HONDA MD90:異音と四度目のオイル交換

昨日のこと。ネイキッドを車検に出す前に、塗装ハガレを補修しておこうかなと、ホルツのスプレー塗料調合サービスをやってる店まで久しぶりに郵政カブを走らせました。幹線道路を全開走行していたら、前方下方面からの「プタプタプタプタ」という音が耳につきまして。

タペット音とも排気漏れともつかぬ、自転車のスポークにトランプを挟んだ時の(って、何歳の記憶だ!)「パタパタ」に近い音なのだけれど、速度(タイヤの回転数)ではなくエンジン回転数に比例しているぽい。店の駐車場でエンジンを回しながら確認してみたものの、ヘルメット越しでないと聞き分けられない音で正体がよく分からない。エキパイに手をかざした範囲では排気漏れではなさそう。

そこで試しにオイル交換で変化があるか確認してみようと、DIY 店に立ちよる。今回選んだオイルは、初のホンダ純正品「ULTRA G1」。

前回交換したのは去年の4月だし、その間の走行距離もたかだか千キロかソコラ。オイル自体の劣化は無視できる範疇だとは思うんですけどね。本日、交換作業を行いました。

さっそく、搾乳。

たいして乗ってないのに、こんなにオイルが汚れるものかな…。
やっぱり、ナカでナニカ起こってるのかな…。

オイル交換後、改めて排気管周りを耳と手のひらで確認。やっぱり、排気漏れではなさそう。その後、軽く走ってみたところ、これといって音に変化はない、ような。

ただ、先日装着したチェーンカバーのおかげでチェーン由来のノイズが耳に入りづらくなり、結果として「プタプタ」が目立つようになっているのかもしれないし(どうだろう…)、たまさか気にしてしまったから余計に気になってしまっているのかもしれない。なんて、カブとクルマの修理にいささか疲れ気味な男の希望的観測含みですが、しばらく現状まま乗って様子をみるといたしましょう。

HONDA MD90:機械は使い続けてないとダメになる話

2月。秋口からほとんど乗っていなかった郵政カブを洗車する。前輪のブレーキが固着。バッテリーは半死半生。空気が抜け切っていた後輪は、タイヤのショルダーが劣化したようでエアを入れても腰砕け気味。そして当然のように、サビが蔓延。

3月。まずは動かせるようにせにゃあかんので、フロントブレーキ周りの整備に着手。

3年前の整備のときに放置していた前輪ハブのスピードケーブル取り付けネジの固着もドウニカしようと考える。だがしかし、そんなこと以前に、荷重をかけるのが恐ろしいくらいスポークがサビッサビ。これもドウニカせねばなるまいな…。

ともあれ、固着したネジを手動インパクトドライバーでガンガンしてみる。ビクともしない。もはやドリルで揉むしかなさそうだけど、交換部品がないので次回に持ち越すことにして、ドラム内を整備。

露出部がサビサビで、動きもシブくなっていたブレーキケーブルは新品に交換。思えば、前回の交換から丸6年。交換したケーブルは NTB の BCH-047F。

前輪を外す際に取り外したネジのうち、レッグシールド取り付けボルトほかサビのヒドかった部品をブレーキクリーナー洗浄→サンポール漬け→中和→錆び止め塗装→オイル塗布。

もろもろの部品を組み立て直し、各部の動作確認。ブレーキ、OK!…でも、エンジンからカタッ…カタッ…と音がする。

4月。購入から約8年で3度目となるエンジンオイル交換。過去2回は、「二輪車には使っちゃダメ」だけど安かったカストロール GTXで済ませていたのだけれど、エンジンの異音発生の原因がソノ結果だったとしたら大変イヤなので、今回は心を入れ替えてバイク用オイルを買う。選んだのは、純正オイルよりも安く売られていたカストロール GO!。安物買いに走りがちな心は入れ替えてなかった。

新旧オイルの比較。前回のオイル交換から約4年。余り乗っていなかったとはいえ、やっぱ古いオイルはドヨドヨサラサラ。そしてエンジンを動かしてみると……異音なし!OK!(オイルの汚れが原因ではなく、長らくエンジンを回していなかったからオイルが下がっていただけかも)

とまぁ、月に1回くらいの頻度でチマチマ整備しておりました。5月は手つかずで、6月に入ってから作業再開。明らかに、乗っている時間よりも修理している時間の方が長くなっている郵政カブ。それはつまり放置している時間が圧倒的に長いということなのだけれど、今はちゃんと安全に動かせるようにはしておこうという、そんな気持ちでいるのです。4年ぶりの重整備、ですな。

DAIHATSU NAKED:安物オイル買えずのふつうに銭失い

軽自動車の排気量はバイクレベル。バイクほど高回転まで回すことはないけれど、老いたネイキッドでもありますし、自動車よりはバイク寄りの 3,500km 走行目処でオイル交換しています。で、ぼちぼち時期が来ましたよ、と。

前回の車検の際に 10W-30 の恐らくはエコノミーグレードが入れられていて、乗り始めこそモッサリした吹け上がりが気になったものの、今やスッカリ慣れてしまったこともあって、オートバックスの会員更新のお知らせについてきた「軽自動車 600円」オイルでいっか〜と店に向かったのです。が、ストック切れ。そこで自分で銘柄を選ぶとなると、不思議と格安オイルに手を出す気にならないもので、 Castrol MAGNATEC(5W-30)をチョイスしました。

海辺を散策したり、中日ドラゴンズの練習を眺めたりして、作業完了を待つこと40分。いざ走らせてみれば、あれ?違いがよく分からない。

実際のところ、これまで部分合成油中心に複数の銘柄を試してきた中で、体感で明らかに「変わった!」感があったのって、全合成油の Mobile 1 くらい(バーゲン価格でもなけりゃ買わないけど)。MAGNATEC は過去に一度入れたことがあって、ちょっと硬め(回りが重め)な印象は変わらず。まぁ、体感では分からないところで、エコノミーグレードよりはエンジンに好影響を与えているものと信じるといたしませう。

海辺でオイル交換を待つチワワの図
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