サブウーファー自作:#9 鬼目とハンダ

スピーカユニットとゴム足固定用に開けておいた下穴に、鬼目ナット(M4×10mm)を六角レンチでねじ込む。スピーカーユニット用は精度が求められそうなので、まずは気楽なゴム足用から。案の定、4か所中1か所で少しナナメってしまいました。

肩慣らしが済んだところで、スピーカーユニット用の鬼目ナットに着手。垂直に入るよう、そして、板とツライチに揃えられるよう、慎重に作業。

してからに、スピーカーユニットを仮止めして、締結確認。
問題なし!

スピーカーユニットを取り外し、配線をハンダ付け。
配線には手持ちのスピーカーケーブルを利用しました。プラス端子は問題なかったのですが、マイナス端子は穴が細くて線が通らない。仕方ないので、銅線を2本に撚って、1本を穴に通して折り返し、残る1本を外から巻き付けてハンダで固定しました。

そんな次第で少々不安を感じながら、アンプに繋いで再生確認。
問題なし!

このあと、エンクロージャー内に収める配線の長さを現物合わせで決定。裁断した配線ケーブル末端に、スピーカーターミナルから取り外した端子をハンダ付けしました。

続いて、そのエンクロージャー内側の処理へ。

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サブウーファー自作:#8 エンクロージャーの塗装

昨日の夕方間際、アサヒペンの木部用プライマー(クリア)を3枚塗装。
感覚値で、300ml スプレー缶で 2/3 くらい使いました。

プライマーが乾燥してから室内に運び入れて観察。
塗料選択を失敗したか?と思ったほど、明暗が強調されてメタリック感が強く、テカテカと安っぽい印象。

一晩おいて、#400 のサンドペーパーで表面を軽く均してから、和信の水性ウレタンニス(つや消しクリア)を原液ままハケ塗り。前面と側面を塗装して1時間半乾燥させ、ひっくり返して背面を塗装。再び1時間半乾燥させてから、全体を #400 でごく軽く研磨。

再びひっくり返し、前回同様に各面2回目の塗装と研磨。

水性ウレタンニスが塗りやすい塗料で助かりました。ただ、クリアは塗り具合を確認しづらいのが難点ですね。使用量は 130ml ボトルの半分ほど。

塗装2回目の乾燥後には、プライマーだけの状態で見られた金属光沢っぽさが抑えられ、表面ツヤツヤで深みのある色合いに落ち着きました。当初の予想よりも、黄色味がかって彩度も高まったけれど、好みの範疇なので、全然オッケーです。

写真は実際よりも少し明るめに振れてます

参考までに、塗装方法を検討していた時のサンプル片と比べてみました。
無塗装状態とは、写真で見るよりも色ツヤの差が大きいです。着色剤/との粉の塗装面には本体同様ウレタンニスを二度塗っておいたのですが、まぁ、何でしょ。ウレタンニスの透過層が乗っかると、下の色がなんであれ、そこそこキレイに見えてしまいますね。

さて。準備から2ヶ月半、ようやくエンクロージャー本体が整いました。
しっかり乾燥させたら、残る作業をちゃっちゃか進めたいものです。

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サブウーファー自作:#7 エンクロージャー塗装方法の検討

少々悩んでいたのが、塗装方法。アカシア集成材の色柄を気に入っていたので、当初はクリア塗装で済ますつもりでおりました。ただ、集成材を構成する木片によっては表面に結構なザラつきがみられたので、との粉を利用した方が良さそうに思え、そうなると染色とセットにした方が妥当そうに思えてきたのです。たまたま部材が1点余ったので、実地検証して決めることにしました。

着色剤は、和信ポアーステインのチーク。との粉も和信の白。同一部材上に、着色剤原液を一度塗り/二度塗りしたものと、着色剤原液で溶いたとの粉を一度塗りし乾燥後に擦り落としたものを並べ、最後にクリアのスプレー式プライマーを全体に塗布した比較見本を作成しました。

との粉つき(2A-2C)は「白」という色選択が悪かったせいか、全体にボンヤリ。下地の色の違いが判然としなくなり、折角の寄木模様を損ないそうなので、却下。一方、着色剤だけ(1A-1C)の場合、一度塗り程度の色付きならそれぞれの特徴を活かせそうだけど、うっすい色を広い面にムラなくハケ塗りする自信、全くありません。

結論。との粉も染色もなし。クリア塗装でいきましょう。

ということで、との粉が吹き溜まる箇所を減らすため後工程に回すつもりでいた、平置き(兼スピーカー・ユニット保護)用のゴム脚ネジ穴4点を塗装前に開けることにする。

ハンドドリルで穴を開け、サンドペーパーで穴周辺を均し、塗装工程へと進む

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