小型スピーカー自作:#4 吸音材と配線設置

キット付属のフェルトを2分割したものを計量

エンクロージャー自作キットには吸音材が1枚付属していて、2基のエンクロージャーで半分コして使うようになっています。一方、取説には「レファレンスモデルでは2枚使用(そちらがお薦め)」的な記述あり。だったら1枚分を手元にある百均のフェルトで賄ってみようかな、というケチな考えに至りました。

※このエンクロージャーキットは今回搭載するスピーカーユニットとは無関係な別製品用なので、レファレンスでそうだと言われても、どこまで当てはまるかは運任せ

キット付属フェルト(7.2g)は後工程で背面から垂らすものとして、百均フェルト(約9g)を天地両側面の4面に多用途ボンドで貼り付けることに。手探りでいっぺんに貼り付けるのは無理があったので、天面・側面用と底面用の2パーツに分け、最初に天面・側面用を中に入れて位置決めし、天面→片側面→別側面と接着、最後に底面用を接着しました。

してからに、キット付属の内部配線用スピーカーケーブルを背面から出し、ターミナルにハンダ付け。

手前の傷は、ハンダゴテで焼いちゃった跡…

バスレフダクトを多用途ボンドで接着。

キット付属フェルトに切れ込みを入れ、スピーカーケーブルを通し…

キット付属フェルトを背面パネルに接着して、ひと段落。
次は、スピーカーユニットの実装だ。

それにしても。手探り作業、面倒でした。今回は塗装を優先させるために先に箱を密封しましたが、組み立て手順としては、やはり説明書が正しいです。

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小型スピーカー自作:#3 エンクロージャーの塗装

夕方からしばらく天気が崩れるようなので、明るいうち、仕事の合間にエンクロージャーの塗装を済ませてしまいました。

使用したのは、6年前に郵政カブの補修用として購入したオレンジ色のラッカースプレー。前工程で白のプラサフを使ったのは、この塗料(色)は下地が透けやすい記憶があったからでした。塗装は、足つけ+本番+調整の3枚塗り。カブなき今、使い道に困っていたので、ここぞとばかりに塗りたくってやりました。

まぁ、派手な色ですが、小型スピーカーなら余り気にならない感じ。スプレー缶にシリコン変性云々てな記述があったので、乾燥してもペットリとした感触が残るのかな。現状で既にイイ感じのツヤが出ていることですし、磨きあげナシのつもりでいます。

さて、じゅうぶんに乾かしたら、お次は内装工程、と。

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小型スピーカー自作:#2 エンクロージャーの下塗り

「紙」に近い MDF の吸水性が大したものであることは4年前の塗装で痛感していたので、今回はプライマーとしてサンディング・シーラースプレーを使うことにしました。

で、いきなり吹いてみたら、1枚目からいい感じに定着する。30分ほど間を置いて2枚目を塗り、また 30 分乾燥させてから #400 のサンドペーパーで表面を軽く均し、調整レベルの3枚目を塗布。

少しばかり厚塗りになってしまい、ところどころ白ボケてしまいましたが、そこはいったん無視。#400 のサンドペーパーで、手触りが均等になるまで軽く磨く。

磨いた後の表面は、しごく滑らかで、透明ニスを厚めに塗ったような印象。わりと好みの質感でした。

翌日、ワゴンRの補修用に購入してから2年近く放置されていた、Holts の白色プラサフスプレーを吹きつける。今回もまた、1枚目からしっかりと定着してくれました(えらいぞ、シーラー)。2枚塗って、下塗り終了。

プラサフはグレーばかり使ってきたので、白は今回が初めて。
石膏みたいな雰囲気があって、これはこれでイイ感じですね。

数日放置後、手触りサラサラくらいまで #600 の耐水ペーパーで軽く水研ぎ。
さて、次は色塗りだ。

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