高尾山〜景信山〜日影(東京)

久々に高尾方面に出かけてきました。基本的な経路は前回ココで掲載したときと同じ、高尾山口駅〜稲荷山コース〜高尾山頂〜城山〜景信山です。いつもの通り、景信山から小仏バス停に降りようと思っていたのですが、途中にある道しるべがフと目に留まりました。考えてみれば高校のときから何度も景信山に来ているのに、「小下沢林道」ルートは一度も使ったことがなかったのです。時間もあることだし、ここはいっちょ行ってみっかな、と。地図は持ってなかったのですが、おおよその距離感はつかんでおりましたので、小仏峠でデジカメに収めた地図の写真(コレ)を参考に足を運ぶことにしました。

※地図中で景信山▲から最初の●が道しるべ(分岐点)です。前回写真に撮ってました。小仏バス停へのルートはこの●から小仏トンネル方面に降りている点線です。

道しるべからしばらくは、だらだらとした開けた斜面を少し登って少し降りるような感じです。地図上で最初の●の先にある、左にクイッと曲がる地点に道しるべが立っていて、右方向が近道らしい書き込みがあったのですが、初めての道なので地図に沿って左に進むことにしました。ここから先は、左の写真の通り、杉に囲まれた斜面にある細ぉい小道を突き進むことになります。

もともと景信山から下に降りる人は少ないのですけれども、特にこのルートは使われている気配がありません(当日は下に降りるまで誰とも遭遇しませんでした)。周囲の杉が盛大に伐採されている所もありましたが、道の整備は後回し、といった印象です。実際、上の方は路肩はところどころ崩れてるし、瞬間道を見失うような所もありました。道はずぅっと下り道で、途中から川沿いに降りていきます。最初のうちは小石まじりの締まった地面で歩きやすかったのですが、だんだん石がガレてきて、下の方はガレガレでした。スニーカーみたいに柔らかいソールの靴だとしんどいと思います。ビブラムソール万歳、ですね。

小川沿いに進んでいくと、先の方からオバチャンたちの嬌声が聞こえてきて、?と思ったら、山道お終い。急にだだっぴろい広場となっておりました。上の地図では▲から3番目の●だと思います。最初の道しるべからは、短時間の休憩含めて40分くらいでした。ここから日影バス停方面に進む道が小下沢林道で、車も通れるような退屈なフラットダートがだらだらと続きます(一般車両は通行制限されている)。バス停までは30分くらい。中央高速近くの梅園の花が満開で、ナカナカ壮観でした。

まとめ。このルートは短距離とはいえ人も余り通るとも思えないし、足場も悪いので、何かあったときのことを考えると誰にでもお薦め、ではありませんね。山道の入り口までバス停から遠いですし(しかも歩いて楽しい道ではない)、通るのであれば往路にして周囲が明るく気力も満ちているときの方が良いかもしれません。個人的には上の方の寂れた感じがナカナカ好印象な道でありました(笑)。

中津川林道(埼玉〜長野)

3月末にオフ車(Suzuki DR-Z400S)を購入したものの、最近までどたばたしてて慣らしもままならない日々が続いておりました。林道に行くとエンジンを回してしまうのが目に見えていたので(笑)、慣らしが終わるまでは止めておこうと思っていたものの、都会のストレス解消にはやっぱ自然でしょう!

というわけで、以前TS200Rでさんざん通っていた中津川林道に行ってきました。行きは関越に乗って練馬→花園→R140。ダム工事の影響で林道周辺の道もずいぶん違っているような気がしましたが、なんせ行くのが7年ぶりでしたので、それ以前に記憶もおぼろ。地図も10年くらい前のでしたし、いささか道を探すのに迷ってしまいました。

林道までの道はずいぶん変わったような気がしましたが、林道そのものはあんまり変化なし、だったかな。昔にくらべると敷き詰められた砂利が多いような気もしましたが、単にシーズンが早いぶん路面が整っていただけなのかも知れませんね。当時は平日といえど二輪や四輪とすれ違うことが多かったのですが、今回はほとんどそれもナシ。オフ車人気も下火になりましたからねぇ。

さて、数年ぶりの林道だったわけですが。思っていた以上にウデが鈍ってて、いささか千鳥足状態。まぁ、無理もないか。それでもコケずに気分よく三国峠頂上まで。そのまま長野方面に抜けて、川上村で昼食と給油。そのまま川上牧ガ丘林道で甲州街道に抜けようと思ったら、通行禁止で断念。どうせなら行ったことのないルートを使おうと、小海・上野線を目指したのですが、途中から繋がるであろう道がことごとく通行禁止か行き止まり。なんでやねん!

結局ムダな往復時間(でもダートのオイシイ往復時間)を重ねた挙げ句に、小海・上野線→R299→R16→関越川越→練馬で帰ってきました。朝8時半くらいに出て、帰宅が7時過ぎ。全行程で約400km。高速区間の短い日帰りツーリングとしてはややヘビーなルートですが、おかげでようやく初回点検が見えてきました。

ここでDR-Z400Sレポート。大型免許があるのに400ccを買うのに抵抗があったのは事実なんですけど、オフ車としたら丁度良いかな、と。林道で半開走行ですが、パワーと車重のバランスが取れていて気持ちが良かったです。TSの前に乗っていたDR250Sは、非力で重いだけでしたものねぇ。たぶん開ければ、TS並に飛ばせそうな感じ。それに満タンでの走行距離がTSの倍以上なので、寄り道ができるのが(道に迷っても安心していられるのが)なによりも嬉しい♪ TSって100km行かない内にメインが切れてましたから、精神衛生上よくありませんでしたからねぇ。

一方ハンドル位置がやや高くて通常走行で肩が疲れる。同じ理由でダートで押さえがききづらいこともあって、いずれハンドルを交換するつもり。純正タイヤは、かなりロード寄りですね。ダートでのグリップが弱いです。はやく潰してこれまた交換しよっと。

いやあ、バイクってホントに良いもんですね♪

高尾山〜景信山(東京)

東京〜神奈川の人にはそれなりに知られている(であろう)高尾山に行ってきました。

8時過ぎに家を出て、新宿駅から京王線の特急列車に乗って、高尾山口駅に着いたのが10時ちょっと前。近場は楽で良いですなぁ。高尾山にはいくつかの登山道がありまして(下記リンク参照)、今回は去年の春に通った稲荷山コースを再選択しました。

数日前の雪の影響で地面はぬかるんでズルズル。途中からは雪そのもの。それでも所詮、東京のこと。大した積雪ではないので、むしろ喜々として雪を踏みしめながら登っていきました。幼稚園の子供たちに迎えられて山頂に着いたのは11時くらいだったでしょうか。ハイキング客のほとんどはオジサン&オバサン達で、ちょうど私あたりの年齢層というのがスカッと抜けていましたね。そりゃあまぁ、平日に働き盛りが来る所ではないのかもしれませんが(笑)。

高尾山頂からは城山経由で景信山へ。ところが、奥高尾に入ったとたん、地面がアイスバーンかマディ状態。フツーのビブラム底のブーツではなかなかまともにグリップしてくれません。それでも若さ?に任せてアイゼン装着のオジサン&オバサンを追い抜いてはいったのですが、えぇ、足腰がややフラつき気味でございました。

城山山頂で相模湖とボヤけた富士山を眺めながら簡単に昼食。そこからまた足下をすくわれながらも景信山に着いたのが1時過ぎ。ここには高校時代に天文部の観測で何度も来ていたので、個人的に居心地の良い所でもあったりします。のんびりコーヒーを沸かして、スニッカーズを齧りながらしばし休憩。

少し離れたところでは、40過ぎと思しき男性が縦笛でサイモン&ガーファンクルの曲を演奏しておりまして、なかなか良い風情を醸し出しておりました。と、思ったのもつかの間、1曲リピート状態で延々と吹きやがる。しかも決して巧くもない。こうなるともう、風情がどうのこうのという問題ではありませんな。少しハラダチ気味でコーヒーをすすっているうちに、ようやく連続再生終了。やれやれ。と、思いきや、今度は中村雅俊の「恋人も濡れる街角」が始まった。この独り70年代野郎め。そういうのはユースで焚き火囲んでやってろってっんだ。けっ。

さて、下山するかぁ、と、ベンチから立ち上がってみれば、お尻から内股にかけて筋肉痛。取り急ぎストレッチして身体をなだめながら、小仏バス停に向けて急坂を駆け下りる。といけばいいのだけれど、実際にはドタドタズルーの繰り返し。いやはや、そりゃ筋肉痛にもなるわい。そんな感じでバス停に2時過ぎに到着。40分発の高尾駅行きに乗り込んで、さらば陣場山系。今度は早起きしてちゃんと陣場山にも足を伸ばしますさかい。

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