世界報道写真展2004

東京都写真美術館で開催されている写真展。

衝撃的なのはやっぱり紛争地域とか貧困地域の不幸な写真たち。思想どうこう以前に、やっぱ戦争ってヤだよなーと感覚に訴えるものがあります。テレビで報道されないような「旬でない」地域の写真が多いのも、こだわった仕事をしている人があちこちにいるようで嬉しいところ。

その他のジャンルの写真も面白いし、質は目茶苦茶高いです。6万数千点からピックアップされた200点だもん、当たり前か。とりあえず、見とけって感じ。入場料(¥700)を払う以上の価値はあると思うんだけど、こういう写真展は無料で公開してもらいたいですよね。公共施設な訳だし。

8月1日まで。

夢中の履歴

あなたが夢中になれるものは?

どちらかというと「ある瞬間に興味を示した対象に没頭する」人間だもので、イロイロ夢中になってました。昔から夢中になってきたものって、今でも趣味の一分野として生き残っているから、その範囲は拡大する一方。

小学生くらいからの履歴を羅列してみると・・・。本・映画・SF・特撮・Z80パソコン・星・カメラ・キャンプ・鯨・一人旅・バイク・ツーリング・エンデューロレース・ダイビング・ウィンドサーフィン・マック等々。

もっとも、数年前に腰を痛めてしまってからは、肉体的に負担の大きなジャンルは消えつつありますが。一番最近のはマックと言えますが、これも MacOS X が当たり前になった頃からは、ちょっと控えめですね。今、この瞬間、ナニカ新しく興味を示すものがあるか、というと何もなし(最近の人型ロボットは好きだけど)。ちょと寂しいところ。

その代わりという訳でもないのですが、ここしばらくは積極的にあちこち出歩いて刺激を受けるようにしています。傍から見ると、遊んでいるだけじゃないかと思われているかもしれないけれど、いろんな意味で煮詰まっている自分がイヤなのです。あがいてますね。

稲取温泉(静岡)

月曜から2泊3日で稲取で温泉してきました。

稲取は伊豆半島の東側、伊東と下田の間にある温泉町です。一昨年の秋に泊まったKKR稲取というホテルから、折りあるごとに案内葉書が来ておりまして、たまたま最近届けられたものに「2泊3日13000円(1名様より)」という格安平日コースが紹介されていたのですね。前回も最低料金コースだったので?食事はそれなりでしたが、風呂と眺望と、何よりも一名客を煙たがらない姿勢に好印象を持っていたので、ちょうど仕事の中休みということもあり行くことにした次第です。

稲取までは、新宿から小田急・JR・伊豆急を乗り継いで3時間半〜5時間(乗り継ぎによってえらく差がでました)。特急「踊り子」ならスカッと行けそうなもんですが、ローカル線でのんびり風景を眺めるのも旅の楽しみの一つ(しかも安上がり)。天気予報では「ずぅ〜っと雨」とのことだったので、ゆっくり湯治モードに入っていた私には、時間なんてあまり関係のないところでもありましたし。

ところが、どうしたことでしょう。晴れではないですか。初日は防潮堤の上に寝転がって、クライブ・カッスラーの「マンハッタンを死守せよ!」をのんびり読書。海辺で海絡みの本を読むのはいいもんですな。防潮堤に寝転がっていると、たまにナニカにくすぐられます。ソレは4センチ大のフナムシ。ムシ嫌いの人には薦められません(笑)。

二日目の午前中も同じように本を読んでいたところ、どうやら天気がもちそうな感じだったので、午後から今井浜まで出かけることにしました。日差しは強烈で、約1時間半も歩いていると、顔がヒリヒリ。今井浜で甲羅干しをする気でいましたが、すでに首と肩がアブナイ状態になっていたので、早々に引き上げました。それからしばらくすると、急に雨が。でも、焼けた素肌に気持ちイイ♪。とはいえ濡れ鼠になるのもなんなので、たまたま停まっていたバスに乗り込みましたとさ。

しっかし、まぁ。雨の用意はしっかりしていたのですが、日焼け対策なんて考えもしなかった。数日前に稲毛海岸で下地を焼いておいたこともあり、温泉に浸かっても死なない程度で助かりました。のこりの時間は海を眺めて読書三昧。しっかり、のんびりしてきました。それにしても、やっぱり海っていいなぁ。つくづく。

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