自作スピーカー3:#5 試運転(×2)

右奥に見える黒い箱が、後述する AC アダプター

といった次第で、いつもの中華アンプ(ELEGIANT)で Bluetooth 経由で音楽再生しながら試運転。

慣らし始めの時点から、アコギやピアノの高音部、それに女性ボーカルがとてもキレイ。また、パッシブ・ラジエーターがキチンと働いているようで、アタックの強いバスドラの低音も小口径なりに出ています。スネアなんかも突き抜け方がイイ感じ。

一方、低音でもベースあたりの響きが弱いのと、中音域全般が曖昧というか混沌としているのが残念。慣らしが進んでどう変わるかに期待です。

試運転中のスピーカー設置場所を変更。中央の CDラジオ(Aurex TY-AN2)とは繋がれてません。

と、言ってるそばから、ELEGIANT の AC アダプターを落して割ってしまいまして。損傷箇所は接着剤で修復したものの、通電するとケースの中からヴィ〜〜〜と音がする。白煙が立ち昇る前に、即廃棄。

試運転の続きは、DENON RCD-M41 の下で HDD 保存の音楽ライブラリ再生機の立場に甘んじていた ONKYO CR-N775 に繋いで行うことにしました。通常の音質調整(Treble/Bass)は中立位置、パッシブ・ラジエーターをしっかり動かしたかったので低音補強(P.M BASS)は ON に設定。

さて。5年半前に CR-N755 が壊れて CR-N775 に世代交代させた際、純正スピーカー(D-112EXT)から出てきた音が悪い意味でフラットで魅力のないものだったので、今回も慣らし用途以外のナニカに対する期待はなかったのです。ところがどっこい、耳あたりの良い、伸びやかな音が出てきて驚いちゃいました。全域元気印の ELEGIANT で鳴らした時と基本的な傾向は変わらず、ベース界隈の音が控え目である欠点は残るものの、中音域の混沌がスッキリ解消されているのです。

アンプとスピーカーの相性問題なんて昔からある話だけれど、期待外れで故障後に2軍落ちさせたレシーバーと、適当に自作した小型スピーカーの組み合わせで、より良い結果が出てくるとは思いもしませんでした。

このままスピーカーの試運転は続けるとして、この先どうしようかな。当初の予定通り AV アンプのサテライトとして使うより、CR-N775 の復権に役立てた方がハッピーな気がするな。ま、吸音材をどうするかという話もありますし、あとでまとめて考えましょ。

【自作スピーカー3:, #1, 2, 3, 4, 5, 費用, 調整

サブウーファー自作:#12 慣らし運転

組み上がったばかりのサブウーファーを単体で中華アンプ(ELEGIANT)の左chに繋ぎ、Bluetooth 経由で音楽再生してみました。本領発揮はしばらく先でしょうが、ウッドベースやアコギの響きが、生っぽくイイ感じに育ちそうな気配を感じております。

また、物理的なローパスフィルタを搭載していない上に、重低音特化型ではない一般的なウーファーを組み込んでいるとはいえ、口径(8インチ)からすると意外なくらい高音域が出てました。音量的には弱いけど、女性ボーカルも音質的にはオーケー。ステレオ利用なら、柔らかめのツイーターと組むと面白いユニットかもしれません。

さて。例によって仕事中の BGM 再生で慣らし運転するのですが、片チャンネルの音だけ、それも低目の音が四六時中唸ってると、さすがに気分モヤモヤ。そこで、試運転を終えたばかりの小型スピーカーを組み合わせることにしました。

準備として、8Ωの小型スピーカー2本を JAPPY ワンタッチコネクタ(電線数3本用)で並列接続し、サブウーファーと同じ4Ωに揃えておく。この並列化は、この先 AV アンプに繋いでセンタースピーカーとして利用する場合の予行演習でもあったりします。

小型スピーカーセットをアンプの右chに接続して、試運転再開。高音が加わると、空気が一気に爽やかに。ただ、小型スピーカーもバスレフの効きが強く低音が響くので、全体的に BASS の音質調節ダイヤルを右にガッと回したかのようなトーンになってますけど。

かてて加えて。一見 2.1 ch スピーカーセットのようでいて、実態は音質的にアンバランスな左右異形の 2 ch 再生環境。楽曲のなかで、楽器やボーカルが左右のどこらへんに配置されているかでガラッと印象が変わる、はてなのスピーカーでもあったりします。

ともあれ。年内はこのまま回しておきますわ。
はぁ。大掃除までに完成できてよかった。

【サブウーファー自作:, #1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 費用

信頼性のない音楽会

4月に USB オーディオ・インターフェースを買い替えて、ふふふ、これからは標準プラグの時代だぜとばかりにヘッドバンド・カバーを付けたヘッドホンを手にしてみれば。思えば Mac 周辺以外に標準プラグを使える機材がなくなっていたー。

その後、面倒くさがり続けること3ヶ月。7月の終わりになって、テレビラックの中で眠っていたフルサイズのヘッドホン・アンプ付き AD-DA コンバーター(走行系に問題のある DAT デッキとも言う)を、読書コーナーに召喚することにしたのです。

CD プレイヤー代わりの DVD レコーダーと DAT デッキを光デジタル接続し、録音モニター状態にしてヘッドホンに音を出してやろうって寸法。ちゃんと使えて、ほっ。それに、ひょこひょこ動くレベルメーターって、やっぱ、イイわぁ。

かくして、読書コーナーには、90年代の半壊した DAT デッキと、00年代の退役 DVD レコーダーと、包帯を巻かれた10年代のヘッドホンと、同じく10年代の車載スピーカーユニットを再利用した手作りスピーカーと、20年に購入した小型の格安アンプが集結しました。

なんか、どれも信頼性に欠ける面々ですが、とりあえず、音はソコソコ良いです。

そして、DAT デッキが消えたテレビラックには、Nintend0 Switch が配置されましたよ、と。めでたしめでたし。…いや、新しく買ったゲーム機を置くために DAT をどけたわけじゃないんだからねっ!

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