HONDA MD90:キャリアボックス装着

「荷物の詰めないカブはカブじゃない」というのが私のカブ定義でありまして、郵政カブの購入時にはなかった荷台を追加費用を出してまで装着しておりました。なんだけど、郵政カブの荷台は広過ぎて、ケーブル留めだと使いづらかったんですよね。本当なら郵政仕様のケースが欲しいのだけれど、そんなにホイホイ転がっているものではない(しかも高い)。ということで、非バイク用の収納ケースを搭載することにしました。

荷台の各部の長さを測って、DIY屋で適当そうなケースを物色。荷台からはみ出ずに、かつ、小さすぎずとなると、思いのほか選択の余地がありませんでした。結果、選んだのが「RING STAR ドカットD-4700」。

荷台には、φ10mm穴が4箇所あったものの、ドカットの底面よりも広い範囲に点在しているため、前方2ヵ所のみを利用。後方は仮面ライダーの腹のような感じに並んでいる抜き打ち部に、ステーを使って固定することにしました。

実際にケースを荷台に積んで、位置合わせをしてから起点となる前方の10mm穴1ヵ所の中心をキリでポンチ。部屋に戻ってドリルでキュイ〜〜ン。そしてまた荷台に積んで、ドリルで開けた穴を目印に位置を合わせ、前方の残る1ヵ所を同じ様に印して、自室に戻ってキュイ〜〜ン(あぁ、穴あけってナンて楽しいんだろう)。

そしてまた荷台に積んで、ステーで固定する後方の両端1ヵ所の位置をマーキング。そして荷台の穴周りを採寸してまたまた自室へ移動。ケースにステーを当てがいながら、1辺4ヵ所、左右8ヵ所の穴を開けました。さらに、ケース内が浸水したときを考慮して、水抜きと乾燥用に適当に穴明け。

前方の穴は、8mmのボルトを通すことにして9mmの穴を、ステー部は6mmボルト用に6.5mmの穴を開けました。

荷台とケースの間にはクッション代わりに5mm厚のスポンジを敷くことに。ただし、ケチって30cm角のシートを1枚しか買わなかったので、切り貼り対応。もっとも、スポンジに穴を開けるのが面倒だったという側面もありましたが。

そして固定。荷台の裏側が入り組んでいたので、えらく手間取りました。特にステー部。

そのステーは当初1辺2ヵ所留めのつもりでしたが、端っこの方がビミョーに荷台と干渉して振動を起こしそうだったので3点留めとしました。ホントはケースの内側にもステーを使って金属同士で挟み込んだ方が良いんでしょうけどね。

固定後、内側の底に10mm厚のゴムスポンジを敷き詰めておきました。

そして装着した姿。

ブラックボディだとさすがに見た目が五月蝿く・重くなったかな。ま、どうせカブだから、いっか。郵政レッドの荷台の色に合わせて選んだ赤フタモデルは、正解っぽいようですしね。

使用した手持ちの部材を除けば、かかった費用は5,000円ほど。実質的な作業時間は2時間くらいかな。下見と購入とボルト長の読み違いで、都合3回、DIY屋に足を運ぶことになってしまったので半日仕事になってしまいましたが!

HONDA MD90:エンジン・オイル交換

梅雨入りしたというのに、乾いたイイ天気だった今日の沖縄。こんな日は、オイル交換で決まり! ということで、朝からオートバックスとメイクマンで作業に必用な品々を買い求めてまいりました。

なんせフロント・ブレーキが固着していたくらいマトモに整備されてこなかった気配濃厚な車両だったので、フラッシングも兼ねて容量多めで割安感のあるクルマ用オイルを選びました(どうせカブですし)。純正と同じ粘度の「カストロール GTX 10W-30 SL/CF」、3リットル缶(1,480円)です。

なんだけど、何気なく缶を眺めていたら「2輪車には使えません」ですと??

ネットで調べてみたら、さいきんは添加剤がアレコレ入っている品が多いから、単純に粘性だけで選んじゃだめだったのですね・・・。随分長いことバイクに乗り続けていたくせに、ここ10年くらいは自分でオイル交換なんかしていなかったなぁ・・・。などと反省気分で引き続き調べていたら、SLグレード以下で、ILSAC規格で「GF-なんちゃら」の記載がなければ使える可能性が高いとな。

可能性が高いなら、使ってやりましょうよ(どうせカブですし)。

ということで、作業開始!

暖気運転後にオイルを抜いてみると、真っ黒なうえにサラサラ(写真 左)。既にオイルとしては死んでいました。やはり、な。

そこで新しいオイル(写真 右)を足してから再び暖気。抜いてみると・・・まだまだ淀んでいる感じ(写真 中)。オイルの交換量は800ccですので、もう1回フラッシュする余裕はあったのですが、そこまでするのももったいないような気がして来て(どうせカブですし)、あとは規定量を入れてオシマイとしました。

Lumix DMC-FT3

天気が良かったので動作確認を兼ねて、80kmほど走らせてきました。

高回転になるとギャ〜〜〜ッとガナるエンジンの音に、あまり変化がなかったのは期待はずれ。一方、フットペダルでギアを入れたときのガシャコン!という音は、ずいぶん静かになりました。ネットに漂っていた情報によると、添加剤などが悪さするとクラッチが滑り易くなるそうなのですが、そんな症状は特に感じられず。ただまぁ、クラッチレバーがないから指先の感触が得られるわけでもなし、タコメーターがついていないから回転と速度がキッチリ比例しているかも分からないので、あくまで気配でしかありませんが・・・。

まぁ、今後も問題なさげなら、少し早めにオイル交換して今日の残りを使い切ってやろうと企んでおります。きっと、1回のフラッシングでは取りきれなかったカスも落ちてくるでしょうしね。

HONDA MD90:ブレーキシュー&ワイヤー交換

郵政カブのフロントのブレーキシューとブレーキワイヤーをバイク屋で交換してもらいました。店員さんによると、ピンが固着してブレーキを引きずっていた状態だったそうな。昨秋購入してから乗り味が変わった感はなかったので、買ってからずっとだったんかなぁ。現状渡しだったけど、どんな状態でも走るという伝説のカブだったものだから、細かいことは気にしてなかったんですよね(笑)。

整備後に走らせてみたら、ドラムらしい甘さはあるものの、タッチも効きも明らかに向上♪ 先週のタイヤ交換と相まって、走らせ易く、かつ楽しいバイクになりました。

ともかくもまぁ、これで走行時に不安を感ずる不具合はなくなったので、ひとまず一段落。あとは、死に損ないのバッテリーを筆頭に、オイルやプラグなどの消耗品を気が向いたときに交換していくつもりです。いずれは外装のペイントにも手を出そうかなと考えているところ。

それにしても。初めから分かっていたことですが、ふっるい中古バイクはやっぱりメンテにカネがかかりますな。本来ならタイヤだのブレーキだのの交換は自分で済ませてしまいたかったのですけどね(そこらへんの工具も揃っているし)。タイヤ周りは腰痛持ちにとってはイヤな作業ジャンルだもの、致し方なしとした次第。

ま、あとは焦らず急がずのんびりいじってまいりましょ!っと。

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