事務所の海水槽に遅い朝ご飯をパラッと撒いていたら、ミョーに水槽の中の動きが寂しいことに気づきました。したら、ルリヤッコがポンプの吸水口に張り付いているではありませんか。スカンクシュリンプについばまれながら、死んだ魚のような目をして。
昨日、水交換をしたときは、いつも通り平然とした姿をさらしていただけに、何故だぁ〜、という感じ。
水から引き上げて目視確認してみたのだけれど、これといって異常は見られず。うーん・・・。他の魚達もいつも通りだしなー。導入から半年、夏場の高水温にも耐えた元気者だっただけに、しごく残念でありまする。
しっかし、これでミスジリュウキュウスズメダイの頭を抑える存在がなくなってしまいました。ヤツが凶暴化しなけりゃいいけれど。
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魚心管理
先週末、5ヶ月の長きに渡って第三水槽に隔離していたミスジリュウキュウスズメダイ(大)を、クマノミ水槽(第2水槽)に解き放ちました。
そもそも何で大ミスジを隔離していたというと、第1水槽の中でランボーの極みに達していたから。だからといって、狭いサテライトボックスで飼い続けるのも精神衛生上よろしくない。ということで立ち上げたのが第2水槽だったのです。なので、ようやく計画が進んだというか。
解き放たれた大ミスジは、さすがにタマイタダキイソギンチャクの居る水槽の中では暴れ回るのを躊躇しているようで、この1週間、クマノミ達に直接的な被害はありませぬ。プレッシャーは与えていますけどね。クマノミ側もイソギンがあることで「あ、また暴れん坊が近寄って来たゾ」くらいの雰囲気で飄々と暮らしています。いやいや、こうも目論み通りに進んでくれると、嬉しいものですわい。
一方、同じく暴力性が原因で隔離していたミスジ(小)も、2ヶ月振りに第1水槽にご帰宅。水槽内での地位がリセットされ、ほかの住人達から新入り扱いされて若干大人しくしております。これもまた目論み通り。
そのクマノミ、オス化メス化。
立ち上げ&飼育から2ヶ月が過ぎた第2水槽:クマノミ水槽。
はじめのうちはクマノミタマイタダキイソギンチャクに近づくと大クマさんに追い払われていた小クマさんでしたが、いまでは同居生活が板について来た感じです(ときたま邪険にされていますけれど)。
導入した時点では二匹とも未成熟個体で、どちらも似た様な色彩をしておりましたが、タマイタ荘の主人たる大クマさんの尾ヒレの黄色味が薄まりつつなり、そして小クマさんは尾ビレの背側にすぅっとした白い縁取りが生じてきました(写真右上)。クマノミの♀の尾ビレはほぼ白色、♂の尾ビレは背腹両端が白くなって間が黄色らしいので、いずれも変化の過程にあるのでしょう。
ひとまずペアが完成しつつあるってことで、
まずは一安心といったところです。