河よりも長くゆるやかに

事務所の第2水槽(クマノミ水槽)にいるタマイタダキイソギンチャクが、ストレーナーの傍らに陣取る様になって早3週間。おかげでストレーナーに取り付けたフィルター(TETRA ブリリアントフィルター)を洗う機会を逸しておりました。

とか言っている間に、目詰まり。
外部フィルター(EHEIM 2211)の排水の勢いが、運河なみに低下。

こりゃいかんということで、本日クリーニングいたしました。

結果、回復!
やっぱ、流れがないとイカンよね。

そういえば第2水槽立ち上げから、じき半年。思えば外部フィルターの中身を一度も洗ったことが、ありませぬ。

魚心管理

先週末、5ヶ月の長きに渡って第三水槽に隔離していたミスジリュウキュウスズメダイ(大)を、クマノミ水槽(第2水槽)に解き放ちました。

そもそも何で大ミスジを隔離していたというと、第1水槽の中でランボーの極みに達していたから。だからといって、狭いサテライトボックスで飼い続けるのも精神衛生上よろしくない。ということで立ち上げたのが第2水槽だったのです。なので、ようやく計画が進んだというか。

解き放たれた大ミスジは、さすがにタマイタダキイソギンチャクの居る水槽の中では暴れ回るのを躊躇しているようで、この1週間、クマノミ達に直接的な被害はありませぬ。プレッシャーは与えていますけどね。クマノミ側もイソギンがあることで「あ、また暴れん坊が近寄って来たゾ」くらいの雰囲気で飄々と暮らしています。いやいや、こうも目論み通りに進んでくれると、嬉しいものですわい。

一方、同じく暴力性が原因で隔離していたミスジ(小)も、2ヶ月振りに第1水槽にご帰宅。水槽内での地位がリセットされ、ほかの住人達から新入り扱いされて若干大人しくしております。これもまた目論み通り。

そのクマノミ、オス化メス化。

立ち上げ&飼育から2ヶ月が過ぎた第2水槽:クマノミ水槽。

はじめのうちはクマノミタマイタダキイソギンチャクに近づくと大クマさんに追い払われていた小クマさんでしたが、いまでは同居生活が板について来た感じです(ときたま邪険にされていますけれど)。

導入した時点では二匹とも未成熟個体で、どちらも似た様な色彩をしておりましたが、タマイタ荘の主人たる大クマさんの尾ヒレの黄色味が薄まりつつなり、そして小クマさんは尾ビレの背側にすぅっとした白い縁取りが生じてきました(写真右上)。クマノミの♀の尾ビレはほぼ白色、♂の尾ビレは背腹両端が白くなって間が黄色らしいので、いずれも変化の過程にあるのでしょう。

ひとまずペアが完成しつつあるってことで、
まずは一安心といったところです。

Copyright ©2025 新たまねぎ小屋 All Rights Reserved.