ジョン・ウィック:パラベラム

ちょっと、もやもや。そんなときはオバカ映画で気晴らしするに限るってんで、「ジョン・ウィック」を観てきました。

過去作品はレンタル鑑賞していたので、映画館はシリーズ初。1作目が劇画風、2作目が冒険映画風に感じていたのだけれど、本作は一気にファンタジーの世界に突入しているような。ま、オバカ映画(もちろん褒め言葉)として良く出来ていたから、なんでもイイんですけどね。キアヌも50半ばだというのに、動きがキレッキレ。ここんとこ、CG満載大作映画疲れしていたタイミングだったせいもあるかもしれませんが、肉弾アクション映画として素直に楽しめましたよ、と。

惜しむらくは、寿司屋店主の日本語アクセント。「アベンジャーズ/エンドゲーム」のジェレミー・レナーよりはマシだったとはいえ、大した台詞量じゃなし、キチンと指導しとけよと。でもまぁ、大葉健二を連想させる愛嬌キャラだったから、許しちゃいますけどね。

Best of Bond… James Bond

なんか無性に 007 の主題歌集が聴きたくなったので、2008年発売の50周年記念盤「Best of Bond… James Bond」を iTunes でポチりました。

考えてみりゃ、むかしむかし、友&愛か図書館で借りたCDだったかレコードだったかをダビングしたカセットがあったはずなんだけど、デジタル化しそこなっていたのですね。確かあのテープには、デュラン・デュランの「A View to a Kill(美しき獲物たち)」までが入っていたような…。って、どんだけ昔だよ!とセルフ突っ込みしながら調べてみたら、30周年記念盤だったんですって、アレ。

にしても。初めて劇場で見た007が「私を愛したスパイ」で印象深かったからかもしれないけれど、カーリー・サイモンの「Nobody Does It Better」はイイなぁシミルなぁ。ジョン・バリーのインスト「007(ロシアより愛をこめて)」は、今聴くとゼロゼロ初号機が活躍しそうで、妙なツボに入るなぁ。

ともあれ。アクション映画の音楽集ゆえテンション・アゲ系の曲が多いおかげで、仕事が捗りそうです。

スティーヴン・キング「ドクター・スリープ」

ステーヴン・キングは、10代の頃から読み続けている作家のうちの一人、ではあるものの。なにせ多作な方なので、本屋で見かけたときに気になったら手に取るようなスタンスでお付き合いしております。いや、ました。だって、沖縄で生活するようになってから、通勤途中で本屋に立ち寄るって習慣がなくなっちゃったんですもの。そんな状況下、「シャイニングの続編が映画化されるってよ」てな映画情報サイトの記事で、この本の存在を知った次第。

(キングの長編でよく感じることなのだけれど)話が転がり始めるまでがタルかったのと、今回の「悪いもの」が昔からありがちな存在で若干興を削がれたこともあり、少し読んでは飽き、しばらくして開いては閉じを何度も繰り返し、上巻の途中までに半年以上経過(笑)。それが先日の読書用イスの設置を機に再び手にしたら、一気に読み進んでしまいましたよ、と。前作「シャイニング」には読書後のカタルシスがありましたが(サイコ・サスペンス寄りの映画版との大きな違いですな)、本作も同様。いやむしろ、ダニー坊やが過ごしてきた年月が重かった分だけ、本作の方が気持ち良く読み終われると思います。

結論といたしましては。やっぱ、読書環境って大事!

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