冬野ライオン

昨夜、暑さにだらけながらテレビのチャンネルを回していたら(押していたら、ですね)、今田耕司と佐野元春のツーショットが映ったので、なんじゃこりゃあ。

20周年記念か「Stones & Eggs」の頃か、元春が「Hey! Hey! Hey!」に出演したときに、例の口調で「Mr.ビーンって面白いよねぇ〜」とか言っていたのが記憶に残っていたので、まぁ、自分でコントやるのもキライではないのだな、という印象。考えてみれば、「Freedom」のときも、お笑い芸人とつるんでいた訳ですしね。

今田耕司の「アフリカのツメ」以外にも、ここのところ何本かテレビ出演していたみたいですね。しばらく前は発泡酒のCMにも出てたし。新レーベルの立ち上げ、新アルバムの発売(21日)のための宣伝活動なんかなー。ここ数年はベスト盤ばかりだったので、活発に動いている姿が見えるのは嬉しいところです。

かくいう私は、知人の薦めで「Cafe Bohemia」を聴いて、それから元春のアルバムを買うようになったクチ。当時は洋楽ばかり聴いていて、邦楽=歌謡曲&洋楽パクリ曲というイメージを持っていたので、「へぇー、日本人の歌にしてはしっかり作ってあるな」という感覚で気に入ってしまったのですね。まぁ、元春の歌にしても、最初はブルース・スプリングスティーンのパクリか?と思っていたのですが(笑)。

おかげさまで、その後は邦楽に対しての偏見が徐々に薄れてきて、今では邦楽を聴き買いする機会の方が多くなってきました。そういう意味でも、元春に感謝!なのかもしれませんね。渡辺美里や小比類巻かほるあたりにも同様に感謝!ではありますが。

横道にそれましたが。まぁ、なんですね。
新作アルバムが楽しみである、と。そういう結論で。

CD: Daryl Hall, John Oates “ULTIMATE”

最近発売されたホール&オーツの2枚組のベスト盤(何枚目のベストやら)。

ホール&オーツは昔からのお気に入りで、アルバムも割と買いそろえてあるのですが、FMからエアチェック(死語)したカセットでしか手元に残っていない曲もあったりしましたし、唯一持っているベスト版 “Rock’n Soul Part 1” に入っていない初期の作品なども入っていたので衝動的に買ってしまいました。

“Wait For Me” スタジオ収録バージョンはライブバージョンしか聴いたことがなかった私には嬉しいところ。でもライブ版の方がイイ感じですね。”Did It In A Minute” は私が初めて聞いたホール&オーツの歌で、思い入れがあったぶんだけ感激ひとしお。あとオーツの曲 “Possession Obsession” も、久しぶりにCDで聴くと、昔見たミュージック・クリップが目に浮かぶなぁ・・・。

という訳で、私的にはピンポイントのベストでした。ソニーのサイバーショットCMで流れてた “Private Eyes” が気になった人にもお薦め。80年代のポップな曲も良いのですが、最近のは最近ので、とにかく歌うのが好きでしょうがないという空気の溢れたイイ感じのアルバムを出し続けてくれてます。ほんと、いいオジサンたちだ。

ちなみに。去年の来日コンサートはチケを取ったもののギックリ腰を再発して行けずじまい。”Marigold Sky” 発売前くらいにあった武道館ライブが初体験だったのですが、そのときに改めて気に入ってしまっていただけに残念無念。また来ないもんかなぁ・・・。

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