先週、フロント・ドアから外した純正スピーカーをリア・ドアに取り付けることにしました。以下、作業をかいつまんで。
トリムを外したところ。スピーカー配線はキチンとリアまで届いていて、カプラについたフックで内壁に固定されていました。
水避けのビニールがスピーカー取付口まで覆っていたので、余分な範囲をハサミで裁断。プラスチック製のヘラとブレーキ・クリーナーを併用して、余分なブチルゴムを除去。ヘラ作業もブレーキ・クリーナーも塗装面には悪いので、ホドホドで。
ドア内面をブレーキ・クリーナーで洗浄&脱脂後、吸音材を貼り付け。
古いブチルゴムの断線部をブチルテープで繋げ、雨水の導線を適正化。
そして、純正 17cm スピーカーを結線して再生確認。続いて、フロントで使われていた固定具(プラ製ネジ受けとネジ、3セット)を使って設置。トリムを戻して、作業完了。
ちなみに、上の写真でコーン下方2箇所についている白い斑点は、革用補修剤。フロントのドア・トリムを取り外す際、カプラ外しに苦戦している間に、トリム付属のプッシュ・リベットでスピーカーを突いて穴を開けてしまったのでした。ご注意あれ。
さて。これで、フロントに取り付けたセパレート・ツイータータイプの KENWOOD KFC-RS163S と合わせ、6スピーカー搭載車と相成りました。走らせながら聴いてみたら、思っていた以上に、前席ではリア・スピーカーの存在が希薄。運転席に座る者としては、フロントの 16cm だけでは不足気味に感じていた中低音に少し厚みが増したかな、総じてバランスは悪くないよね、といった印象でした。
思えば、ネイキッドで Protone のスピーカーで揃えていた時は、セパレート・ツイーターに、フロント・ドアの同軸2ウェイに、リア・ピラーの3ウェイで、合計12スピーカー搭載なんて意味不明な構成になっていたこともありましたっけ。それに比べたら、すんごく素直。素直が一番。