような画角の A 20mm F2.8 との比較。フィルター径 58mm のレンズと較べるのもアレですが、時代を感じるというか、35mm と APS-C の違いを感じるというか、それにしても違い過ぎだろ!って感じです。

ちなみに、この A 20mm は何を写しても「霧の中」レンズになってしまったので文鎮と化しています。いや、だから DA 21mm を買ったんですけどね。

K10Dに取付けたところ。
小さいのはイイけど、決してカッコいいレンズではないですね。

中古レンズなので、さっそく何枚かテスト撮影。

PENTAX K10D / smc DA 21mm F3.2 Ltd.
ƒ3.5, 1/4, ISO400

ちょっと AF は迷いがちだけど、ちょっと本体モーターの駆動音が耳障りだけど、型落ちの smc 版とはいえリミの名を語るだけに悪かぁねぇや、な印象。なんだけど、やっぱり危惧していた通り大きさが災いして、そしてフォーカスリングが細すぎて、クイックシフトフォーカスが使いづらい…。AF合焦後にピント調整しようとすると、ついついフードに指がかかってしまうのです。あと 3mm、フォーカスリングが太ければなぁ…。

とはいえ、カメラにしてみれば、グダグダ言わずに出番を増やしやがれ、でしょうから、使ってやりましょうよ、グダグダ言わずに!

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