Anker SoundCore 2:充電が滞る。

作業集中時のヘッドフォン着用は別として、通常勤務時の BGM は、モバイル・スピーカー Anker SoundCore 2 で iPad のライブラリを流しています。

その SoundCore 2、購入から3年を超えたあたりから、いくら充電しても満充電を示さず赤ランプ点きっぱなしになりまして。実際、再生時間が短くなってきた感があるものだから、そろそろバッテリーがお年をめしてきたのかな、と考えているところ。

左:SoundCore(初代) 右:SoundCore 2

思えば、SoundCore 2 を購入したのも初代 SoundCore 購入から3年目、同じように動作時間に疑問符がつき始めた時でした。ほぼ毎日利用だと、そのあたりが製品寿命なのかな。目下、充電中に変な加熱が生じたりしているわけでないけれど、機能劣化した充電モノは怖いので、ボチボチ買い替えようかな、と思うようになりましたとさ。

そんな次第で、ポチっとな

AKG K240 Studio

先月からDAT プレイヤーを聴きながら作業に集中する日々が続いていたのですが、あいにく私の所有するヘッドフォン/イヤフォンは密閉型ばかり。宅配兄さんの鳴らしたドアベルを聴き逃し、事務所犬の吠え声で異変に気づくことが2度ほど続いたので、開放系のヘッドフォンを買い足すことにしました。

さりながら、どうしても開放型では音の迫力に欠けるからってんで、密閉型一筋になった経緯がありまして。それじゃ、間をとって半開放型から探してみるかなという結論に達したのであります。

そして選ばれたのが、安価だけどネットで音の評価が良かった AKG K240。過去モデルの再発版らしく、パッケージに印刷された規格ロゴの顔ぶれが、実に懐かしい。DAT と MD と MP3 が並んでいるってことは、2000年あたりに発売された商品なのかな。

パッケージに従って、DAT で聴いてみる。
音は、評判通りに良いです。密閉型ふうのメリハリと迫力を感じられるんだけど、開放型のような抜けがあって鼓膜が楽。そして、思いのほか環境音を透過します。ドアベルも聞き漏らさなくなりました。イヤーパッドは大きめで耳が包まれる感じだけど、さほど蒸れることもなく、全体が軽いこともあって着け心地は悪くないです。

左:AKG K240 右:audio-technica ATH-PRO05Mk3

反面、モノとしての質感は悪いです。通販だったので開封時に初めて現物を目の当たりにしたのですけれど、第一印象は「ハズレ引いたかな?」でした。商品写真よりも2段くらい安っぽくて、プラスチック!でビニール!でナンカ歪んでる!でケーブルへなへな!です。見た目は3千円クラスの国産ブランド品にも負けてるんじゃなかろうか。でも、音は立派。だから、許しちゃうんだからもう。

そして、K240 のおかげで救われたのが、数年前に購入していた東芝製のポータブルCDプレイヤー。もともと「語学研修用なんだからね!」宣誓商品だから仕方ないかもしれないけれど、音楽再生用としてはひどいシロモノです。音はこもり、複数の雑音(電源系のサ〜〜〜、回転系のプフュルルルー、曲間のブチ!)が入り混じり、おまけに音が途切れることしばしば。

これを密閉型ヘッドフォンで形成された静かな空間で耳元で聴かされた日にゃ、ゴミ箱に捨てたろかい!という気になるのだけれど、密閉型よりも音の出元が遠くあるように感じられ、しかも音が籠りづらい半開放型で、さらに環境音とミックスされると、意外に気にならなくなったのです(音切れは運次第ですけど)。

よって、近頃は CD を聴きながら仕事してます。
めでたしめでたし。

DENON RCD-M41 に ONKYO CR-N775 を繋ぐ。

CD トレイが開かなくなって、DENON RCD-M41(以下、M41) に CD レシーバーとしての役目を引き継いだ ONKYO CR-N775(以下、N775)でしたが、CD 以外のメディア再生機としては何ら問題なし。方や、M41 は CD 再生用途に特化して購入した訳で。つまり、コイツら共存共栄が可能なわけですわ。ということで、本日、AVラック周辺の整理がてら初接続。

M41 の入力端子は、光デジタル2系統と LINE IN 1系統。N775 の出力端子は LINE OUT 1系統なので、必然的に RCA ピンケーブルによるアナログ接続となります。そして、USB メモリ経由でデジタル購入していた楽曲を流してみると…。

N775 側で DA 変換されるせいか、感覚的にはオンキョー寄りの穏やかな音。ただ、M41 のアナログ回路の特性なのか分からないけれど、若干もっさり。アナログ入力のゲインは適正で、CD 再生と交互に切り替えても音量調整に余り気を使わなくて済むのはありがたや。で、ありました。

さて。想像通りだったとはいえ、有効な組み合わせであることを実証できたからには、置き方を考えなくっちゃ

さて、ついで話、その壱。四半世紀近くの間、AV 機器の電源として使ってきた 1U サイズの TEAC 製ディストリビューター(15個口)の差込口が異様に硬くなってきたので、熱帯雨林で見つけた TESSAN とかいう中国メーカーのテーブルタップ(8個口+USB-A 3個口)に取り替えました。この製品にしたのは、学生時代のとある先生の渾名がテッさんだったことを思い出して一人ウケした所為もあったのだけれど、最近増えてきてしまった AC アダプタの座り具合、 USB 給電、それにコンセント口数とのバランスが決め手。

テーブルタップはテレビ(TOSHIBA REGZA ZP2)の台座の背面側に平置き設置。ジャストサイズでキレイに収まりましたよ、と(もちろん、購入前に採寸済み)。

ついで話、その弐。N775 故障から M41 購入までの間、CD 再生で利用していたブルーレイ再生機 SONY BDP-S1500 と、そのデジタル信号のアナログ化に使用していた DAC機能付きヘッドホンアンプ FX-AUDIO- DAC-X6J は、読書コーナーに移設しました。ちょうど、ヘッドホン・アンプとして老後を過ごしていた DAT デッキ、SONY DTC-690 の光デジタル入力が機能不全に陥っていたので、その置き換えです。

どうせなので、以前から CD プレイヤーとして余生を過ごしていた 2008年製の DVD-R 録画機、PIONEER DVR-RT700D との新旧映像機器対決で CD の聴き比べをしてみました。結果、お年寄りの圧勝。

両者の間には約6倍の価格差があるとはいえ、オーディオ機器(機能)って必ずしも新しいモノが良い訳でもないのが、悩ましいところ。DVD-R 録画機は電源投入から再生可能になるまでの待ち時間が長いので、瞬間起動のブルーレイ再生機に慣れちゃうとツライものがあるのだけれど、何を優先するか、ですな。ともあれ、DAC-X6J のデジタル入力は、光と同軸の2系統ありますから、当面は両機共存させておきますわ。

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