あと4日(ばいばい赤坂)

沖縄に行く前に、久々に高尾山〜陣馬山を走破しておこうと思っていたのですが、(案の上)寝坊して挫折。ふとユナイテッド・シネマのポイントが無料鑑賞1本分たまっていたのを思い出し、としまえんで「サブウェイ123」を観てきました。ヘルゲランドの脚本でトニー・スコットが監督しているから、なんとなーくタランティーノが脚本して監督が同じの「トゥルー・ロマンス」程度には面白いだろうと期待していたのですが、まぁ、フツーな感じ。考えてみりゃ、観てがっくりした「デジャヴ」と同じ監督&主役コンビだもの、なんとなく、それも納得。

としまえんからの帰り道、NTT東日本から東京の回線撤去の日程確認の連絡が入る。まだ沖縄から回線敷設の連絡が来ないのに〜と、ちょっとなんだかなー気分。ところが、ちょうど帰宅したところへNTT沖縄から当初のスケジュール通り工事できますよーと電話連絡。ほっ。これで月曜に出した荷物が(先日の台風の影響を受けずに)予定通り届けば、万事OK♪

さて、今宵は先月末まで勤めていた赤坂にある会社の壮行会でした。2年前に設立した会社で、私も創業メンバーの一人だったので、ちょっと感じ入るところも多少あり。とはいえ、沖縄行きは自分の選択。何はどうあれ、そういうことだよね。

「Deep Blue」★★☆☆☆

BBC制作の海洋生物ドキュメンタリー映画。

しばらく前にレンタルした「WATARIDORI」の映像に感銘を受けたところへ、劇場で観た予告編がこれまた臨場感と爽快感のあるものだったので、(遅ればせながら)期待して観に行きました。

ところがですね。その映像は「WATARIDORI」のような浮遊感へのコダワリとか工夫といったものが全く見受けられず、純粋に写したものをカット割りで魅せようという方向性。またベルリンフィルの音楽も感動的にうるさ過ぎ。ドキュメンタリーでその場の生音を満足に聞けないというのは致命的なような気がするんですけど・・・。総じて構成も音楽も演出過剰で、なにやら民放のオリンピック中継を観ている気分でした。

それでも最初の20分くらい、特にイワシの大群が様々な生物についばまれていくシーンは楽しめましたよ、えぇ。でもそれ以降は、NHKあたりで目にした映像ばかりといった感じ。後半の深海パートでは合成まで使いやがるしなぁ。うーん。海洋生物映像集としては「よくできました」なのですが、なんだかやっぱり映画というよりテレビ屋さんが作ったテレビ番組ですね。それも「地球を大事にネ!」なんてナレーションが入るような(そんなの言葉でなく映像で表現せいっちゅうに)。

私は大学で海洋生物を専攻した海大好き人間なのですが、それでも何回か意識が遠のきました。車を運転してなくて良かった。館内は、映画の日ということもあったのでしょうが意外なほど混んでいました。夏休み前に比べると上映館数も増えているような気もしますし、ひょっとして案外ウケているのかしら・・・。私同様、睡魔と戦っていた人が多かったのに! 

「ハリーポッターとアズカバンの囚人」★★★☆☆

「ロード・オブ・ザ・リング」同様、「ハリポタ」シリーズも劇場で観たことなかったので、映画の日にかこつけて行ってきました。

前作までは「魔法学校・体験入学」的な学園生活モノっぽい雰囲気が良かったのだけれど、本作ではソコラヘンが薄れてしまっているのが残念といえば残念。もっとも、毎回それじゃ飽きるのかもしれないけれど。成長期ということもあり生徒のみなさん達が大きくなってしまい、日本人からすると小学生からイキナリ高校生になってしまったコドモが中学生的な冒険をしでかしている、みたいな違和感を感じました。それに人物描写が等身大というか妙に現実的で生々しいところがあって、ファンタジーにしてはトーンが重すぎる気がしないでもありません。

今回は事前情報一切なしで観に行ったので、脇でエマ・トンプソンが出てきたときには意表をつかれて笑ってしまいました。ゲイリー・オールドマンも出てたんですねぇ。エンド・クレジットで初めて気づきました。先生役で続けて出演中のアラン・リックマン含めて、みんな悪役が似合うというか、極めて毒性の強いキャスティングですねぇ。そういうところは好き。

まぁ、シリーズものだし、前作まで観ていたら、観ときなされって感じでしょうか。

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