AXIS Treet:納車後補修#1 シートの穴(アンコ篇)

1月末に購入した中古の YAMAHA AXIS Treet のシートには「直さない代わりに1万円安くしてあるからよ」ということで、1円玉ほどの穴が開いておりました。

皮だけでなく、アンコまでボッコリ。たまさか、納車の2日後から大雨になる予報だったので、そそくさと補修することに。
まずは納車当日、アンコの補修から。

当初はゴム系のシーリング剤(Holts ブラックシーラー)で埋めてしまおこうかと考えていたのですが、実物を目の当たりにして方針転換。気泡を孕んだクッション地には、空気を孕む生地をあてがった方がナントナク良さそうに感じられたのです。

そこで、自作スピーカー用に購入していたPET製の防音材(東京防音 ESW-300)の端材をハサミで適量切り出して…

アンコの患部にボンド ウルトラ多用途SUを塗ってごく少量の防音材を押し付けて接着、そしてまたボンドを垂らして防音材を充填していく。といった作業を、いい感じに穴が埋まるまで繰り返しましたとさ。

続いて、表皮の補修

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HONDA MD90 から YAMAHA AXIS Treet へ

年末のこと。知人から「スクーターを買った。カブの調子はどう?」的な連絡を受けたので、調子を崩してから長らく放置してしまった郵政カブの状態を年明けに確認したのです。そしたらまぁ、なんというか、即・廃車レベル。バイクの形をしたサビの塊と化してました。

振り返れば、郵政カブが特異な立ち位置にあるバイクだということを知らずに、単に手頃な価格だったからという理由で MD90 を購入してから9年以上が経過。もともとサビ多めの車両だったし、ここ数年は乗ってる時間よりも整備している時間の方が明らかに長かったんだもの。やんぬるかな、て感じです。

で。MD の利用頻度を考えたら買い換えは勿体ないよなーと廃車先になりそうな近隣のバイク屋をネットで探しつつ、手頃なスクーターなら害はないんじゃね?なんて邪念を抱きながら店の在庫にも目を通していたのです。そして目に留まったのが、ボチボチ価格で状態ソレナリな YAMAHA AXIS Treet。そそくさと店に連絡入れて現物確認して即決して、そのまま軽トラに乗り込んで MD を回収してもらいました。これも一種の衝動買いかもしれませんね(笑)。

購入に当たっては、SUZUKI Address V125G のより安価な個体も候補にあったのですけれど、アドレスは息の長いシリーズなだけに、スクーターに関心を払っていなかった私には世代(古さ加減)を把握しづらかったのがネックでした。

その点、AXIS Treet は国内販売開始が 2009年の単一世代モデルでしたから、どんなに古くても10年前かそこらという安心感が大きかった次第。よって、DR-Z400S 以来となる久々の21世紀バイクだぜ!と思っていたのですけれど、その後調べてみたら、1980年代のシグナスをルーツに持つ台湾育ちの隠れ昭和野郎くさいぞ、と。もっとも、同じく平成生まれだったけど中身が純然たる昭和野郎だった MD90 に比べりゃ真っ当にアップデートされてきているようですし、実際のところ遥かに静音・快適ですから、どうでもイイですソンナコト。

ちなみに。これまでのバイク所有歴については以前記した通りでして、コイツで17台目。初125cc、初スクーター、初インジェクション、そして Street Magic II 以来2台目のVベルト無段変速機。YAMAHA のバイクは DT50 と SRX-6 に次いで3台目で、ほぼ四半世紀ぶりとなりました。さてはて。乗り出し価格が安かった分、早々に手を加えなくてはならなかったアレやコレがありました故、引き続きそんな話をば。

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FX-AUDIO- AT-01J ラインレベル アッテネーター ユニット

ELEGIANT の小型アンプに、4Ωの自作スピーカーと DVD レコーダー(LINE OUT – AUX IN)を繋いだとき、入力信号が大きすぎて以下のような問題が生じました。

  • 現実的な音量調節範囲が極狭
  • 音が歪みがち
  • 適正音量のつまみ位置が Bluetooth 接続時と違いすぎて不便

そこで、安易な方法で一発解決したらイイなと抵抗入りケーブルを試してみたのですけれども、適正音量となるのが音量つまみ全開時。

これはこれで、何かの拍子で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーティが如くスピーカーごと吹き飛びそうで怖い。

次に頭に浮かんだのは、インナーホンでありがちな音量コントローラーの代用。なんだけど、音量つまみが連なってる姿を想像すると、なんか無駄しているようで心が落ち着かない。

そんな時にふと、フォノイコライザーとは逆に音信号を一定値で減衰するオーディオ製品くらいあっておかしかないんじゃね?と思い立ち、熱帯雨林へ採集に出かけたのです。したら、やっぱりあったわけですよ。

それが、FX-AUDIO- AT-01J ラインレベル アッテネーター ユニット(商品名、長っ)。ピン端子から窺えるように、ごく小型の装置です。一口羊羹4本分くらい。

製品ウラの DIP スイッチで、PASS/-6dB/-10dB/-20dB の4パターンに減衰値を設定可能。しっかし。DIP スイッチに触れるなんて、いつ以来だろう…。ひょっとしたら、SCSI 時代??

デフォルトで「-6dB」になっていたのでそのまま繋いでみたら、ちょっとまだ大きい。そこで「-10dB」に設定したところ、Bluetooth 接続時と同等レベルに落ち着き、これにて一件落着。

それにしても。
解決策として合っててもアッテねぇたぁとは、こは如何に(あ、書いちゃった)。

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