冬野ライオン

昨夜、暑さにだらけながらテレビのチャンネルを回していたら(押していたら、ですね)、今田耕司と佐野元春のツーショットが映ったので、なんじゃこりゃあ。

20周年記念か「Stones & Eggs」の頃か、元春が「Hey! Hey! Hey!」に出演したときに、例の口調で「Mr.ビーンって面白いよねぇ〜」とか言っていたのが記憶に残っていたので、まぁ、自分でコントやるのもキライではないのだな、という印象。考えてみれば、「Freedom」のときも、お笑い芸人とつるんでいた訳ですしね。

今田耕司の「アフリカのツメ」以外にも、ここのところ何本かテレビ出演していたみたいですね。しばらく前は発泡酒のCMにも出てたし。新レーベルの立ち上げ、新アルバムの発売(21日)のための宣伝活動なんかなー。ここ数年はベスト盤ばかりだったので、活発に動いている姿が見えるのは嬉しいところです。

かくいう私は、知人の薦めで「Cafe Bohemia」を聴いて、それから元春のアルバムを買うようになったクチ。当時は洋楽ばかり聴いていて、邦楽=歌謡曲&洋楽パクリ曲というイメージを持っていたので、「へぇー、日本人の歌にしてはしっかり作ってあるな」という感覚で気に入ってしまったのですね。まぁ、元春の歌にしても、最初はブルース・スプリングスティーンのパクリか?と思っていたのですが(笑)。

おかげさまで、その後は邦楽に対しての偏見が徐々に薄れてきて、今では邦楽を聴き買いする機会の方が多くなってきました。そういう意味でも、元春に感謝!なのかもしれませんね。渡辺美里や小比類巻かほるあたりにも同様に感謝!ではありますが。

横道にそれましたが。まぁ、なんですね。
新作アルバムが楽しみである、と。そういう結論で。

Hi-MD

ソニーからMDの新フォーマット“Hi-MD”対応製品がもうすぐ発売されますね。

ウリとしては、現行ディスクも倍密記録で録音時間が約2倍になり(現行プレイヤーでは再生不可となる)、Hi-MD専用1GBディスクなら約6倍超の長時間録音が可能、さらに無圧縮録音が可能で、んでもってWindows上では音楽&データストレージとして機能する、といったところでしょうか。

いまや絶滅寸前のDATユーザとしては、無圧縮録音が可能な点に魅力を感じるものの、専用ディスクで90分しか録音できない点や、所詮ポータブルでマトモなマイクが接続できない点などを考えると、あまりメリットはないような気がしています。

一方、音楽も再生できる1GBの小型メディアとして考えると魅力的にも思えますが、基本がWindows用だから、少数派のMACユーザーにしてみれば仮に外部ストレージとして機能しても音楽関係(ATRACデータ)が使えない以上、メリット半減。それに接続はドック経由なわけで、本体だけ持ち運んで可搬型の外部ストレージとして使えないのも、いかがなものかと。

PCとの接続がUSB1.1というのも、どうなんでしょう。やはりUSB1.1規格で接続する音楽デジカメEXILIM M20ユーザーの私にしてみれば、150MB程度のMP3データ転送でイライラしているので、1GBなんてやってられないだろうなぁ。せめてダイレクトにデジカメからバックアップが取れるとか、いっそ直接デジカメの外部ストレージとして使えるような仕組みがあれば面白いのにと思います。

ケンウッドやオンキョーあたりからも製品がでそうな気配だけれど、当面(へたすりゃずっと?)ソニーだけかもしれないのもコワイ。新規格を大々的に打ち出して、いつの間にやらフェードアウトしていくのって、ソニーのお家芸ですからねぇ。もっとも、カーステレオの世界で浸透すれば、生き残るような気もするのですけれど。

なんて、ずいぶん否定的ですね(笑)。
でも、まぁ。少なくとも VAIO ユーザーにはウケる製品なんでしょう。

しかし。この製品に限らず、例えばDVDレコーダーあたりの、「コピー速度ん百倍(ただし圧縮率が最高のときだけだけどね!)」って表記、どうにかならないのかな。特定の条件では正しいんだろうけど、全体として紛らわしいというか、なんか大メーカーのクセにウサンくさくてイヤーな印象を感じておりますですはい。

「ハリーポッターとアズカバンの囚人」★★★☆☆

「ロード・オブ・ザ・リング」同様、「ハリポタ」シリーズも劇場で観たことなかったので、映画の日にかこつけて行ってきました。

前作までは「魔法学校・体験入学」的な学園生活モノっぽい雰囲気が良かったのだけれど、本作ではソコラヘンが薄れてしまっているのが残念といえば残念。もっとも、毎回それじゃ飽きるのかもしれないけれど。成長期ということもあり生徒のみなさん達が大きくなってしまい、日本人からすると小学生からイキナリ高校生になってしまったコドモが中学生的な冒険をしでかしている、みたいな違和感を感じました。それに人物描写が等身大というか妙に現実的で生々しいところがあって、ファンタジーにしてはトーンが重すぎる気がしないでもありません。

今回は事前情報一切なしで観に行ったので、脇でエマ・トンプソンが出てきたときには意表をつかれて笑ってしまいました。ゲイリー・オールドマンも出てたんですねぇ。エンド・クレジットで初めて気づきました。先生役で続けて出演中のアラン・リックマン含めて、みんな悪役が似合うというか、極めて毒性の強いキャスティングですねぇ。そういうところは好き。

まぁ、シリーズものだし、前作まで観ていたら、観ときなされって感じでしょうか。

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