ゆくドライブくるドライブ

先日廃棄した iMac から摘出した SSD を再利用するにあたり、GREEN HOUSE の 2.5″ 用ドライブケース「GH-HDCU325A-BK」を購入しました。

今時なので USB 3.1 / Type-C 接続。取説を読んだ限りでは、SSD 用の Trim 機能は有していない模様。まぁ、1,500円くらいでしたもの。汎用品だし、値段の割にはキチンとした金属外装だったし、それで結構。多くは望みませぬ。

さて、再利用されるものもあれば、廃棄されるものもあり。HDD や SSD を廃棄する際、従来はパソコンでゼロ書き消去してから捨てていたのですが、毎度リソースを奪われるのがなんとなくイヤになっていたので、パソコン要らずのイレーサーを購入してみました。3,500円ほどで売られていた Groovy UD-3101CLER という商品です。

この商品は、ドライブ2台を直結して使うデュプリケート機能のほか、ドライブ単体のデータ消去機能を備えたモノ。本日届いたので、さっそく数年来放置していたハードディスクの初期化にかかりました。自動電源オフ機能がないので、ときどき進捗確認が必要なのが難点ですが、パソコン要らずで放って置けるのは、とても良いです。

あともう一つ難点があるとすれば、IDE ドライブに対応していないこと。いや、今更ナニソレな規格ですけど、1つ、残ってたんですよ。PowerBook G4 で使っていた古参HDD が。仕方ないので、コイツには古いアダプター(GREEN HOUSE GH-USHD-IDESA)をあてがってパソコンから消去。たかだか 80GB ぽっちの容量(いまとなってはね…)が幸いして、さほど待たされもせず終わりました。

そんな感じで、ガシガシ消去中です。
あとは物理破壊してゴミ出しですな。

ONKYO CR-N775:256GB SSD を繋ぐ。

2年前の写真です(その後、機器周辺の構成を変更)

2年ほど前にCD ドライブが壊れてからというもの、ONKYO CR-N775(以下、775)は、主に USB メモリ経由で手持ちの圧縮音源再生に利用しています。775 の前後にある二つの USB 端子には、それぞれ 32GB の USB メモリをつなげていたのですが、その後ライブラリが増えて容量不足に陥りました。そこで、遊んでいた 256GB 2.5″ SSD(ADATA ASP900S3-256GM)を活用することにしたのです。

※775 が読み取り可能なファイルフォーマットは FAT32 で、一般的には 32GB が最大容量ですが、MAC で FAT32 フォーマットした 256GB SSD を認識できることは事前検証ずみ。

Mac ディスクユーティリティのパーテーション設定画面
「名前」が長過ぎて実機表示で判読しづらかったので、この後3文字揃えで再初期化

ただ、流石に 256GB もあると内包されるファイルが多くなり過ぎて、775 が許容するフォルダごとの最大ファイル数(確か制限があったはず)を超えるかもしれないし、それ以前に目視での曲探しが大変になりそう。ということで「洋楽(FRN)」「邦楽(JPN)」「その他(ETC)」の3パーテーションに均等分割しました(1パーテーションあたり約85GB)。

パーテーション名を3文字揃えにしたら「EFI」が紛らわしくなりまして…

それから音源ファイルを SSD に移し、775 の背面 USB 端子(USB2.0, DC 5V/1.5A)に接続。「INPUT」で「USB Rear」を選択すると、作成した3つのパーテーションが無事表示されました。パソコンでは非表示扱いの EFI パーテーションまで見えちゃってますが、そこは無視を決め込み。

Onkyo Controller「USB Rear」表示(画像上部抜粋)

Android 用の ONKYO 機器操作アプリ「Onkyo Controller」からも、本体側と同じようにパーテーションが見えています。

邦楽用パーテーション「JPN」を開いた例

パーテーションごとに配置したフォルダ/ファイルの見え方は、USB メモリの時と同じ。

矢印横に SSD ドライブケースを配置
右に見切れている DENON RCD-M41 経由でスピーカーへ音出し

そんな次第で。SSD を適当な場所に設置して、空きになった前面 USB 端子にフタをして、作業終わり。

なんとなく、曲選択から情報表示(曲名やジャケット画像など)までのタイムラグが増えたような印象はあるものの、そんなものだと思えば飲み込める範囲。そんなことより、パソコンからの楽曲ファイル複製にかかる時間が USB メモリに比べて段違いに速くなったし、容量にも余裕ありありで、そこんとこ、ありがとさん、でした。

iMac i5 21″(Late 2013):故障、内蔵ドライブ摘出。

一昨日、iMac 21″(Late 2013)で古い iTunes ライブラリの整理中に、突然ブツン!と電源が落ちました。以降、あれこれ条件を変えて電源を入れてみましたが、うんともすんとも言わなんだ。

電源が入らないのでは対処しようがないので、廃棄決定。数年前にリセットして、古いアプリ起動マシンとして利用していたので大したデータが残されているとも思えないのですが、念のため、内蔵ドライブを取り出して確認することにしました。

この iMac は、6年前にドライブ交換とメモリ増設済み。恋ならずとも開腹も二度目なら、大したコトではありませぬ。まして本体の完全復旧を考えなくて良いのであれば、なおさら。

そんな次第で、純正 1TB HDD から換装していた 500GB SSD をちゃちゃっと摘出。別の Mac に繋いで中身を確認してみたら、やっぱり大したファイルは入ってませんでした。ひとまず、フォーマットを済ませ、次回登板までブルペン待ちよ、と。

それにしても。思い起こせば5年前に壊れた MacBook Pro(Late 2006)も、いきなりブツン!でした。予兆がないと、壊れた時の備えができないので、どうにもイヤな傾向ですね。

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