CITIZEN PROMASTER MARINE BN0157-11X

昨日のブログ記事に記したコンデジ同様、13年余り前に購入した CASIO G-SHOCK GULFMAN もまたバッテリー関連と思しき問題を抱えておりました。満充電状態でも周囲が暗くなると液晶表示が消え、ライトも点かないので昼間専用機と化していたのです。

修理に出そうかなとも考えたのですが、電池交換と照明修理の簡易見積もりで1万円弱。十年以上前に2万円弱で購入した時計に、そんな費用をかけるか?という疑問符がついたので、この際、買い換えることにしました。

で、選んだのが、CITIZEN PROMASTER シリーズのダイバーズウォッチ、MARINE BN0157-11X。陸海空の3種展開のうち、もっとも安価な「陸」モデル。色合いはともあれ、陸が一番フツーの潜水時計とはこはいかに。

サイズ感はガルフマンと同程度。リング以外、すんごくマットな「沼」色です。
なんでこの時計にしたかというと、まずは、見た目も機能もシンプルな方が好ましい気持ちになっていたから(だからアナログ)。そして防水機能がマトモで(だから潜水時計)、当たり前だけど好みとも予算とも合致していたから。

手首に巻いてみると、ガルフマンと比べてズシリと重量を感じるけれど、装着感は悪くなし。ウレタンベルトの滑りが悪くて留めづらいのが難点。カレンダー表示が日めくりではなく曜日だったら手間なしでよかったのだけれど、どうせ手動での時刻調整が必要な時計でもありますからね。月に1度の日時合わせくらい、面倒くさがるなよ、ということで。

ちなみに、今まで所有してきた腕時計は国産メーカー品ばかりで、記憶の限りで時系列順に並べてみると、セイコー2本→セイコー アルバ1本→カシオ4本。自分でも意外だったけど、シチズンは人生初でした(G-SHOCKが流行る前は、セイコーとシチズンが国産腕時計の双璧だったのよ)。しばらく前に車内用に購入した安価な腕時計もシチズン製でしたけど、アレは置き時計扱いでカウント外っすね。

スマホ・スタンドに、腕時計。

昨秋まで2年近くの間、アクティビティ・ロガー(GARMIN vívosmart 4)を常用していたのですが、だんだんライト・スタッフ風に「俺はモルモットじゃねぇ!」気分になってきて、手放してしまいました。そして、犬のシャンプー時間計測機に成り下がっていた G-SHOCK GULFMAN に、再び活躍の場が与えられたのです。

そこで意外に困ったのが、今まで天井照明に向けて棚の上に置きっパにしていた光発電式の腕時計を、あまり考えずに正しい向きでポイっと置ける場所。そりゃね、腕時計専用台なら一発解決しますよ。だけど探してみると仰々しいのばかりで、全くそそられない。

探索の手を休め、どうしたものかと思案しているうち、モニタ横に置かれたスマホ・スタンドが目に留まる。スマホをどけ、G-SHOCK を置いてみたら、いい具合に収まるじゃない。置きやすさ、文字盤の見やすさ、安定感、そして下側ベルトの巻き込み具合まで、実に絶妙。

OWLTECH OWL-STD03-SI

しかも、腕時計でなくともスマホやタブレットが置ける(当たり前)。ならば、追加購入に異存なし。入手から2年が経過した商品だったのだけれど、幸いまだ在庫があって、更に間の良いことに特売価格でポチることができました。

そして、本日到着。いい感じに、デスクサイドに揃い踏みしてくれましたよ、と。

Aurex CDラジオ TY-AN2

充電に難を抱える Anker SoundCore 2 の後継に選んだのは、東芝の Bluetooth 対応 CD ラジオ、Aurex TY-AN2。

SoundCore は、そこそこ音が良いし、邪魔にならないし、ひょいっと動かせるしで、BGM 再生用途なら室内でも全然オッケーだったんですけどね。最近あれやこれやのバッテリー劣化が続いていたこともあり、屋内利用なら壁電源直結で良いじゃない、という気分になっていたのでした。

TY-AN2 にしたのは、たまたまヤケに値引きされていた白モデルに出くわしたから。ラジオは不要だけど(どうせ電波が通らない)、SoundCore 3 より少し値が張るくらいで CD まで聴けるならお買い得かな、と。おまけに、私的には adres ユニット以来となる、あれ懐かしや Aurex ブランド品でもありましたしね。

音はクリアで、歯切れ良くエネルギッシュ。ちゃんと音楽を聴かせようという意欲が感じられます。ただ、如何せんツイータークラスの小径スピーカーだけに、低音はドコドコ言うだけで音に厚みなし。そこら辺、パッシブ・ラジエーター搭載の SoundCore の方が数段バランス良い音してますね。

また、どうしたって指向性の強い高音に寄りがちで、しかも元気いっぱいに鳴るものだから、「私はここよ!ここにおりましてよ!」と主張が強くって、背後で「なんとなく」流れていて欲しい BGM 再生装置として使うには少々耳障りでした。

そこで、本体を倒し、スピーカー上向きで使うことに。
これで問題はおおかたクリア。あとは上からフェルト布でも被せておこうかな、と考えているところ。

一方で、音が左右逆転し、天面の小さなボタン表記が上下ひっくり返って判読しづらくなる弊害があるのだけれど、どうせ BGM 再生ばかりで込み入った使い方はしないだろうし、それに CD 部のドアを開いた時の雰囲気が昔のレコードプレーヤー一体型コンポを思い出させて、少しほっこりできるメリットもあって、いっかな、と。

総じて。モノとして、あるいは用途面で満足できたか?と言われれば微妙なんですけれど、なんせ安価な製品ですもの。なんらかの妥協や工夫も必要よ、な一品と受け止めております。

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