私が仕事で使っているパソコンは iMac 21.5″(Late 2013)。昨年、メモリ増強とドライブ換装してから至極快適に動いている、とはいうものの。先日、はじめて4K映像素材に接したときに能力の限界を思い知らされたり(幸い2K納品だったから助かりましたけど)、古い制作ファイル&ソフトをハンドリングするために OS を Mavericks(10.9)からバージョンアップせずに使い続けているうちに最新ソフトの動作環境から外れがちになっていたり。
おまけに、春先に使用頻度の下がった Mac mini(2014)を手放してすぐ、旧環境維持マシンとして残しておいた Macbook Pro(Late 2006)が他界した結果、Mac サブ機不在になっていたこともあって、ボチボチ機器編成を改めなアカンなぁ…と考えていたのです。
予算と絡めて悩ましかったのが、iMac のカスマイズ品にするか、Mac mini のカスタマイズ品にして外部拡張するかの選択(Mac Pro? ナニソレ大根おろしが美味しくなるの?)。個人的嗜好からすると後者なんですけど、どうしても割高感を伴ってしまう。そんな折り、ふらりと立ち寄った Apple サイトで現行 Mac mini の整備済み品、それも検討していたカスタマイズ構成そのまんまモデルに出くわしたのです。速攻、ポチッ。恐らく、商品を目にしてから購入手続きを終えるまで、過去最速(笑)。
そして数日後、ブツが届く。ひとまず起動確認しておこうかな、と準備していたら、モニタに繋ぐ HDMI ケーブルが手元にあらなんだ。つまるところ、ヘッドホンを置いてけぼりにしたウォークマン状態じゃん。テレビの背面をまさぐるのも面倒だから、ケーブル付属の新モニタが届くまで、箱に戻しておくといたしましょう。
参考までに、以下に新旧作業マシンの基本スペックを記しておきます。さすがに5年も経つと、ベースとなる規格そのものが変遷してますね。単純にムーアの法則を適用できるなら、処理能力に10倍近い開きがあるはず(だったらエライ)。
iMac 21.5(Late 2013)自家カスタマイズ
- CPU:Core i5 4コア 2.9GHz(第4世代)
- RAM:16GB(DDR3-1600)
- SSD:512GB(SATA 6Gbps)
- GPU:NVIDIA GeForce GT 750M(1GB)
Mac mini(2018)カスタマイズ
- CPU:Core i7 6コア 3.2GHz(第8世代)
- RAM:16GB(DDR4-2666)
- SSD:512GB(M.2 PCI-E)
- GPU:Intel UHD Graphics 630(1.5GB)
その筆頭は、ガラス製ポットを洗浄中にツルリ落として割ってしまった、事務所のコーヒーメーカー。ポットだけ買おうかなともチラリと考えたのですが、何年も前から加熱プレートがサビっさびだったのが気になってたし、本体ごと買い替えることに。家電量販店の陳列棚の前で悩んだ挙げ句、同じ象印の、同じシリーズの現行商品にしました。元の型番が EC-AA60 で、新しいのが EC-AK60 だから、素直に解釈すると A → K で10世代分も更新? 濃度調整機能が追加されていたのが嬉しいところ。
そしてバイク用グローブ。十数年間に渡り使い続けていたオフロード用グローブが崩壊し始めたので春先に廃棄していたことを、どうせカブだし沖縄だしで、寒くなるまで忘れておりました。
7〜8年使い込んでいた事務所犬の革製ハーネスは、もはや犬以上に犬臭くなってきたのでリードごと新調。(超)小型犬向けアイテムって、妙にカワイイのが多くて私的には選択の余地があまりない中、ペティオの都市型迷彩カラー(ARFashion 迷彩 グレー)をチョイス。やや太めのチワワ(約3Kg)に装着するのに XS か SS かサイズ選択が微妙だったのですが、結果的に SS でオッケーでした。
買い替えではないのだけれど、さいきん使用頻度が激減している Mac mini と、音楽再生機として活躍している iPad mini 3 を、それぞれ最新版 OS に更新しました。
MacBook Pro 15″(Late 2006, Snow Leopard)から、
移行前の下準備として Finder の環境設定で起動ディスクを可視化し、続けて Finder の表示オプションで「ライブラリ」を可視化。ちなみに、mini のアカウント設定(ユーザ名やユーザディレクトリ名など)は、MBP と全く同じにしています。
続いてフォント周りの移動。私の場合、MBP では「ライブラリ/Fonts」「ユーザ/ユーザ名/ライブラリ/Fonts」にフォントを追加していました。一旦、MBP のフォントを mini のデスクトップにコピーし、視覚的に区別できるようタグで色つけ。mini では「ライブラリ/Fonts」だけで管理することにしたので、色付けしたフォントをガサッと移動。同名フォントは「上書きしない」ないし「両方残す」を選択。そのあとで、Finder でタグ色を参考にしながら重複フォント名の古い方を削除しました(拡張子違いの同一名フォントは、ほぼ使わないものばかりでした)。
あとは、アプリ単位でライブラリ内の関連ファイルの移動とアプリ本体のインストールを行っていくのと、自分で作成したファイル群のコピー作業。