購入から4〜5年にはなるであろう作業用 iMac の動作が、イヤになるくらい重くなるときがありまして。いずれドウニカしてくれようと思いつつも、iMac i3 21″(Mid 2010)を開腹したときのことを思い返しては面倒がり現状に甘んじて時ばかりが流れ…。さすがに状態が悪化してきたので、HDDからSSDへの換装とメモリ増設に着手することにいたしました。
幸いな事に、同じモデルで同じ作業を紹介している個人サイトがありましたので、ありがたく参考にさせていただきました。よって、この記事では、交換作業そのものは割愛します。なお、Late 2013 は、Mid 2010 と比べて内部構造がより洗練されていて、作業自体は比較的カンタン(悩みどころが少ない)です。ただし、たかがドライブとメモリを交換するだけだってのに、そのステップの多さにウンザリして作業が雑にならないよう要注意(笑)。
今回購入したドライブは、安心ブランド Sun Disk のウルトラ3D SSD 500GB(SDSSDH3-500G-J25)。もとの HDD から容量半減になりますが、私は主要データを「外」に保存する人なのでコレで十分。メモリは 8GB から 16GB に倍増することにして、CFD の W3N1600PS-L8G(DDR3-1600 204pin SO-DIMM 1.35V 8GB)2点を用意。低電圧でなければダメなのか、1.5Vでも大丈夫なのか、そこらへん判断に迷ったのですけれど、あちこち調べてみて低電圧が妥当そうかなと(結果オーライ)。
あわせて、5mmの両面テープとピザカッターも購入しておきました。ピザカッターなしでもプラスチックのカードだけで液晶面を外せそうでしたが、明らかに作業は「楽」でしたよ。
純正HDDは、HGST Travelstar 5K1000シリーズ(HTS541010A9E662)でした。SATA 6Gbps / 1TB / 5,400RPMで9.5mm厚。購入したSSDは 7mm厚でしたが、iMacのマウント部品が両面テープでドライブ側面に固定するタイプだったので、特に工夫せずとも部品使い回しで問題ありませんでした。
なお、冒頭で「作業はカンタン」とたのまいましたが、極小スペースで遊びがミニマムの接続ケーブルをドライブに繋ぐ作業だけは例外。けっこうキーッ!となります(でも、そこでキレたらダメ、ぜったい)。
純正メモリは、SK hynix HMT451S6AFR8A-PB NA AA(4GB)。
あとから調べてみたら、やはり低電圧タイプ(1.35V)でした。
交換作業が終わったら PRAMクリア(Option+Command+P+R)。
摘出したHDDを外付けして起動。
ハード的には何の問題もなく、これにて換装作業終了。
だがしかし。ここからの復旧が問題でした。
テレビを買い替えるときに
商品説明をロクに読まないでポチったおかげで、平置き専用であることを知ったのは開梱してから。であればと当初はテレビ台座の上に置こうとしたのだけれど、高さが微妙に合わずに断念。
じっくりと観察した訳ではないけれど、ドライブには電源スイッチというものが存在しなさそう。電源コードとUSBコードを繋いでテレビの電源を入れるとパワーオン。テレビが初期化するか訊いてきたので、画面に従いコトを進めて設定完了。試しに番組予約して録画&再生の動作確認も無事終了。
ちなみに、ウチの録画機は、DVD-R と VHS の一体型、PIONEER DVR-RT700D。2006年製だから、もう9年前のシロモノですね…。私的に適当と思われるデジタルコピー規格の登場と浸透を待っているうちに、世代交代しそこなってました。
6月のこと。同僚の iMac の動作が異常に重くなっておりました。ディスクユーティリティの診断結果からするとハードディスクに問題がありそうな雰囲気でしたが、なんせ相手が光学ドライブ搭載モデルとはいえ薄型 iMac。丁度忙しくしていたタイミングで、しかも
まずはホームセンターで購入した大きめの吸盤つきフックをガラス面に吸着し、垂直方向に引っ張ってガラスの取り外し。力の入れ具合が分からず最初のうちはおっかなびっくりでしたが、ガラスと本体とは単に磁石で貼付けられているだけなので、1辺が浮いてしまえば後は楽勝。
ただ、このガラスは薄ーいので、外したあとの一時保管に注意。なるたけホコリを付けないようにもしなくてはなりませんからね。もちろん、液晶パネルにも同じ配慮が必要。
続いてトルクスドライバー(T8)を使って液晶パネルを取り外し、内部を露出。
今回購入したのは、Western Digital の RED 2TB。500GBからグレードアップです。MID2010ではファンの温度センサーの問題があるので、先のビデオ制作元のセンサーケーブルも同時購入。センサーケーブルを付けないと、ファンが常時最高回転で回り続けるのだそうです。調べた範囲ではファン制御用のアプリで対処する手もあるようなのですが、このMacは普段Windowsにすることにしたので(笑)、物理的制御とした次第。
パーツの交換自体は、大した手間ではありませんでした。イライラしたのは、液晶パネルの取付け。磁石のそばにネジ穴があるので、ネジやドライバーの先端が磁石に貼り付いてウキー!となること請け合いです(特に一番下のネジ)。
ま、そんなこんなも無事終わり、現在はどちらも問題なく動いています。社内で唯一のDVD-RW対応ドライブ搭載モデルなので、そこんとこだけ貴重な存在だったり(笑)。