QNAP TS-431P のセットアップ(完了目前)

昨年末、追加購入した HDD が滑り込みセーフ!で届いたので、新年を迎える前に NAS のセットアップを済ませることができました。以下は、備忘録レベルの急ぎ足にて。

4基の 2TB HDD が揃ったところで、RAID5 でストレージプール(スナップショット用を除外した実質的な保存領域は 5.3TB)を構築してからボリュームの割当(処理完了まで半日くらい覚悟)。

当初は、メインの共有ボリューム(約 3TB)と Mac 用の Time Machine ボリューム(約 2TB)の2つを準備したのだけれど、悲しいかな、作業用 iMac の MacOS X 10.9(Marverics)ではネットワーク越しの TimeMachine 利用が出来ないことが判明(USB HDD とオサラバしたかったのに…)。ボリュームの拡張はいつでもできるので、単純に Time Machine 用ボリュームを削除してセットアップを継続。

2台の Linkstation からのデータ移行は、Mac を介さずに NAS 間で直接実行。そうしておけば、Mac が居眠りこいても問題ないし、さらにログが残るので安心でもあります。

まずは、Linkstation の管理画面で各共有フォルダーの「公開先」で「バックアップ」を選択。必要に応じてパスワードを設定。

バックアップ指令は QNAP 側から出すことになります。権限違いが生じるとあとから面倒なので、保険で LinkStation のアカウントと同じアカウントを一式作成(admin 同士なら問題ないかもしれませんが)。その後、バックアップ先となる共有フォルダを「バックアップ元と同一名称で」作成して下準備完了。

「リモートレプリケーション > RTRR > レプリケーションジョブの作成」をウィザードに従って設定。バックアップ元は IP とフォルダ名で指定。なお、「サーバタイプ」は「Windows 共有(CIFS/SMB)」でしか機能しませんでした。

そして、バックアップ開始。果報は寝て待て

QNAP TS-431P のセットアップ(はまだ続く)

本日、初期不良だった Seagate IronWolf の交換品が届いたので、そそくさと QNAP の #4 ベイのハードディスクを交換してしまいました。ようやくセットアップを続けられるぜ、と思っていたのだけれど。

ボリューム構築してくれようとしたら、今度は #2 ドライブで警告が…。

「性能テスト」で簡易テストしたところ、SMART の自己診断で読み取り障害が検出されましたよ、と。2TB の IronWolf を追加ポチ。うーん、ちっとも先に進めない。

ちなみに #2 は、テレビ(REGZA 32ZP2)に2年半くらい繋ぎ、その後春先に購入した BD 録画機(REGZA DBR-T1008)に繋ぎ直して使っていた録画用外付ドライブ由来の HDD。実は、録画機での番組録画でコマ落ちが多発していたものの、コマ落ちの原因がドコにあるか調べる気力もなかったんで(録画機側はアンテナ信号不良と報告してた)、試しに録画用 HDD を交換してみることにして余らしていた代物だったのです。

なので、別の機械(NAS)で使えりゃ儲けモノくらいのつもりでいたとはいえ。QNAP の LED が通常状態のグリーン点灯してたから、イケると思ったんだけどなぁ。世の中、そうそううまい具合にコトは進みませんな。

QNAP TS-431P のセットアップ(に失敗する)

ちまちまと外付ハードディスクを分解して SATA600 / 2TB HDD をかき集めていたのは、新規 NAS 用ドライブの確保のためでした。これまでは、2ベイ(1TB ×2)仕様の Linkstation 2台で運用していたのを4ベイ仕様で一本化してやろうという算段です。

少数アカウントでミラーリング(Raid 1)して使う分には、2ベイの Linkstation でも十分なんですけどね。何せ2010年と2013年に購入したモノだから、さすがに仕様が古くさくなってきたのと、ミラーリングだとドライブが壊れたときにナンダカンダで復旧に丸1日費やされることもあり(過去に二度経験)、ぼちぼち Raid 5 以上で運用してみたいな、と思っていたのですよ。

新規 NAS に関しては、前述の通り必ずしもハイスペックでなくてよく、Raid 5 以上で運用できるならエントリーモデルでも十分。QNAP TS-431P にしたのは、安かったからってこともありますが、カタログ数値で比べる限り動作音が静かそうだったから、そしてファンが大きかったから、という理由もデカかったです。Linkstation の小径ファンは、「キ〜〜〜ン」と耳障りなときがありましたからね(のちに実際に耳にした TS-431P の動作音は「むぉ〜〜〜」て感じでした)。

つーことで、外付 HDD から抜き出した中古ドライブ3基と新品購入した Seagate IronWolf 2TB をカートリッジにネジ止め。

なんとなく年代順に格納することにして、#1: Barracuda(2013)、#2: Barracuda(2015)、#3: WD RED(2015)、#4: IronWolf(2018)と配置。

付属のセットアップガイドに従って、Mac に管理アプリをインストールし、NAS をネットワークに繋ぎ(管理アプリがハードを認識するまで結構待たされました)、ファームウェアをインストール&アップデートしてから、ドライブを挿入。諸条件を設定して(セットアップガイドの記述と微妙に異なる箇所あり)、あとは処理完了までイライラしながら待つのみ!

この NAS、起動や何やらのステップごとにビープ音が鳴る。やけに頻繁に、やけに長く。うるせぇなぁと思いつつ目をやったら、#4 ドライブの LED が赤点灯…。って、新品の IronWolf じゃん。五月蝿いビープ音とセットアップにやたら時間をかけている犯人は、あなたね!

セットアップ完了後に管理画面で #4 を確認してみたら「容量4TB」?? なんだそれ。気持ち悪かったので、いったん抜き出して Mac でフォーマットしてから QNAP でフォーマットし直してやろうと思い立ちました。そして USB 経由で Mac に繋いでみたところ、電源投入直後のスピンアップで「プー…プー…」と電話の通話中のような音がする。でもって、いろんなパターンで試してもフォーマットできない。ふとドライブ情報に目をやったら…

「容量4GB」?? 90年代のドライブか! …NAS の管理画面では単位を見間違えていたのですね。これはもう、明らかな不良品ですな。通販購入していたので、さっそく返品&交換手続き。ま、大量生産品だもの、しかたないやね。負のワン・オブ・サウザンドを引き当ててしまった、と。

これで年内業務で試運転する企みがおじゃん。この分じゃ、セットアップの続きは年末年始、かな。

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