台座を両面テープでインパネに固定してから 24時間ほど経過した今朝、iPod touch を装着いたしました。磁力がけっこう強くて、ピタっと貼りついて、かなり安心感があります。そのくせ本体を傾けて手前に引いてやれば、サクっと取り外せるのが良い感じ。30cm の接続ケーブルも、長過ぎもせず短過ぎもせず、そして左膝に干渉することもなく、これまた良い感じ。
運転席からは、ハンドルの穴から存在が伺える、程度です。基本的に iPod は音楽が入ったストレージ扱いで、ヘッドユニット(DEH-P640)から選曲操作を行う想定でしたから、この存在感の薄さは目論み通りであります。この位置なら陽が入りこむことは余りないでしょうから、直射日光で液晶が焼かれることも、 iPod のクロームボディで眩しい思いをすることも、そうそうないんでないのかなーっと。
trinity のマグネット車載ホルダーが 980円、GREEN HOUSE の接続ケーブルが 920円、それ以外は両面テープやら耐水ペーパーやら塗料やらといった汎用的な消耗品ばかりですから、トータルで 2,500円までいかないくらいでしょうか。なんやかんやで、想像していたよりも日数はかかってしまいましたが、まぁ、費用対効果の面では、そうよのぅ、余は満足じゃ。ということで。

磁石と、磁石の受けになる鉄製タイルは、製品同梱の両面テープを使って台座と iPod にそれぞれ固定。いずれも目測でセンター合わせにした結果、iPod はリンゴ印にさよならです。
恐らく、テコの原理でデバイスを取り外しやすくするためなんでしょう、trinity の磁石はソコソコの高さがあります。目測で 8mm くらいかな。
そして今朝。ネイキッドの運転席に潜り込んで、ハンドル下のパネルを外し、裏側から手を回してスイッチカバー2つの取り外し。それから、台座固定予定地の周りをブレーキクリーナーを染み込ませた雑巾で何度かフキフキして脱脂。
そして台座を固定。台座の幅がスイッチ穴の両端とほぼツラ位置だったので、ちょっとでも横にズレると穴が見えてしまうという、意外にシビアな精度が求められる作業となりました。
ここ2週間ばかし
取付け手段として車載ホルダーをいろいろ眺めていたのですけれど、どう工夫しようが邪魔臭くなりそう。そこで trinity というブランドの磁石タイプを選択。買い物ついでに接続ケーブルも GREEN HOUSE の 30cm モノに新調することにしました。いま使ってる巻き尺タイプじゃ、夏場に熱でヘロヘロになりそうですものね。
さて、問題は磁石をどうやってクルマに貼付けるか。iPod の幅はちょうどスイッチ2つ分なのだけれど、スイッチカバーを跨いで磁石を両面テープで固定するのは強度とガタの面で NG。なので、スイッチカバーを外し、インパネに磁石を取付ける台座を用意する必要がある。どうしようかなー、と考えながら磁石を眺めていたら、商品ケースがちょうど良い大きさしてるじゃないですか。車内に持ち込んで当ててみれば、計ったかの様にジャストフィット。
台座とインパネの固定には両面テープを使うことにして、テープを貼付ける足場を作るために紫外線硬化パテで肉盛り。硬化後、耐水ペーパーで平面出し。
黒とグレー主体の車内に白いプラスチックじゃあ、いくらなんでもみっともないので、つや消し黒で塗装することにしました。事前に良い湯加減でウォームアップ。
で、塗ってみましたよ、と。