DAIHATSU NAKED:市中引きずりの軽

3週間くらい前だったか、大雨の後で出社しようと車をバックさせたら、ギギーっと音をさせながらブレーキを引きずりました。前進する分には特に問題がなかったので、パッドに異物が入ったのだろうと高をくくっていたのですが。

それが先日、読谷までSUPしに行く頃には、アクセルを踏んでも逆風に立ち向かうように加速しないわ、直進状態で前輪がビミョーにチャタリングしてハンドルがバタバタするわ、ブレーキを踏むとABSが効いたようにブレーキペダルがガタガタするわとエライ状況。寒くなってからタイヤの空気圧が下がっていたようなのですね。いつもの給油のタイミングで空気圧をチェックするつもりだったのを前倒して即チェック! 規定量が2.0のところ、1.5まで下がっていたようで・・・。

と、いったあたり、如実に燃費グラフに現れておりますな。最後にガクン!

空気を入れてバランスも取れてきたのでしょう。ブレーキの引きずりも解消方向に向かっているようです(体感的には)。

今日はそんな負のオーラに包まれた車を清めてやりました。

3ヶ月ぶりくらい??
洗車も久々なら、手塗りワックスはさらに久々。

そして歳末に向けお安くなったモノたちを求めて北谷までお買い物。

・・・リアフェンダーに貼り直したハッピーバード、この距離でもエラク目立つな(笑)。

ワインレッドの心

SV650S と共に所有しているストマジ110。

数年前に街乗り用に購入したのですが、取り出しにくい場所に保管しているので、ついついSVの方にまたがってしまっています。でもこれからのシーズンは、サンダル履きの半キャップというラフな格好で乗り回すのにもってこい。ということで、先週末に久しぶりに洗車しながら各部メンテを行いました。

まずは、しばらく前からフロントブレーキの効きが渋くなっていたのと、ブレーキフルードが赤ワイン色に転じていたのが気になっていたので、フルードの交換作業。しかし、そんなことするの6年ぶりで、すっかり手順とコツを忘れてしまっていた私。ちょっと油断したすきに、洗面台からゴボゴボと排水されるがごとくマスタータンク側からフルードが流れきってしまいました。

ディスクブレーキはですね、マスターから繋がるホース、さらにその先の実際にブレーキパッドを動かすピストンが入っているブレーキキャリパーまで、空気が入ってはいけないのです。と、いうか、エアが混ざるとレバーを握っても圧が気泡で吸収されてしまってブレーキが効かなくなる。つまり、このゴボゴボは、面倒のタネ以外の何者でもないのですな。

そういったわけで、ひたすらブレーキレバーを何度も握って加圧して、キャリパーのエア抜き口を緩めて古いフルードと気泡を逃がしていくという作業を延々と繰り返すハメになりました。ところが一向に、レバーに手ごたえが戻らない。知人に電話して、うすらボケた記憶とコツを再確認して、再挑戦。でも、ダメ。午後も早くから始めたのに、とうとう陽が傾いてきてしまいました。

やはりマスター側のどっかにエアがたまっているんだろうと、ドライバーのウシロでトントン叩いても気泡は出てこない。そこでエンジンをかけて振動を加えてやると、プクッ。お、これいいじゃん、とばかりにそれを繰り返していたのですが、エンドレス。日が暮れてきた頃、たまたま遊びにきたバイク乗りの知人のアドバイスで、マスターに繋がるホースを瞬間ゆるめてみたら、ブシュー!! いきおいよくエアが抜けていき、数回後には、念願の手ごたえが。ようやく、作業が終わりましたとさ。あげくの果てにはスクワット後のような筋肉痛。腰もイタタタ。

やっぱり、日頃からバイクをいじってないと、コツをどんどん忘れてしまうものですねぇ。かなり反省。次はSVのフルード交換だ。今度は大丈夫だろう。でも両輪ディスクでフロントはダブル。あー、考えただけでメンドーくさー。・・・いや、それがイカンのですな。

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