レンズプロテクターと、気まぐれにフードを買う。

先だって購入した DAL 50-200mm にプロテクター・フィルターをつけてやることにしました。その買い物ついでにメタルなフードも合わせポチ。

DAL 50-200mm 用のフィルターは、ケンコーの MC PROTECTOR NEO(49mm)。SP コートされてないレンズを剝き身で使うのに抵抗があったので買うことにしたものの、所詮は中古のキットレンズだから安いのでいーやと(笑)。

フードを逆被せした時、フィルターが突き出てキャップしやすくなる福音つき。

ついで買いしたフードは、ハクバの標準レンズ用メタルレンズフード(67mm)。

smc A 35-105mm F3.5 用に、と。

だがしかし、このフードを取り付けると、もともとレンズに付けていたレンズキャップが使えなくなることに後から気付きました。2種類のキャップを試してみたけど、どっちもダメ。フードの奥側に溝がなく、キャップのツメを受け止められないのです。

教訓:商品説明文には、事前にキチンと目を通しましょう。

やむなく 77mm の純正レンズキャップを追加購入。

K-S2 に取り付けたところ。カタチと質感は悪かないけど、鈍く黒光りする仰々しいレンズが、さらに仰々しくなりました。

いやね。このレンズ、今まで活躍の場がほとんどなかったものですから、たまには連れ出してやろうか、という気になっていたのです。そんな気分に煽られてのフード購入でありましたとさ。

なりゆき試し撮り(smc DAL 50-200mm WR 篇)

先週届いた DAL 50-200mm WR を K-S2 につけ、ぶらぶら試し撮りしてきました。

広角端。DA18-55WR 同様
細かい所はザワつき気味。
PENTAX K-S2 / smc DAL 50-200mm F4-5.6 ED WR
50mm, f8, 1/125, ISO100, -0.3EV
中域。少し硬くて淡白だけど、
雰囲気は DA17-70 寄りかな。
PENTAX K-S2 / smc DAL 50-200mm F4-5.6 ED WR
72.5mm, f8, 1/125, ISO100, -0.3EV
望遠端。これだけ寄れれば充分です。
50mm での同じ被写体の例はこちら
PENTAX K-S2 / smc DAL 50-200mm F4-5.6 ED WR
200mm, f8, 1/250, ISO100, -0.3EV

腰を据えてじっくり撮影する気構えがないと、望遠レンズを MF する気には到底なれませんな。よって、本日はギュインギュイン言わせて AF 任せ。ちょっと耳障りだけど、フィルムカメラでワインダーを使っていると思えば、そんなものかと。

キットレンズゆえ、一般的には初めてのカメラで最初に使われる類のレンズでしょうけど、私の場合は一回りして戻って来た感があります。機動性と耐候性と価格の面で、多少ラフに扱うことになっても気にしすぎることのない、悪かない存在だと思いますよ。

smc PENTAX-DA L 50-200mm F4-5.6 ED WR

ごく、たまーに、望遠レンズが欲しいな、と思うときがあります。気分的には DA★ 200mm。でも、高い。かといって、ミドルクラスの 300mm ズームだと、画質は担保できそうだけど半端に高くて半端にデカイくて、しかも暗い。となると、費用対効果含めて割り切り易いのは DA 50-200mm WR の中古品か…。ホッソリとした HD DA 200mm F4 WR なんてシロモノが、ホドホド価格で存在すればいいのに。

なんてことを考えていた、そんな折。キットレンズ DAL 50-200mm WR の別売フード付中古品が、送料込みで約8千円という、大変お求め易い価格で売られていたのを目にしてしまった訳ですよ。ほんとにねぇ。困りますねぇ

WR の証の赤いOリングと、
DAL の証のプラマウント。

単品販売レンズから省かれているのは、フード、クイック・シフト・フォーカス(QSF)、前玉の SP コート、そして距離目盛。目盛を省くんかっ!と割り切りの潔さにミョーに感心したりして。

3月に荒天用レンズとして中古購入していた DA 18-55mm F3.5-5.6 AL WR との比較。50-200 の方が若干長くて重いけど、収納時の存在感はほぼイコールです。

DA 17-70mm F4(中央)と、おまけで A 35-105mm F3.5(右)も並べてみた最伸長時の比較。いずれも望遠端で、A はマクロ位置です。

太さは、明らかに 50-200 が細いものの(だってフィルター径が 49mm と 67mm ですもの)、伸ばした時のかさばり方は似たようなものですね。いささかフードがデカイってこともありますが。

K-S2 につけたところ。18-55mm よりも少し長い分だけ、手が大きめの私にはフォーカスリングに指をかけやすいです。それに 18-55mm に比べればズームリングが重いこともあって、ピント合わせしようとしてズームリングまで動かしてしまう、ということは起こりにくそう。いや、QSF がないなら MF で使えばいいやと考えていたので、結構重要だったり。

言うまでもなくフォーカスリングはスカスカ。思いのほか回転角が大きくて戸惑いました(なおさら距離刻みが欲しい…)。滑り止めラバーの指がかりの良さに救われている感じでしょうか。

使ってみての印象はこちら

※7年後、HD DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE を購入しました。

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