AXIS Treet:セル・スイッチの清掃

先々週、タイヤ交換したときには既にセル・スイッチを押してもウンともスンとも言わなくなっていたトリートくん。いい加減、キックするのにも飽きてきたので、先週末に対処しました。

実はウィンカーが不整脈を起こしてもいたので、最初にバッテリーの電圧低下を疑い、作業始めに取り外して一晩充電。翌朝、チャージャーの診断機能によると「問題あるけど、使えるかもしれないよ」レベル。すごく、微妙。

バッテリーを充電している間に、ちょくちょく接触不良を起こしていたセル・スイッチを清掃。ハンドル部カバー周辺のプラスネジ6本を抜き、ツメを折らないように心がけながら前側からカバーを外す。どんな風に分割されるのかわからなかったから、保険で事前にミラーを外したのだけれど、今回はそこまでしなくてよかったかも。

続いてセル・スイッチ部のカバーを外す。縦辺左右4箇所のフックで勘合してました。ケーブルを固定しているタイラップをニッパで切断し、プラスネジ2本を抜いてスイッチをフリーにする。

【後日談】セル・スイッチ周りは、ハンドル部カバーを外さずとも抜きとれました

取り外したセル・スイッチは、接触不良を起こすたびに接点復活剤やら WD-40 やらを吹き込んでいたせいか、実に、汚い。ともあれ、接点復活剤で洗浄し、耐水ペーパー(#1000)で接点と周辺の金属部を軽くカラ研ぎし、WD-40 を吹いたあとキムワイプで軽く拭ってオシマイ。

そして翌日。充電を終えたバッテリーを取り付け、スイッチを押してみれば。
カチッ! カチカチッ! カチキュルッ! カチッ! カチカチッ!…

はい。ウンとかスンとか言うようにはなりました。バッテリー買い替え、ですね。

AXIS Treet:タイヤ交換

中古で購入してから2年が経とうとしているトリートくん。先週、当初から気になっていた摩耗したグリップを交換したわけですが、同じく気になっていたのが、やたらリアの踏ん張りが効かないこと。軽く荷重をかけただけで腰砕け気味になるのです。

リアのスプリングがサビサビだったこともあり、ショックの抜けを疑って状態の良さそうな中古部品を手配したものの、作業を面倒くさがって今に至っておりました。

そして、近ごろ状態が悪化。低速で狭い十字路を曲がる程度で、リアタイヤから「ギュニ!」と悲鳴が上がるようになりました。多めにエアを充填してやっても、状況に変化なし。たぶん、これ、ショックてかタイヤの問題。サイドウォールがヤレてるんだはず。

てことで、年末のダイハツ ネイキッドに引き続き、こちらもタイヤ交換と相成りました。今回履いたのは、前後とも DUNLOP RUNSCOOT D307(3.50-10″)。スクーター用タイヤの銘柄はよく分からないのだけれど、ごく定番のエントリーモデルらしい。自分で交換するのも面倒だったし、古タイヤの廃棄もあるから、バイク用品店で装着までお願いしてしまいました。

そして走り出してみれば。前後ともいい感じにグリップ。ちゃんとリアも踏ん張ってくれる。あれ? 中古ショックを買っておいた意味、なかった??

…まぁ、サビのないキレイな部品だし、その気になったらいずれ交換してやろう。うん。その気になったら。いずれ。

AXIS Treet:グリップ交換

本日はお日柄もよく、スクーターのグリップ交換を済ませました。

車両購入当時から摩耗が気になっていたものだから、速攻でスペアパーツを用意していたんですけどね。面倒くさがっているうちに2年経過していたと(笑)。

交換部品は、Amazon で購入したアイネットのハンドルグリップ 25602(パイプ径 22.2mm、全長 118mm)。

まずは左グリップをカッターを用いて、パイプを傷つけないように薄く徐々に開腹。

ある程度切れ目が入ったところでペンチでグリップをむしり取ってみれば、ハンドルパイプがサビてんじゃん。キャブクリーナーを吹いてウェスで汚れを拭き取ってから、真鍮ブラシで表層のサビを払い、赤サビ転換剤を塗布。

続いて右グリップを開腹。

右グリップの芯パーツには、グリップ勘合部の両端に滑り止め用と思しき突起がありました。

左グリップ部に塗ったサビ転換剤の乾燥待ちもあるので、まずは右グリップの取り付け作業に着手。キャブクリーナーで表面を清掃し、ボンド ウルトラ多用途 SU を芯側に薄く塗布してから、グリップを押し込んでいく。なのだけれど、半分ほど入ったあたりから滑りが悪くなり、作業が停滞する。

そこで、反対側に回ってハンドルを左にきり、右足をステップに載せ、ハラキリ・スタイルでグリップをじわりじわりと引き寄せてみたら、うまい具合に入りました。今回使用したサードメーカーのグリップには、芯の内側突起をしまい込む溝が入っていなかったので、突起に突き当たったところで挿入終了。

続いて左グリップ。滑らかな金属パイプ相手なので、こちらはスムーズに作業完了。

作業時間は左右で30〜40分くらい。今回使用したボンドは、実用強度まで3時間、完全硬化まで24時間かかるようなので、感触は明日あたりに確認しようかな。

しっかしまぁ。以前の郵政カブのタイヤばらし作業同様、最後にバイクのグリップ交換をしたのって前世紀の話ですもの。コツなんて、すっかり忘れてましたわい。

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