HONDA MD90:春の大清掃#2 サビ退治サービ退治♪(森高風)

3月末にサビた部品を取り外したその日の内に、クルマ用洗剤につけたボンスターで汚れを落としつつ、軽く錆び落とし。

マフラーステーとエアクリーナーカバーは、一晩サンポール漬け。

ボルト類は小型容器で2時間ほどサンポール漬け。

翌朝引き上げ、中性洗剤でゴシゴシ洗ったステーとカバー。

完全にではないにせよ塗膜がペロリと剥け、サビもソコソコ剝がれてました。サンポールだけでサビを完全に落とそうとしたら、もっと長く漬込む必要がありそうです。しかしながら、酸はサビを選択的に落とすのではなく金属表面を溶かしているので、私ゃホドホドで済ませた次第。

そのまま放っておくと簡単に錆びてくるので、#600でペーパーがけしたあと、WD40(内地ならCRC/556が定番ですね)を大量にぶっかけて保管しました。

ボンスターと中性洗剤で洗ったステップ周りには、HoltsのRust Remover を試してみました。浮きサビには有効なのですが、まとまったサビにはいささか力不足。

そこで、#180相当のサビ落とし用ナイロンたわしにポッカレモンを染み込ませ、流しでゴッシゴシ。なかなか良く落ちてくれます。

ポッカレモンは(サンポールほど強くない)酸性の液体として購入したものです。別に薬局でクエン酸を買っても良かったんですけどね。残っても調味料として使い回せる点が、ヒジョーに魅力的でして(笑)。

パッと見キレイになったところで乾燥させ、Holts のサビチェンジャーで黒サビ安定化。

サビの固まりと化したマフラーは、Rust Remover のあと #320耐水ペーパーで2日ほど研いでみたものの、ラチが開かない。そこでインパクトレンチ(BOSH PDR14,4V/N)を使うことにしました。

使用したアタッチメントは、YANASE の軸付ユニロンブラック。サビに触れた途端、粉と散って気持ち良かったです。なんだけど、屋内で使ったら床がサビ粉だらけに。鼻の奥までサビつきました。

インパクトを10分くらい回すと全体的にスベスベに。地金が広範囲に膨れ上がっている箇所は、無理して均すと強度が落ちたり穴が開いたりする恐れがあるので、ホドホドに抑えました。

#600でペーパー掛けして全体を均しつつ表面の状態を確認したのち、またしてもサビチェンジャー(どんだけ使ってるのやら)。

…なんてまとめると順調に作業が進んでいる様ですが、実は4月に入って直ぐに仕事が忙しくなってしまい、出勤前の30分とか、帰宅後から深夜前までの1時間とか、チマチマとした時間のやりくりをしておりましたとさ。

さて、次回は、カバーとステーとステップを塗るの巻、かな。

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HONDA MD90:春の大清掃#1 サビた部品の取り外し

3月中旬、MDのミラーを交換してイイ気分になっていたところへ水を差していたのが、錆。サビたバイクなのか、サビがバイクなのか良く分からない姿をさらしていましたから…。

ということで、3月末、思い切ってサビ退治に励むことにしました。

まずはエアクリーナーカバー。

表側は「ちょっと傷んできたかな」くらいでしたが、ウラ側はサビサビでした。

マフラーは、外側の手が届きやすい範囲を除いて、サビで覆い尽くされていました。エンジン側のエキパイは、指でこすっただけでサビがボロボロ落ちてくる始末。さらにそのメッキカバーは、ボルトもバンドもサビで固着して完全に融合しておりました。

ステップもサビで溢れてボロボロ。

本当は、目につき易いエアクリーナーカバーとステップだけキレイにしてやるつもりだったんですけどね。コイツを外すのに、マフラーを取り外す必要があったと。

と、いったあたりのサビ落としをしているうちに、せっかく邪魔なマフラーがない状態なので、ついでに後輪やチェーン&スプロケ周りも整備してやろうかなと思い立ったのが翌週末。

リア側クランクケースは、塗装がブックブク状態。またしても鉄サビかと思いきや、実はアルミ製。金属表面から塗膜が浮いてきていた模様。地肌が露出している箇所は、盛大に粉を吹いていました。

そしていざ後輪を取り外そうとしたら、ブレーキ周りのナットが全く回らず。しかたがないので、そのまま車軸を抜いて、後輪を傾けながらファイナルドリブンだけ引っこ抜きました。かなり無理矢理というか、ヤケを起こしましたですはい。

そして、これまた固着したスプロケのナットを外すのに試行錯誤すること4日間。無事外れたときのスッキリ感は格別なものでありました。

てな感じで、次回は錆び落としの巻

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HONDA MD90:ミラーの交換(ふたたび)

久々に郵政カブに目をやって、余りのサビ具合にドウニカしてやろうと思い立ったのは先週末のこと。まずはミラー交換ということで、郵政カブ90に適合&似合いそうな商品をネットで探し、そのまま通販で発注。

選んだのは老舗 NAPOLEON ブランドの、これまた昔からあるラジカルミラー。昭和の時代に DT 50 か HUSTLER 50 に付けていた私にとっても馴染みある製品です。メッキパーツの多い MD90 ではありますが、オフ寄りの CT110 と兄弟車種ですから、オフロード用の部品が案外似合うんじゃねぇかという思惑。

2年前に交換したメッキミラーと並べてみたところ。

よりミラーが大きく、柄が長く、実用性が高そうであります。

てか、メッキミラーの錆び具合には笑うしかありませんね。鏡面部も周辺から曇ってきていて、実際に見える範囲が随分と狭くなっておりました。

このメッキミラーの劣化の早さは海の近くで暮らしている所為である、と言えなくもないでしょうが、もとより1個980円という格安製品に高品質・高機能を望むべくもありません。

それは、比較的安価なラジカルミラーでも同じこと。いずれサビが目立ってくるんじゃないかと(昔そうでしたし)。

ということで、分解!

そして自動車用塗料で上塗り!

まぁ、気休めかもしれませんが、試験的な側面もあり。さらに車両に取付けてから、ボルト部分とミラー背部のネジ頭にグリースを薄く塗って防水対策しておきました。

ラジカルミラーならではの角度出しに苦労しつつ装着してみれば、あれー、なんかカッコいいじゃないですかー。

ヘッドライト、ウィンカー、ミラーとV字型に連なる3つの○がイイ感じ。そしてミラーが触覚ぽくてイイ感じ。

といったあたりは、私の好みでしょうが、広くなった後方視界も含め、付け替えて良かったなー、でありました。

あとは塩まじりの雨がミラーの根本に入り込まない様、ブーツの上の隙間をコーキングしておこうかな、と。

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