雪平鍋

沖縄の寒さに負けてココア粉を手にしたものの、家でよくよく見たら「ホットで飲みたきゃ牛乳だけ注ぎやがれ」タイプでした。しゃあないから、翌日牛乳パックを買ってきたのですが、家にある鍋では底が広すぎてアッと言う間に膜がこびりつきそうな気配濃厚。なんか、その時点で暖かいココアを飲みたい!という欲求が減退してしまい、数日が経ってしまいました。そんなこんなで近づいてきたのが牛乳の賞味期限。ここで初めてミルクパンを買わねばならぬ!と決意するに至ったわけです。

で、会社帰りにホームセンターへ立ち寄ってきましたよと。もちろんのことミルクパンはあったのだけれど、ヘンに可愛らしいのか、ミョーに高いのしかない。どうしようかなぁと考えているうちに目が止まったのが、雪平鍋。なんか職人っぽいデザインがイイよなー。名前の響きも「肥後乃守」までは至らぬまでも「十徳ナイフ」並にカッコイイよなー。ということで、お買い上げ。

さっそく、弱火でゆるりとミルクを暖め、ココアをいただきました。
うぅ、五臓六腑に染み渡る。買って良かった♩

・・・凸凹した鍋の底にこびりついた牛乳膜を洗い流すのに、思いのほか時間がかかったのは予定外であったとはいえ。

豆腐よう(ただし10年モノ)

豆腐ようとは、「島豆腐を米麹、紅麹、泡盛によって発酵・熟成させた発酵食品」のことである。私的には、酒臭いやらチーズ臭いやらで学生時代に食べてからソレっきりになっていた一品でもあります。

それをね、いただいたのですよ。ただし、10年モノ。もはや固形ではなくゲル状物質。見かけも香りもほとんど味噌と化していました。

コレならイケそう♩
野菜を買ったら付けて食べてみよっと。

招きも杜の賑わい

ウチの会社は私が担当するWEB制作だけではなくって、イベント制作もやってます。その流れで私も県内の芸能団体の方々とお会いしたりなんだりしている内に、いい加減、ソコラヘンもちゃんと知っておかねばならんなぁと思っていたところ。特に今年は5年に1度、沖縄県を上げて開催される「世界のウチナーンチュ大会」の年でもあり、仕事で関わることにもなりましたし。

そんな折「俯瞰するには丁度いいよ」とイベント担当である相方に薦められたのが、JTB主催の「杜の賑わい・沖縄」とゆーイベント。で、本日眺めてきました。ところは沖縄コンベンションセンター、展示場。ルチャの散歩で馴染み深い界隈です。

まずは旗頭ご一行によるお出迎え。

奥には観光客向けにしては良心的な価格設定の、沖縄料理の出店が並んだ一画がありました。

入口から入って直ぐこの光景。右側の階段状の部分が会場中央に置かれたメインの舞台。昨年SUP師匠がイベントブースを出したときと違って、こうした雰囲気の中では随分と広く見えました。

始まってみれば、琉舞やら太鼓やらエイサーやら、いわゆる「沖縄的なもの」が短時間で入れ替わり立ち代わりする構成。とっても昭和的というか、コマ劇的というか、まぁ、良いにつけ悪いにつけ派手目の興行でした。ただ、コマ劇的といっても、看板スターが出る訳でもなく純粋に芸能団体の演舞だけでちゃんと観れるモノになっているのは、沖縄の民間芸能のレベルの高さならでは、のような気もします。実際、1時間半が随分と短く感じられました。

帰りは出演団体が総出で観客をお見送り。こういったあたり、キモチの部分でお客さんも嬉しいでしょうね。

なお、話によると少なからずこのイベント用に創られた部分が多く、ある意味「ガイジンさんの間違ったニッポン感」の「沖縄版」といったバイアスは強いようです(まぁ、観光用ですからね)。とはいえ、こうして沖縄芸能を俯瞰できるイベントはそうそうないので、私的には参考というかトッカカリとして丁度良かったです。

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