昨日のこと。ネイキッドを車検に出す前に、塗装ハガレを補修しておこうかなと、ホルツのスプレー塗料調合サービスをやってる店まで久しぶりに郵政カブを走らせました。幹線道路を全開走行していたら、前方下方面からの「プタプタプタプタ」という音が耳につきまして。
タペット音とも排気漏れともつかぬ、自転車のスポークにトランプを挟んだ時の(って、何歳の記憶だ!)「パタパタ」に近い音なのだけれど、速度(タイヤの回転数)ではなくエンジン回転数に比例しているぽい。店の駐車場でエンジンを回しながら確認してみたものの、ヘルメット越しでないと聞き分けられない音で正体がよく分からない。エキパイに手をかざした範囲では排気漏れではなさそう。
そこで試しにオイル交換で変化があるか確認してみようと、DIY 店に立ちよる。今回選んだオイルは、初のホンダ純正品「ULTRA G1」。
前回交換したのは去年の4月だし、その間の走行距離もたかだか千キロかソコラ。オイル自体の劣化は無視できる範疇だとは思うんですけどね。本日、交換作業を行いました。
さっそく、搾乳。
たいして乗ってないのに、こんなにオイルが汚れるものかな…。
やっぱり、ナカでナニカ起こってるのかな…。
オイル交換後、改めて排気管周りを耳と手のひらで確認。やっぱり、排気漏れではなさそう。その後、軽く走ってみたところ、これといって音に変化はない、ような。
ただ、先日装着したチェーンカバーのおかげでチェーン由来のノイズが耳に入りづらくなり、結果として「プタプタ」が目立つようになっているのかもしれないし(どうだろう…)、たまさか気にしてしまったから余計に気になってしまっているのかもしれない。なんて、カブとクルマの修理にいささか疲れ気味な男の希望的観測含みですが、しばらく現状まま乗って様子をみるといたしましょう。
私の郵政カブには、買った時からチェーンカバーがついていませんでした。私自身、純正品の仰々しいカバーが好きではなかったものですから、なくてもいーやで済ませていたのですけれど、やっぱ、チェーンには優しくないよねと、去年の再整備前に社外品(ScrapStar カブ用チェーンカバー c50-chain-cov01)を購入していたのです。が、残念ながら、私の郵政カブ(P型)にはポン付けできずにお蔵入り。
洗車とヘッドライト・リムの交換作業を終えたあと、一休み入れてからチェーンカバーの取り付け作業に着手。が、前方のネジ穴がサビで膨張しているのか、ステンボルトが入ってくれない…。
カバーの固定には、長さ 6mm の M6 ボルトが使われているのですが、そんな半端なボルトなんて、そうそう転がってるものでなし。てことで、いずれ純正品に差し替える前提で、ひとまず手元にあったボルトにワッシャーを鈴なりにして、突出長を調整したうえで固定することにしました。
サイドカバーを外して観察してみると、チェーンカバーの先端がひしゃげている。リアサスが沈んだときに、チェーンカバーの先端がスプロケットカバーに押し付けられ、チェーンカバー全体がたわみ、チェーンと干渉する模様。
分かりました。切りましょう曲げましょう。
小学生の工作レベルでトライ&エラー。
サイドカバーで見苦しい加工部を隠し、作業おしまい。
といった感じで、本日は
去年の8月、
路上でリムとレンズを固定しているクリップ4点をラジペンで外していたら、うち1本がピョーンと高飛び。コンタクトレンズを落とした人よろしく、行ったり来たりしながら周辺の捜索にあたり、20分後に無事身柄を確保(ほっ)。
新旧リム比較。ま、比べるまでもないですな(笑)。
そして、死んだ魚のような目をしていた郵政カブに、生気が宿りましたとさ。