1週間ごとに水換えをしながら清掃せねばならなかった事務所水槽を天然海水を交えてキレイに清掃してから2週間が経ちました。1週間ほどの出張中は、帰ったら藻だらけ水槽に戻っているんじゃないかとドキドキしていたのですが、ぼちぼちセーフでした。
ガラス面には、およそ10cm四方の面積で2ヵ所、藻が広がってました。また水面には、直径2mm程度に凝縮された藻の玉が、鶏鍋で出るアクのように漂っておりました。粒子が細かい珪藻とは違って、もっと粗いヤツらです。
そんな訳で、天然海水の利用は有効だったぞ、と。もっとも、天然海水が良い、というよりも、事務所の水道水に問題があった(或は問題を大きくしていた)可能性が高かった気配もありますが。だって、貯水槽付きの集合住宅ではことさら、昔から沖縄の水道水って雑味が多くて美味しくないんですもの。事務所では飲料用の水をポリ容器で買っているくらいなので、なんとなれば人工海水もソレ使えば良いんでしょう。リッター28円だから、20リットルで560円+塩代。…高いな。
てことで、本日も海まで水汲みに行ってきました。今のレベルで安定してくれるのであれば、軽い感じの清掃を週1回行えば良いので気が楽ってもんです。

1ヶ月を過ぎたあたりから、粘着質の藻が大量発生するようになりました。ガラス面とライブロックに付着したヤツラを、1週間ごとにサイフォンしながら除去せにゃあかんくらいに。
途中、クリーナーを増員するも、状況は変わらず。
そして先週末、外付フィルター(EHEIM 2215)の流量が落ちてきている気配があったので、大掃除することに。濾材の半量交換と、本体とインペラー周りの水洗い、それにホースとパイプの内外をクリーンアップ。
それから一週間も経たないうちに…。ぐはっ。
そして今日。ここ2〜3年、人工海水ばかり使っていたので、趣向を変えて、海まで水を汲んでくることにしました。例によってサイフォンしながら藻を除去したあと、水槽の半量程度を天然海水で換水。
今回のような藻類の繁茂は過去にも幾度か生じていて、その度に割と大掛かりな清掃活動で対応していました。今回は清掃1ヶ月後に発生したこともあって、一時的な藻類のブルーミングかなーと様子見してたんですけどね。3ヶ月にも渡るとなると、もはや常態化してしまっているわけで。
【2月5日】
そんな次第で、エアー用チューブでサイフォンしながら、試験的にスクレーパーで藻を軽くこそぎ落としてみました(約7L交換)。
【2月9日】
【2月11日】
それでもスポンジや濾剤をゆすいでみれば、やっぱ、まっ茶色。少しツーンと鼻に来る藻類臭も、もれなくプレゼント。