motoGP: パシフィックGP(もてぎ)

見に行きたかったけど、結局BS1でテレビ観戦となりました。

玉田のポール・ポジションには驚かなかったけど、ホプキンス(スズキ)の2位スタートはビックリしたなぁ。ここ数年、ぜんぜんパッとしないスズキ党の私としては、ものすごーく、レースに期待したんだけど、なに、あれ。スタート直後の多重クラッシュでスズキ勢が全滅。そればかりか、ビアッジをはじめ有力ライダー計6名がリタイア・・・。

日本開催のレースって、日本人ライダーがいいポジションにつきながらも、途中でリタイアするという印象が強かったので、あの多重クラッシュに日本人が一人も巻き込まれなかったのは奇跡的という気がいたしました。と、思ったら、4位走行中のノリック阿部がマシントラブルで、そしてスポット参戦の宇川が転倒で相次いでリタイア。さすがベテランたちは押さえるツボを分かっておりますなぁ。

中位グループまでの厳しいレース展開の中で、なんとなくホノボノとした雰囲気を醸し出してくれたのは、WCMから初大排気量マシンでレースに参加した、リストラ宇井41。長い経歴の中で2ストロークの125ccしか乗ったことのないライダーに、4ストロークの1000ccマシンを預けるとはまた、ずいぶん無茶させるなー。結果は当然のごとく最下位だったわけですが、完走はエライぞ。

終わってみれば、1位玉田、2位ロッシ、3位中野。多重クラッシュのおかげなんだろうけれど、それでも中野とカワサキのmotoGP初表彰台というのは嬉しいですね。ランキング2位のジベルナウは6位。ロッシとの差が40ポイント。うーん、きまっちゃったかなぁ。次回以降、意地を見せてもらいたいところです。

しかし、スターティング・グリッドで中山エミリがレースクイーンよろしく傘を玉田に差し出していたシーンには笑いました。完全に他局の宣伝状態ですもんね。担当ライダーが1位だというのに、中山エミリに美味しい所をもってかれたレースクイーンには同情票、1。心中おだやかではなかったろうなぁ・・・。 

Copyright ©2024 新たまねぎ小屋 All Rights Reserved.