SUPER 8

なんとなく、やさぐれていたので、明らかに映像だけスゴクてオバカな映画に違いない「スカインライン」でも見てやろうかと思っていたのですが、たまたま上映開始時間が同じだった「SUPER 8」に方針転換。

ノッけから「Don’t Bring Me Down」が流れたあたり、E.L.O好きの私としてはツカミOK。家に8mm映写機があって、高校時代に8mm映画作りに参加してた私としても、序盤の映画作りシーンも懐かしく思えてOK。小学校4年生という主人公たちの心模様も、あぁそーゆー時もあったよねぇてな感じでOK。なんだけれど。ナゾの正体が分かったあたりから先の展開&ドラマは薄っぺらくも類型的な感じでございました。ノリだけ、みたいな。結構、あっけなく終了。

この映画のタイトル、日本映画だったら「SINGLE 8」ということになるんでしょうね。

・・・大林宣彦っぽい(笑)。

GREEN HOUSE: GAUDI GHV-BD110K

旧聞ではありますが。ブルーレイ・プレイヤーを購入しました。

最初は、テレビに先んじて3D対応のプレイヤーを買うつもりでいたのです。SONY BDP-S470あたり。ただ、もう少し出せばPS3を買える金額だったりしたので、結構悩んでました。で、悩んだ挙げ句に面倒くさくなって、格安プレイヤーに手を出してしまった次第(笑)。

GREEN HOUSE自体は世間的にはナニソレでしょうけど、ずいぶん昔から(確かPowerMac G3 DT-233のときから)格安メモリ屋さんとして馴染みがあったので、電子機器を買うのにそれほど抵抗はありませんでした。だいたい、1万円でオツリがくる商品ですから、まぁ動きゃあいいさ、レベルの認識にて。

モノは薄くてコンパクト。外装はプラスチックだけど、ちょっとこぎれいな外付けHDD的な質感で十分許容範囲。電源ランプ以外のハード的なインフォメーションがないのが、お値段相応かな。カウンターのない据え置き型AV再生機器って、私的に初めてのような気がします。

動作は意外とキビキビとしています。トレイの出方もシットリとした動きで、安物の軽さは感じられません。ウチのテレビは、3年前に買った20型液晶モデルなので写りもソレナリであるにせよ、DVD再生に比べれば遥かに鮮明な映像で、余は満足でありました。

盲点だったのが、コピーワンス世代の他社製DVD-R/HDDレコーダ(Pionner DVD-RT700D)で焼いたVRモードのDVD-Rが再生できなかったこと。考えてみればありうる話なので、ウカツといえばウカツだったかも。

あと「サウンド・オブ・ミュージック」の特典ディスクのメニュー画面でオカシナ挙動をしやがったりするものの、まぁ安い買い物ですもの。最低限、本編が見られればOKです(ひょっとしたらファームアップで解決できるのかも知れませんし)。

そう割り切れる私にとっては、お買い得だったかなーと。

ウォール・ストリート

久しぶりの快晴!
SANYO SA002

ないちゃー的には5月くらいの陽気に誘われて、浜辺で一服してから薄暗い映画館に向かいました。観に行ったのは「ウォール・ストリート」。前作「ウォール街」は、学生時代に名画座に落ちてから、或はビデオになってから見たのかなぁ(私の場合、オリバー・ストーンの映画はこのパターンが多い)。いずれにせよ遥か昔の話ですね。

その朧げな記憶を手繰ってみるに、話は前作の流れをキレイに受けて作られてました。サブプライム問題やらリーマンショックやら、ソコラへんの背景事情はナカナカ面白かったです。ただ、前作にあったサスペンス的というかゲーム的な要素がほとんど皆無で、キャラクターの存在がもの凄く薄い。特に終盤にかけて面白くできそうなパートをスパッと省略してしまったあたり、映画としてはチト物足りない。

まぁ、ソコんところを省略しなかったら、アリキタリに盛り上がるソコラの映画と同列になってしまうのかもしれませんが。それに2時間超の映画をストレスなく見れてしまったあたりも踏まえると、結局は上手く作られた映画、とも言えるのでしょうね。でも、あのエンディングはいただけないなぁ・・・。納得するかね、アノ連中が。

総じて、世界的な金融危機という滅多にはない現象の中で、その発端であるアメリカに居合わせたオリバーさんが、ゴードンというキャラクターを使ってその時間を記録しておきたかったんかねぇ、という印象でありました。

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