Wagon R:純正オーディオの取り外し

どマイナーだったネイキッドとは異なり、どメジャーな存在であるワゴンR (MH23S) に関する情報はネットに溢れていますので、純正オーディオの取り外しについてはごく簡単に記します。また、作業前のバッテリーのマイナス外しは大前提てことで。

大きめの吸盤でインパネセンターカバーを引き上げて隙間をつくり、内張剥がしでフックを外していく。

インパネセンターカバーを手前に引きつつ引き上げて外す。
してからに、中央3箇所(手前2個、奥中央1個)のプラスネジを外す。

メインユニットを手前にガコっと引く。
結線されているので、引きすぎに注意。

今回のユニットの場合、AVコネクタ(青)、アンテナ線、それにハザードスイッチ部のコネクタ(下の白)の3箇所で結線されてました。アンテナ線の嵌合が頑固で、抜くのにペンチを使用。

室内に戻り、AV 取付キットに流用するハザードスイッチと白いフック4点を取り外す。フックはクッションテープで保護されていて、外すとき少しイラっとします。

そして、メインユニットからフレームを取り外したら、取り外し作業、終了。
お次は組み付けだ。

【MH23S 純正オーディオ交換準備|取り外し|交換

Wagon R:純正オーディオ交換の下準備

純正メインユニット交換で用意したのは、日東工業のカーAV取付キット NKK-S73D。オーディオパネルとコネクター2種のセットです。

後から込み入った作業をするのはイヤなので、ネイキッドから取り外したパイオニアのメインユニット DEH-P640 のケーブルと、取付キット付属のコネクタを先に結線してしまう。

だがしかし。なんせ、相手はネイキッドのインパネ裏に巣食って 13 年余のケーブル。シールドが汚くって、配色パターンがよく分からない(特に、紫/黒!)。拡大鏡が大活躍でした。

結線後、配線ミスがないか、しっかり目視確認。してからに、不要なケーブルの末端を自己融着テープで絶縁処理。

次に取り出したのは、槌屋ヤックの DIN ボックス。1 DIN サイズの本体と、ハーフサイズのクッション材。

実はコイツら、10年以上前からいます。その頃もまたネイキッドをいつまで乗り続けるか悩んでいたのですけれど、もはや新車からどんどん灰皿が消え失せていく世の中になっていたので、当時喫煙者だった私は「これはいかん。いずれ車内にキチンと収納可能な市販の灰皿までなくなる日が近いかもしれん」とばかりに、DIN ボックス一式をお手付き購入していたのでした。

ともあれ。クッション材のほかに、ハーフサイズの灰皿とドリンクホルダーも買ってあったのだけれど、今回どちらも要らないかな。そこでクッション材をカッターで切り開き、本体内部の底面と両側面を覆うようにして使うことにする。

さて。これで下準備は終了。お次は車内で取り外し作業だ。

【MH23S 純正オーディオ|交換準備|取り外し交換

Wagon R:純正オーディオ

ネットで中古車探ししていた時に気づいたのが、標準仕様の純正オーディオを装着しているワゴンRの多さ。今回購入した個体も同様でした。そこで、久しぶりに MP3 ディスクを焼いて、「見せてもらおうか。純正の(中略)とやらを」な心持ちで数日聴いていたのです。

したらね、案外、悪くないのですよ。私が純正オーディオから連想するのは「薄っぺらくて速度を上げると何を聴いているのか良くわからなくなる音」なのですが、意外にも 90 年代の重低音 CD ラジカセ風にズンズンくるのです。

もっとも、中低音はモコモコっとしていて歯切れが悪いのだけれど、ツィーターを追加してあげれば、意外にまとまり良くなりそうな気配あり。私の車両は2スピーカー仕様なので、オクで中古の純正ツイーター2点と純正ドアスピーカー2点を安く仕入れ、6スピーカー化してしまうってのも、費用対効果が高くて良いのかもしれません。

でもね。ほら、いろいろと都合というか欲求があるから(笑)。
純正オーディオの音色に耳が馴染んできたところで、まずはメインユニットを交換することにしました。

あ。ちなみに、純正品のメインユニットはクラリオン製でしたよ。

【MH23S 純正オーディオ|交換準備取り外し交換

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