AVラックの底板を補強する。

2009年、沖縄に越した時に購入したニトリのテレビ台セット。もともとは3点セットでL字に組んでいたのだけれど、その後の県内引っ越しの際にコーナー家具を廃棄して以来、一文字で使用中。

この商品、一応は AV ラックの装いを呈しているものの、ガラス扉のついた収納庫は、AV 機器を納めるには奥行きが足りないわ熱が籠るわで、背板をカッターで切ったりドリルで穴を開けたりする処置が必要でした。かてて加えて底板がヨワヨワで、光学ドライブやハードディスクが稼働すると反響で唸りを上げることしばしば。そこらへん、お・値段相応、ニトリだったのです。

やがて購入から13年が経過。さいきん AV ラック周辺を整理してやろうモードに入っていたので、思い出したように、底板を補強してやることにしました。ひっくり返してみたら、梁の上にベニヤ板を渡した不思議な作りになっている。底板は、うっすい化粧板一枚っぽくて、ベッコベコ。

先日、隙間収納を作った時に、ついで買いしていた 10×15mm ヒノキ角棒を当ててみたら、10mm 側ならベニヤの囲いの下に潜らせられることが分かって、一安心。

まず、短辺に補強材4本。

短辺の補強材の間に、短冊状に切った角棒を挟んで井桁にする。

それから、細切れとなっている長辺パーツを覆うよう、長めの角棒を配置。

してからに、全ての部材を木工用ボンドで接着。一通り組み終えたら、上から荷重をかけて圧着。

ボンドの完全硬化には24時間かかるそうなのだけれど、こんなデカブツが床に転がっていると邪魔くさいので、1時間半ほど経って半硬化した段で家具を定位置に戻し、養生中の底板以外の場所に納めるべきものを納め、完全乾燥を待つことにしました。

で、効果のホドですが。軽く押した限りでは、ボヨヨンボヨヨン!から、カッチカチやで!レベルまで剛性アップ。素晴らしい。こんなことなら、もっと早くに処理しておけばヨカッタ…と思ったところ。

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