おおよそ出来上がった TIGER I を MAT(Monster Attack Team)仕様にするにあたり、イロイロ頭にアイデアが浮かんだものの、一方でイロイロ面倒になっていたので(笑)、ごくごくシンプルな表現に留めることにいたしました。
何にしたって外すことができないマットチームのロゴは、エレコムのタトゥーシール(透明)を利用することに。Adobe Illustrator で元絵を作ってからミラー反転、そして顔料インクのプリンター(EPSON PM-4000PX)で印刷ベースシートに出力。
粘着剤シートを重ねて圧着し、形状に応じて切り抜いたらモデルに仮当て。そして水で軽く濡らし、頃合いになったらシートをズラして取れば完成。
テストしたり間違えたりで、本番までに印刷から貼り付けまで3回繰り返したところで分かったことが何点か。まず、出力後に粘着剤シートを圧着する際に角のあるモノで強くこすると、粘着剤ごとインクが動いて滲んだ様になることあり。そして、仮当ての際に押し当ててから微調整しようとすると、これまた滲みます。そこらへん、ご注意を。
他の怪獣退治の専門家チームにしなかったのは、もちろんミリタリーちっくな世界観に MAT が一番似合っているということもあるのだけれど、ユニフォームのシンプルさも後押し。過去に組み立てたスタッフカー付属のドライバー3体と、タイガー付属の戦車長1体を塗装。3体のドライバーのうち、デキが良い1体をオモテに出すことしました。
スタッフカーのドライバーは、座席に接着しやすいように背中から尻にかけてボコっと穴が開いています。そこで外に出した隊員の背中には、タイガーの余った部品で無線付きの背嚢(ぽいもの)を組み立てて背負わせておきました。
これにて、一件落着。
なんかもう、一生分のプラモを作った気分(笑)。