ネイキッドから取り外した KENWOOD のスピーカー・セット、KFC-RS163S のツイーターを先週設置したのに引き続き、本日、ウーハーを交換しました。
17cm の純正スピーカーに対し、KFC-RS163S のウーハーは 16cm で、取り付けには何らかのブラケットが必要。あれこれ眺めて考えて、ちょっとお高いけどアルミとゴムのハイブリッド構造の KENWOOD SKX-202S を選択。
ついでなので、簡易的な音響対策も施すことに。ネイキッドでも使った、エーモン「音楽計画」シリーズのスピーカー周辺簡単モデルを用意。
いきなり、フロントのドア・トリム取外し後から。
MH23S のドア・トリムの取り外し方法はネットにいくらでも転がっているので、割愛します。
ドア裏面の中外を清掃してから、スピーカ背面制振吸音材を貼り、アルミ製ブラケットをボルト留めし、ポイント制振材をスピーカー周辺にテキトーに貼り付け。
なんせ10年落ちの中古車なので、いずれナニガシカの修理が生じるのは必然。ちゃんとしたデッドニング処理にも関心はあるのだけれど、今回は整備性を損なうような処理は問題外としています。
純正ウーハーから抜いたカプラ(オス)と、別途用意していたエーモン「2974 カプラー2極」のメスとを勘合確認。ツメを上にしてカプラを立てた時、上段が赤(桃)/黒のマイナス線、下段が赤(桃)のプラス線。
部屋に戻り、ウーハー側のケーブルに端子を圧着。カプラに組み込み。
車に戻って配線し、再生確認。ツイーターの時と同様、カプラがドア壁に当たってカタカタしないよう適当なクッション材を巻いておく。
そして、幅半分(2cm → 1cm)にカットしたスピーカー用防音テープをスピーカー外周に貼り付け、ドアトリムを戻して、オシマイ!
さっそく、車を走らせて音を確認してみました。純正ウーハーよりも、中高音が澄み、かつ、低音に芯がある感じ。ネイキッドとはドアの構造や容積が随分違うし、ブラケットの有無もあるから単純比較はできないけれど、ネイキッドの時よりもズンドコしてる。
その一方、ネイキッドの時と同じように、速度が上がって環境音が大きくなるにつれて中低音が不明瞭になる傾向あり。この点、中低音が強い純正ウーハーの方が聴きやすいかも。
てことはだよ。今回取り外した純正ウーハーをリア・ドアに取り付けて、中低音に厚みを持たせられたら、案外バランス良くなるのかもしれないなぁ。
てかね。17cm スピーカーを付けられるってのに、あえて低音再生に不利な 16cm を取り付けようとする人はレアですよね。我ながら貧乏性だこと。