
レッドカーペットに覆われたオフィス水槽。いろいろ試してはみたものの、どうにも好転の兆しが見えないので、やりたかないけど薬物依存してみました。
使用したのはカミハタから販売されている「ANTI RED」。パッと見、イソジンうがい薬。シアノバクテリアに特異的に働くという。そう聞くと遺伝子操作で生み出された生物兵器のようにも思えるのだけど、残念ながら?そんな格好いいモンではないらしい。

まずはできるだけ物理的に藍藻を除去。フィルム張りに使ったヘラが大活躍してくれました。そして、投与。
1日目、6ml。
2日目、7ml。
3日目、8ml。
(60cm水槽の場合)
・・・毒をもっているようで、ちょとイヤな感じ。入れてから数時間は水が淀み、これまたイヤな感じ。

4日目に20Lの換水。表層の藍藻は、薄い緑色のチリのようになってました。吸い出したら、キレイキレイ♪
さすがにガラス面に接した底砂部分に湧いた藍藻までは、薬が届かなかったようで。いずれまたここらから這い出してくるんだろうなぁ・・・。完全除去なんて、そうそう無理でしょう。

一方、謳い文句通り藍藻だけに特異的に働いて、他の生物に影響を与えないのか? という点にはチト疑問符。
換水時に、マク貝が1つ死んでいるのに気づき、そして自発的に笠をもいで再出発を図っていたウミキノコが、活力を失ってしまった感じ(写真は投与3日目)。偶然かもしれないけれど、薬品投入によりナニガシカの水質変化は生じているわけだから、ナニガシカの影響がないわけないですよね・・・。
週末にオフィス海に投げ込まれたミズタマハゼ。砕いた人工飼料を目の前にスポイトで落としてみたりなんだりと工夫しているものの、一向に餌付かない。あんまりエサをばらまくのも水を汚すだけだし、かといって、ただでさえ痩せ気味だからこのままでは心配。ということで、暫定的に釣り餌を試すことを決意しました。そこでととっと釣り具屋に向かい、店員さんに「できるだけ小さいの選んで〜」と頼んで買ったのは、200円分のイソゴカイ(イシゴカイ)。
祭り状態になることを予想して他のサカナに注意しながら投入してみれば、ミズタマハゼは目の前をクネクネと動くイソゴカイを胡散臭そうに眺めてるだけ・・・。そうだよなぁ、あんた、フィルター食だもんなぁ。いくらなんでもデカすぎたかー。
どうにも
サンゴ砂を入れている所為か、Caがやや高目ではありますが、その他は良好。いい感じの水でありました。
といった頭とは別に、底砂の撹拌要員としてミズタマハゼを、さらにガラス面のクリーナーとしてシッタカ2個体を導入しました。