BenQ PD2700Q が届く。

ベランダで負のスパイラルに陥っている間に、新規購入した BenQ の27型WQHDモニタ(PD2700Q)が届きました。第一印象は、箱デケェ。このモニタ、スイベル機構つきでして、開梱したら縦画面状態だったのが新鮮でしたよ、と。

このモニタを選んだのは、標準状態で今以上の情報量を適度な文字サイズで表示できる非光沢の大画面で、かつ色に信頼を持てそうで、かてて加えてホドホド価格だったから。色に信を置きたいならナナオを買え!ってところでしょうが、EIZO の液晶って高いんだもん。

モニタ接続ケーブルも同梱されていたので、ようやく Mac mini の動作確認とスペック確認(整備済みカスタマイズモデルの通販品だったもんで)が取れました。万事オーケーです。

27型の WQHD(2560×1440px)は、現在の作業マシンである 21.5型 iMac(1920×1080px)と比べ、計算上は文字サイズが約95%(面積だと約90%)小さく表示されることになります。老眼と近眼が一緒に来ちゃった私にしてみると、その点がチト気がかりだったのですが、まぁ、許容範囲内。春先まで動いていた 15.4型 MacBook Pro(1440×900px)に比べれば、マシってもんです。それにやっぱ、非光沢は目に優しいわ。

作業用 iMac の OS が Mavericks(10.9)であるのに対し、Mac mini にインストールされていた OS は、Mojave(10.14)。バージョン番号の差にも感ずるところはあるのですが、なんせ OS のイメージ画像が海から(山を飛び越えて)一気に砂漠ですもの。思えば遠くに来たもんだって印象が強いです(笑)。Catalina(10.15)へのバージョンアップは、しばらく見送るつもり。

さて、どうせ作業環境の移行には時間がかかるから、テキトーなときに進めましょうかね。未だ外部 GPU ケースの納期が見えない状況でもありますし。

DAIHATSU NAKED:秋補修#10 いろいろ塗って、失敗もする。

昨夜までに下準備を済ませておいた部品達の塗装。

ワイパーアーム3本は、Holts つや消し黒を直塗り。特に問題なく仕上がる。

ドアミラーは、ミッチャクロン塗布からの Holts つや消し黒。こちらも問題なく仕上がる。

シートバックパネルでは、残り少ない染めQプライマー(その控えでミッチャクロン)と、染めQのブラックとダークグレーのチビ缶を用意。前回使ったロイヤルグレーが少々明るすぎた感があったんで、今回はトーンを落とすつもりでいたのです。なんでチビ缶かといえば、たまたまブラックの未使用品が手元にあったものだから、上からダークグレー(チビ缶専用色)を重ねてやれば丁度使い切れるんじゃね?という至極ノーテンキな考えから。

ところがですね。最初にブラックで足付け塗装をしてみれば、助手席と後席片側のトレイ2点を塗ったところで怖いくらいに缶が軽くなる。必要な量を見誤ったか。これ、3点目の足付けで絶対なくなるぞ。しかも、この分じゃダークグレーを重ね塗りするにしたって、中途半端になりそうだぞ。おまけに、後席の真ん中は塗料がシミのような広がり方してるぞ。…どうしよう。

そうだ。シミができた後席は、このまま黒の残りで仕上げれば目立たなくなるんじゃないか? でもって、まだ塗ってない後席の片割れには Holts つや消し黒を使えば、黒並びで違和感は少なかろう。黒で半端に足付けされた助手席も、ダークグレーを全量塗布すれば問題なかろう。そうだ、きっとそうに違いない!

だがしかしけれども。染めQブラックの残り全量を費やしても、シミができたトレイは整わず。そして、Holts つや消し黒を足付け塗装したトレイにも、同じようなシミが発生。

このシミったれた箇所は、昨夜、滑り止めゴムマット痕を除去しようと両面テープ剥がし剤を塗布してこすったところっぽい。てか、それ以外の場所も今までに見たことのないような塗料の偏りが見られたので、たぶんというか確実に、そもそものところでプラサフを使って表面をリセットしてやらなアカン状態にあったのでしょう。

なんかもう、テンションがダダ下がりになってきたので、助手席パネルの塗装で気分転換を試みる。そして上辺にダークグレーを一吹きしてみれば、私の解釈ではニュートラルグレーと呼ばれる色が出てきました(写真では分かりづらいかも)。確かに過去の経験からして、染めQってプラ塗装では明るめに振れる印象があったんですよね。って、それなら本番前に裏面で色確認しとけよ、オレ。

ム… ソウカ。今日はオレの日ではないのだ。というコトが分かったところで、とてもとても中途半端な状態なのだけれど、負のスパイラルを延伸してしまう前に作業中止(キッパリ)。

てなことしてる間に夕暮れてきたので、外した部品たちをソソクサと車両に戻す。

そして小汚く塗られたシートバックパネルを俯瞰してみれば。うーん、やっぱ、余りに黒味が強いと地味というか重いよね。失敗して良かったのかもしれん。今度は自動車用スプレーのグレー系から選ぼうかな。だけど、そのうちね。また気分が乗ってきたらね。しばらくは、なんかもう、このままでイイヤ(笑)。

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DAIHATSU NAKED:秋補修#9 いろいろ部分処理する。

ひとしきり汚れを落としたあと、個々の処理に着手。

まずは、シートバックトレイ。強力両面テープ剥がし剤とヘラで、残されていた風切り音防止テープを責め立てる。ついでに、同テープの粘着材の残骸も責め立てる。かてて加えて、点々とついていたゴム製滑り止めマット痕も責め立てる。

ただし。両面テープ剥がし剤って、つまりは溶剤なので、水性塗料の塗装面はおろかトレイ自身(PP)まで冒します。取扱注意、にて。

両面テープ剥がし剤で溶解してベトベトした箇所を無水アルコールで拭き取ってから、耐水ペーパー(#600)で劣化した塗面を削る。

過去の塗装では、染めQ(水性)で塗ってから、シャーシーコート クリア(水性)を上塗りしていたのですが、そのクリア層を剥がせれば良いかな、くらいのつもりで研ぎました。シボ加工の凹みやボス穴に塗料が残ってても、無視無視。だって、完璧を狙うと面倒なんだもん。

続いて、ワイパーアーム3本を、シートバックトレイで使用済みの耐水ペーパー(つまりは#600以上?)でザザっと研磨。

ただし、リアワイパー上面のサビが広がっていた範囲はキッチリ磨き、サビ取りクリームを処方。さらに、研磨。

そして、ドアミラーのマラカス化の原因は、内部で崩落していたサビ。音の違いは、崩壊具合の差。いやもう、驚くぐらい、サビが出てきました。

特にカラカラと鳴っていた右ドアミラーは、ボルト穴から出てこないサイズがゴロゴロ。もう、シェイクして、顔が見えたらラジペンで砕いて排出しての繰り返し。本来は板状をしていたらしき形跡があったので、何らかのステーだと思われます。まぁ、これまでコンナ状態で走っていて不都合はなかったので、実用上の問題はないものと期待したいところですが…。

最後に改めて洗浄したところで、日が暮れ始めました。ホントは保安部品だけでも、本日中に塗装まで終わらせたかったんですけどね…。ドアミラーのサビ摘出に思わぬ時間を費やしてしまいましたとさ。

いや、待て。金属面が露出しているリアワイパーだけでも、プラサフがけしておこう。うん。

てことで、今度こそ日没サスペンデッド。
さて、明日は何から作業したものか

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