CASIO G-SHOCK GULFMAN GW-9110-1JF:分解

PROMASTER に買い替えて、お役御免になったガルフマンを眺めていたら、そういや腕時計って分解したことないな、ということに気づきました。登山家マロリーの言葉を借りるなら「そこにネジがあるから」な気分ですね。

ベルト根本のネジをプラスの精密ドライバー(#0)で外す。
ベルトは、ケース裏側方向に押し出して外す。

ついでケース裏蓋のネジもプラスドライバー(#00)で取り外し。海水に浸かる度に塩抜きを心がけていたとはいえ、一点のサビも見られないのは、さすがガルフマン。

裏蓋を外してみると、Oリングの外側にはシルト状の汚れが堆積。内側はキッチリ防護されてキレイなもの。電池部に貼られていたステッカーには「電池交換後、2秒間ショート 当社指定電池CTL1616以外は、使用しないでください」と記載されていました。

そのステッカーのすぐ外側、1時の方向(写真で「ト」の右上)に縦に嵌まっている短いスプリングは、ピョーンと飛び出すと回収に苦労するので要注意。

電池を固定している前方後円墳状のハーネスがキツくって、マイナスドライバーで隙間を攻めているうちに本体部がスコっと抜けてビビりました。ケースに戻す際は、あらかじめケース側の4つの操作ボタンを内側から押し出しておく必要あり。

結局、半ば力技でハーネスの四角側(細い側)のヘリを外し、電池(Panasonic CTL1616)を取り出しました。ハーネス末端の形状を観察してみると、鋭いピンセットで屈曲部を掴み、手前へ水平に引っ張って外すべきだったのかもしれません。もっとも、写真ではハーネスの円側(太い側)のヘリに板バネっぽい構造が写っているので、ここを攻めるのが正解だった可能性もあり。はてさて。

ともあれ。気が済んだので、お片付け。
…どうせだから、電池交換、してみようかな

CITIZEN PROMASTER MARINE BN0157-11X

昨日のブログ記事に記したコンデジ同様、13年余り前に購入した CASIO G-SHOCK GULFMAN もまたバッテリー関連と思しき問題を抱えておりました。満充電状態でも周囲が暗くなると液晶表示が消え、ライトも点かないので昼間専用機と化していたのです。

修理に出そうかなとも考えたのですが、電池交換と照明修理の簡易見積もりで1万円弱。十年以上前に2万円弱で購入した時計に、そんな費用をかけるか?という疑問符がついたので、この際、買い換えることにしました。

で、選んだのが、CITIZEN PROMASTER シリーズのダイバーズウォッチ、MARINE BN0157-11X。陸海空の3種展開のうち、もっとも安価な「陸」モデル。色合いはともあれ、陸が一番フツーの潜水時計とはこはいかに。

サイズ感はガルフマンと同程度。リング以外、すんごくマットな「沼」色です。
なんでこの時計にしたかというと、まずは、見た目も機能もシンプルな方が好ましい気持ちになっていたから(だからアナログ)。そして防水機能がマトモで(だから潜水時計)、当たり前だけど好みとも予算とも合致していたから。

手首に巻いてみると、ガルフマンと比べてズシリと重量を感じるけれど、装着感は悪くなし。ウレタンベルトの滑りが悪くて留めづらいのが難点。カレンダー表示が日めくりではなく曜日だったら手間なしでよかったのだけれど、どうせ手動での時刻調整が必要な時計でもありますからね。月に1度の日時合わせくらい、面倒くさがるなよ、ということで。

ちなみに、今まで所有してきた腕時計は国産メーカー品ばかりで、記憶の限りで時系列順に並べてみると、セイコー2本→セイコー アルバ1本→カシオ4本。自分でも意外だったけど、シチズンは人生初でした(G-SHOCKが流行る前は、セイコーとシチズンが国産腕時計の双璧だったのよ)。しばらく前に車内用に購入した安価な腕時計もシチズン製でしたけど、アレは置き時計扱いでカウント外っすね。

スマホ・スタンドに、腕時計。

昨秋まで2年近くの間、アクティビティ・ロガー(GARMIN vívosmart 4)を常用していたのですが、だんだんライト・スタッフ風に「俺はモルモットじゃねぇ!」気分になってきて、手放してしまいました。そして、犬のシャンプー時間計測機に成り下がっていた G-SHOCK GULFMAN に、再び活躍の場が与えられたのです。

そこで意外に困ったのが、今まで天井照明に向けて棚の上に置きっパにしていた光発電式の腕時計を、あまり考えずに正しい向きでポイっと置ける場所。そりゃね、腕時計専用台なら一発解決しますよ。だけど探してみると仰々しいのばかりで、全くそそられない。

探索の手を休め、どうしたものかと思案しているうち、モニタ横に置かれたスマホ・スタンドが目に留まる。スマホをどけ、G-SHOCK を置いてみたら、いい具合に収まるじゃない。置きやすさ、文字盤の見やすさ、安定感、そして下側ベルトの巻き込み具合まで、実に絶妙。

OWLTECH OWL-STD03-SI

しかも、腕時計でなくともスマホやタブレットが置ける(当たり前)。ならば、追加購入に異存なし。入手から2年が経過した商品だったのだけれど、幸いまだ在庫があって、更に間の良いことに特売価格でポチることができました。

そして、本日到着。いい感じに、デスクサイドに揃い踏みしてくれましたよ、と。

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