60cm水槽:暴君、世を去る。

事務所の60cm海水魚水槽の立ち上げ当初から暮らしていた、ミスジリュウキュウスズメダイ。

成長するに従って、その凶暴な性格に磨きがかかり、ここ数年は独房に入れられたり(脱走に失敗したり)…

出所後もパーテーションで行動範囲を制限されたりと、まぁ、申し訳ないけど不自由な生活を送っていただいてました。

そして今朝、ほぼ9年の生涯を終えました。南無阿弥陀仏。
今にして思えば、一昨日あたりからエサの食いつきが弱くなってたんですよね。

そして、東西を隔てていた壁が取り去られました。

喜ぶ市民たち。急に活動領域が広がったばかりか、水流までもが強まって(Hydor コラリアナノをミスジ区画に取りつけていたです)、右往左往しているというのが実情でしょうけど。

それにしても、頑健だったミスジの死因は何だったのか。残されたカクレクマノミとニセモチノウオの状態は悪くなさそうに見えるんだけど、しばらく注意しておくといたしましょう。過去にあった、白点病の集団罹患の再現は勘弁して欲しいところではあります。

60cm水槽:8ヶ月ぶりに外部フィルターを洗う。

ちかごろ外部フィルター(EHEIM Classic 2215)の水流が弱まってきた感があったので、久々に清掃してやることにしました。思えば、夏前に白点病が蔓延した時に洗ったのが最後だから、実に8か月ぶり…。ということで、徹底的にやらなくっちゃ。

水流が弱まったときって、ろ材の目詰まりよりもホース内の藻類繁茂の影響が大きいような気がしています。実際、写真の通りでしたしね。

かといって、新しいホースに取り替える気もなかったので、ブラシでゴシゴシ藻類退散!

スッキリ。

粗目と細目のフィルター2種を新品交換、ろ材も半量交換し、イソギン吸引防止でストレイナーに被せていたフィルターまでも交換。ついでに蛍光管も1本替えて、やりきった感あり。

住人たちは元気です。去年の9月に隔離小屋から脱走したミスジリュウキュウスズメダイは、新参者のカクレクマノミとスカンクシュリンプをトコトンいじめ抜いておりました。挙句、すっかり負け癖がついてしまったカクレは、ニセモチノウオにもいじめられタマイタダキイソギンチャクからも追い払わられ…。やがてスカンクシュリンプまでも姿を見せなくなってしまったため、10月頃にミスジを再隔離しました。ミスジを隔離しようと水槽内を網でワサワサしているうちに、全てのサカナが人間嫌いになってしまい、とても寂しい気分…。なので昔の写真を掲載。

クリーナーとして雇っているマガキガイが冬場に相次いで☆になっていたので、本日2個体追加。早速ツマジロサンゴヤドカリが品定めしておりました。

…ヒトに怯えずに被写体になってくれるのは、甲殻類と貝類のみ、か。ちぇ。

60cm水槽:ミスジ、脱獄に失敗す。

出勤して、水槽を囲っていたカーテンを開けたら、
パタパタもがく音がする。

はてな?と思って見てみたら…
ミスジリュウキュウスズメダイが網にかかってました。

エラを挟まなくてよかったねぇ。
さもなきゃ死んでたよ、あんた。

ボチボチ頃合いかなとは考えていたので、これを機に隔離小屋から解放。
一ヶ月半に渡るお勤め、ご苦労さんでした。

そしてすぐ、他のサカナとエビたちを蹴散らしはじめましたよ、と。

事前にカクレクマノミがタマイタイソギンチャクに馴染んでくれていて助かりました。いや、助かったのはカクレ自身なんだけど。

ニセモチノウオは、テキトーに対処してくれてます。
スカンクシュリンプは、隠れがちになってしまいました。

ま、おおよそ予想通りの展開でございましたな。

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