LINKSTATION LS-WVL2.0TL/R1:ファン交換

動作音が耳につき始めたリンクステーション。先日の清掃と設置場所変更という暫定処置を済ませたわけですが。どうせなら、ファン交換まで済ませちまおうかい、と思い立ちました。

きっと、この手のファンは標準的な吊るしモノと同じだと思うのだけれど、コネクタや配線にヒトヒネリあったら面倒なので純正品(OP-FAN/LSW)を購入することにしました。このパーツ、私が使っている「LS-WVL」ではなく「LS-WXLシリーズ対応」と記されていたものの、続き世代で同じ筐体を使っているから(たぶん)大丈夫じゃねぇかと判断。ヨドバシの通販で2,000円弱、汎用品より数百円高いくらいですね。

マニュアルでは「指の爪で割ピンの芯を抜け」風のイラストが掲載されてましたが、あまりに硬かったのでラジペンで対応。芯だけじゃなく、ピンごとまるっと抜けてしまいました。

割ピン2本を抜いてカバーを外すと、ファンが出待ち。

嫌味なくらい、気高きホコリに溢れてました。

カバーは流しで水洗い。待つのイヤだったので、ドライヤーで強制乾燥。

新品ファンをコネクタに接続。コネクタの受けは少し奥まった箇所にあるので、ラジペンで仮止めして指先で圧入しました。

ファンを定位置にハメコミ、商品同梱の新しい割ピンでカバーを固定して、おしまい。

で、電源を入れてみると。

音が「ウィー」から「フィー」に変わった。そんな気がしないでもない。どうしたって磨滅が生じる回転モノなんて、新しいモノを使うに越したことはないので、信頼性が上がっただけでも善し。ま、いっか、であります。

LINKSTATION LS-WVL2.0TL/R1:静音対策

3年前に購入したリンクステーションの音が、近頃ミョーに気になってまいりました。ヴーという低周波の唸りに、ウィー系の軽い音が加わっているような感じ。

前者は、本体内部からの振動が棚板で増幅され、さらにそれが本体筐体に共振を与えている気配。後者は、HDD ではなくファン由来っぽい。ともあれ、棚の暗がりから下ろし、明るいところで観察してみたら、ゲッ、キタナッ

まずは筐体の外側からホコリを掃除機で吸い取り、続いて HDD を取り外してから内側のゴミを竹串で絡め取りました。もっとやるとなると、筐体からシャーシを抜き取らなくてはならないので、面倒だからココまで。

清掃後の清潔感あふるる姿。

エアフローが改善することで、ファンの稼動状況が落ち着いて静かになるかな、なんて淡い期待はモチロン期待はずれ。

で、あるならば、棚板側をどうにかしてくれよう。降りしきる雨の中、DIY 屋に出向いて購入したのは、3mm 厚のアルミ板と10mm 厚のスポンジ。

さっそく敷いてみる。軽い音が軽減し、全体的に音の出方がマイルドにはなったような気が、しなくもないような。筐体の共振を抑えることには成功したものの、棚板の共振を消すには至っていない感じでしょうか。

振動の発信源の位置を変えることで共振具合が変化することはママあることなので、設置場所を下から3番目から2番目の棚板に変更することにしました。結果としては、ずいぶんマシに。相変わらず唸りは生じているものの、ソコソコ減衰している印象。さらに、音の発生源が下に移ったことで、音が耳に直接入りづらくなったことも好影響を与えているのでしょう。ひとまず、これなら気にはなるけど耐えられなくはないレベル。残る改善ポイントは、冷却ファンの交換、か。ざざっと調べてみたら、バッファロー純正部品で約2千円でした。

ちなみに、エアコン嫌いの私の使用環境において、リンクステーションは3年ごとに壊れてました(今ので3代目)。今まで気にならなかった音が気になりだしたってことは、ぼちぼち買い替えても良い頃合いなのかも。改善するか新調するか、ちょっと悩ましいタイミングではありますな。ま、いずれにしても。保険で別の外付 HDD にデータをバックアップしておこうかな。いくら RAID 1(ミラーリング)で使っているとはいえ、HDD ではなく本体が壊れたら面倒ですものね。

Sofmap テリヤキバーガー・パソコン

iMac の Windows 環境が壊れたため、急遽 PC を購入するハメになりました。いまどき通販で済ませたいところではあったのだけれど、沖縄だと船便扱いになって予定を組みづらいのが、なんかイヤ。ということで、対面で納期確認ができる量販店で済ませることにしました。で、注文したのが、コジマで売られているソフマップ印のバーガーパソコン。県内に店舗を構えるコジマが、ソフマップと共にビックカメラ傘下になってコレ幸いな買い物であります。

しかし。このパッケージ・デザインはないだろう。Apple 製品の真逆だなぁ。注文から約10日後の受け取り時に、箱を台車に乗せて車までゴロゴロ転がしていく間、すごく恥ずかしかった…。

選んだのはミニタワーの「テリヤキバーガー」。最新カタログモデルで、第6世代 i5(6400)・8GBメモリ・120GB SSD + 1TB HDD で Windows 10 Home を搭載。リーズナブル価格でホドホド性能、拡張の余地を残したモデルですね。別売りとなるディスプレイを除き、必要なモノは一揃い。ブツ自体はマウスコンピューター製。

電源を入れる前に、増設するつもりだったメモリの型番確認のために開腹。マザーボードは MSI の H110M-S03。マウスコンピューター仕様っぽいです。

注文時に持ち帰っていた液晶をつないで、電源投入。初期設定ウィザードを進め、立ち上がったところでカチンときました。おのれ、箱のみならずデスクトップまでもかよ…。早速、設定変更。

パソコン初心者がソフマップ印のPCを買うとは思えないので、それを良いことに悪ノリしている気配がプンプンしますな。

前段で確認したメモリは、Kingston の KVR21N15S8/8 という DDR4-2133 8GB (288pin) でした。調べてみたら、幸い普通に出回っている商品。いや、最初はね、面倒くせーから PC 注文時にカスタマイズ願おうと考えていたのですけど、ムリだったのです。で、同じ製品ならデュアル・チャンネルが正しく機能するはずだし、ま、機能しなけりゃしないでもいっか、という緩い気持ちで単品注文。合わせて 16GB もあれば、事務処理メインであれば十分かな、と。

一方、ウチの事務所は土足であるばかりか、ケモノまでいるので、パソコンの床への直置きは避けたいところ。ぜってー、吸気口がホコリ詰まりしますもの。

そこで DIY 屋に出かけてアレやコレやを眺めつつ考えて買ってきたのが、8x8x10cm のコンクリートブロック4個。1個、35円のお値打ち価格(笑)。

そのままだとコンクリートの粉が舞い散りそうなので、以前、ネイキッドのオーナメント塗装で余らせていた水性スプレー塗料でコーティングすることにしました(ラッカー系塗料だとゴム脚が溶けるかもしれないですものね)。

その結果が、コレ。ブロックの下にはスポンジを敷き、筐体の足との間にボール紙を挟んでいます。少々工事現場っぽい雰囲気を醸し出していますが、安定性はバッチリ。筐体底面に穴は開いていなかったので、側面と背面のホコリ詰まりだけ注意しておけば良さそうです。

しばらく動かしてみた感想としては、割とサクサクいい感じ。そして意外に静か。WMV 変換を主眼とした映像系ソフトと動作検証用の各種 WEB ブラウザの他は、ほとんど何も入れていませんけどね。動画変換でイライラするようだったら、ビデオカードでも足そうかなとは考えていますが、少なくとも従来機よりはスペックアップしてるわけだし、ま、ソコまですることもないかなーっと。総じて、コストパフォーマンス的に満足できそうなマシンでありまするな。

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