DAIHATSU NAKED:エンジンマウント交換

先週末、ディーラーに予約を入れておいたエンジンマウントの交換作業を済ませてきました。エンジンマウント3点の部品代と工賃で、3万円ちょい。午後1時に出して4時過ぎに作業完了の連絡が入りました。

取りに行ってみれば、さぁ持ってって!てな感じで修理済みの車両が待機していたので、(昔のオーナー達が交換していなければ)15万kmを耐えた古い部品の劣化具合は判らず終い。とはいえ、エンジンをかけて直ぐに判ってしまう振動の少なさ! 12万kmで購入してから、ネイキッド=震えるクルマという図式が出来上がっていたので、なーんかフツーのクルマに成り下がってしまった感があります(笑)。あと、MTのギアの入りが良くなりました(特に1速)。

エンジンマウント交換ついでに対応してくれたサービス点検2ヵ所と部品交換1ヵ所。じつは以前から「定期点検ついでにチェックしまっせ」ハガキが何度か届いておりました。が、余所で買った中古車の定期点検をディーラーに出しに行く気もなかったので、本日まで放置していた次第。

交換されたオイルパイプ回り。くたびれたエンジンルームの中で、交換部品が金属の輝きとゴムの艶やかさで新しさを自己主張しております。

しっかしまぁ。下駄代わりに履き潰すつもりのクルマでいたから「大きな問題なく走れば良い」と割り切っていたのだけれど、くたびれきっていただけに緩衝系パーツの新品交換による改善効果はバツグンですな。

底辺まで落ちたら後は這い上がるだけ、みたいな(笑)。

DAIHATSU NAKED:ちょっとだけ、音楽計画。

このごろ流行りの女の子、じゃなくてデッドニングは、もともと騒音の大きいネイキッド乗りである私には余り興味をそそられないものでした。

さりながら。ドアスピーカーが低音を再生した時にドアパネルがビビる点だけは以前から気持ち悪く思っていたので、ドアスピーカーを入れ替えるついでに部分的な吸音を目的とした施工を行うことにしました。

使用したのは、エーモン「音楽計画」シリーズの「2365 スピーカー背面制振吸音材」と「2420 アルミガラスクロステープ」。

まずはドアスピーカーの取り外し。そしてスピーカー装着面と、吸音材を貼付けるドアパネルのウラ側を、ブレーキクリーナーを使ってウェスでキレイキレイ。

ドアパネル底部には水抜き穴があって、そこに至る溝にはサビとゴミが溜まってイヤな感じでした。吸音材が吸水材にならなきゃいいけど・・・。

吸音材の大きさは縦横19.5cm。対するスピーカーは16cmで穴は二回り小さいですから、そのままではスンナリと入ってくれない様子。

そこで、二つに切断して、内部で合体させることにしました。

二枚並べて貼付けたところ。

気をつけてないと上から目線のまま作業しがちになります。結果、最初に貼付けた助手席側は本来あるべき位置よりも下に行き過ぎて上が開いてしまいました。運転席側は、これを教訓にして正しい位置へ貼付け。

引き続き、アルミクロステープの出番。

ネイキッドのスピーカー取付けネジの受けはプラスチック製で、金属面よりもやや出っ張っています。この段差をなるべくなくすように、外周部にテープをペタペタ2枚重ね。

主旨としては、隙間からの直接的な音漏れ防止による定位向上と、開口部周辺の強度向上と、スピーカーに取付けたパッキンが均等な圧力で密着することによる制震性の向上。

なんですけど、気休めです。正直。
ドア全体の剛性/対震性を上げない限り、きっと意味ないですもの。

スピーカーを取付けて、出来上がり!

ドアを振るわすMaroon5の「Little Of Your Time」で効果を確認したところ、ドア自体の振動はやはり収まらず。しかしながら、ビビリは低減。あと、誰かが指で外板を叩いているような直接的な振動が抑えられていました。足音の響く2階の板の間にカーペットを敷いたら、1階で天井から聞こえる音が柔らかくなった、くらいな印象。まぁ、善しとするかな、です。

なお、スピーカーもセットで変えてしまったので、音質面への貢献度は、さっぱり判りません!

Protone VSP-16 ドア・スピーカー

正月のバーゲンで購入した「Protone VSP-16」。同価格帯の「FUSION FSN-160T」と置き替えることにしました。ちなみに、ネイキッドにはリアスピーカーの「VSP-04R」とセパレートツイーターの「VSP-03T」を取り付けてありますから、これで音の出はProtoneブランドで統一されることになります(メインユニットはカロの「DEH-P640」)。

・スピーカー形式:同軸2way
・インピーダンス:4Ω
・定格入力/瞬間最大入力:12W/60W
・出力音圧レベル:90dB
・再生周波数帯域:40〜20,000Hz

低音側がFSN-160Tより10Hz低い点が購入動機のひとつ。信号の入力値は純正品並みで、リアにつけたVSP-04Rと似たり寄ったりです。

FSN-160Tと並べたところ。

FUSIONシリーズは見た目の派手さを売りにしている気配が濃厚なので比較するのもアレですが、VSP-16は地味ながらも艶やかなコーンの質感が少し嬉しい感じです。値段が値段ですから、特に。

ウラ側の比較。ドライバー部は、VSP-16の方が直径で1cm程度・大。手に持った感触でも、VSP-16の方が少し重たい感じ。「スピーカーは重いモノを買え」という言い伝えが、イマのスピーカーの、それも箱なしの状態でどれほど有効かは知りませんが、なんとなく好印象。

ちなみに。FSN-160Tのウラに貼られたシールには「10cm COAXIAL MOUNT SPEAKER」と記されています。そう言われて眺めてみると、正面の赤く塗られたコーンを黒い部分で無理矢理延長して16cm対応させているように思えてしまう。どうせ中国産の低価格商品ですから単なる誤植の可能性が大きいとはいえ、装着したときに何となく引っかかっていたポイントでした。なお、VSP-16も中国産です。

付属のケーブルと、前面用のクッション。

スピーカー・ケーブルは、たまたま端子の形状と極性がFSN-160Tと同じだったので既設品を流用することにしましたが(だって面倒なんだもの)、VSP-04RやVSP-03Tに付属していたケーブルよりもしっかりとした、真っ当な代物でした。チラシでは新商品扱いされていたので、新ラインアップからオートバックスが気を利かせた可能性はあるとはいえ、単に短い分だけ良いものを使っているだけの可能性も否定できませんね(笑)。

付属のパッキンを背面に取付けたところ。このパッキンも真っ当な代物でした。

ドアとの締結箇所3点にカッターで切り込みを加えてやります。

ドアに取付けたところ。今回はドア側に追加処理を施すことにしていたため、左側を取り替えた段階で左右の異なるスピーカーを同条件で聞き比べてみました(ただし、VSP-04RとVSP-03Tもアクティブな状態)。

中音域が薄く低音部がやや強めでメリハリのあるFSN-160Tに対し、VSP-16は中低音の出方は良いものの少しボンヤリとした感じ。ビート主軸でロックを聴くならFSN-160T、ボーカル主軸でR&Bなどを聴くならVSP-16、といったところでしょうか。私は後者の比率がやや高目なので、結果オーライです。

いずれにせよ(どちらも)安価なスピーカーなので、費用対効果は十分。所詮、軽自動車、所詮、ネイキッドで流す音楽ですから。

さて、使わなかったクッション・テープは、ハンドル下のカバーの緩衝剤として利用。購入時点から信号待ちなどでアイドリングしているときにガタガタしていた箇所です。以前は3割くらいの発生頻度だったので余り気にしていなかったのですが、最近では8割くらいの高頻度。さすがに鬱陶しく感じておりました。

効果はテキメン。ただし、厚みが増えてフックのカカリが強くなってしまった分、カバーが外しにくくなってしまいました。まぁ、そうそう脱着する機会もありませんから、これまた結果オーライです。

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