読谷で汲んだ海水を片手に事務所に足を踏み入れみれば、昨日第2水槽に入れたばかりのタマイタイソギンチャクに、小さい方のクマノミ(小クマ)が入ってました。過去の第1水槽で、カクレクマノミ3個体×イソギン2個体(サンゴ&タマイタ)の組合わせ(約8ヶ月間)でダメだったのに、こりゃまた、あっさり。
目出たい気分で水換えを行っている間に、その騒ぎで大きい方(大クマ)も入居♪ でも、作業が終わった途端に、大クマが小クマをイソギンから追い払ってしまいました。そればかりか、イソギンが活着しているライブロック周辺を領地と定めたらしく、周囲の巡回まで開始。んー、悪いことしたな、小クマ。ま、ここで優劣がキチンとついて性転換&ペア化してくれれば、それで結構毛だらけなんですけどね。
ともあれ、クマノミたちのタマイタ住居(兼避難小屋)への入居が確認できたので、第1水槽から隔離処分中の暴君ミスジリュウキュウスズメダイ(大ミスジ)を第2水槽へ移す準備を済ませました。って、第1水槽に取付けたサテライトボックスから、30cmの小水槽に移しただけですけれど。なんせ、ボックスの外をスッと横切るデバスズメに盛んに攻撃しようとするくらい気が荒いので、誰も居ない・誰も見えない独居房で、一週間くらい気を落ち着けさせようかという算段です。まぁ、いくらなんでもイソギンに入ったクマノミを襲うことはないでしょうが。
仕事を終え、事務所の電気を消したときにクマノミたちの様子を観察してたら、下の方で寛いでいる大クマを脇目に、小クマが上の方にちゃっかり入りました。
ん。よかよか。そのままくっついちゃえ。
					
今を去ること文化の日、第1水槽のバックスクリーンを第2水槽で良さげに思えたコトブキ工芸の透過ブルーの物に張り替えました。デバスズメの色が映えてキレイなんだけど、今度はルリヤッコが背景に溶け込み気味(思えば当然)。
一方こちらは、やはり文化の日のミズタマハゼ。火曜・水曜と続けて日中の間、隠れ家から顔を出さなくなっていたのです。水曜夜になって現れた姿を見たら、痩せている上に左のエラから頭部にかけて隈取りのように血管が浮き出ているではないか。秘孔を突かれたのでなければ病気の可能性が高いので隔離しようと思ったものの、今の状態で興奮させるのは好ましくない様にも思え、ひとまず隔離水槽を準備するに留めました。そして木曜日、明るいうちに隠れ家ごと網ですくって隔離水槽へ。
そして今日。気分的に即対応してしまったのが、立ち上げて僅か1週間の第二水槽へのイソギンチャクの導入。水槽の容量に対してオーバースペックな濾過装置をつけているから大丈夫だろー、という思い込みが拠り所。
昨日、第二水槽用に通販で手配していた「マメスキマー3」が届きました。センスが良い、というよりも、今となってはTENGA的なイヤラシサを感じてしまうパッケージかも(笑)。
設置したところ。
一方こちらは、面白半分についで買いしてしまった、hydor「フロー」。水中ポンプの排水口に取付けて水流にウネリを与える、回転式ディフレクターという代物。
ピコ エボマグ600 に取付けたところ。思ってたよりデカイ。しかも、その姿はマメスキと違った意味でイヤラシイ(!)。
第一水槽に実装したところ。